TNC-20と同じく TARP TNC-2 のクローンTNCです。
TNC-20のAFSK 1200bpsに加え、
HF用のAFSK 300bpsモデムを内臓しています。
改造すれば、TNC-20H/HRでもUIDIGIを使用可。(ページ下部にリンク)
- フロントパネル
- マイク端子
- リアパネル
- RS-232C端子について
- Radio端子について
- EXT-MODEM端子について
- DC 12V端子について
- 底面設定スイッチについて
TNC-20H/20HRのマイク端子について
TNC-20H/20HRのRS-232C端子について
D-Sub 25pin メスがある。
接続には25pin オスのストレートケーブルを使用。パソコン側は D-Sub 9pin メスの場合がほとんど。
Pin 番号 | 名称 | 内容 |
1 | FG | ケースグランド |
2 | TXD | パソコンから周辺機器向けデータ信号 |
3 | RXD | 周辺機器からパソコン向けデータ信号 |
5 | CTS | 周辺機器からパソコンへの制御信号 |
6 | DSR | +10V pull UP |
7 | SG | アース(Signal Grond) |
8 | DCD | +10V pull UP |
20 | DTR | 周辺機器のデータをパソコンが受信可能かを知らせる信号 |
TNC-20H/20HRのRadio端子について
MH 5ピンコネクタで接続。
リアパネル側から見て 左が5番。右から1番。の並びです。
Pin 番号 | 名称 | 内容 |
1 | AFSK OUT | マイク入力 |
2 | GND | グラウンド。アース |
3 | PTT | PTT端子と接続 |
4 | AFSK IN | SP端子やDATA端子のAFSK 1.2k OUTへ |
5 | SQ | スケルチ信号端子 |
TNC-20H/20HRのDC 12V電源端子について
TASCO社製 TNCに多い事ですが、一般的なDCプラグの極性と真逆です。
中心部がマイナス極性。
外側がプラス極性です。
DCプラグは秋月電子通商さんでも扱っている
2.1mm DCプラグ(¥30~60位)が使えます。
TNC-20H/20HRの底面設定スイッチについて
RS-232Cの通信速度と、RF上の通信速度を設定します。
Pin 番号 | 名称 | 内容 | 初期 | 推奨 |
1 | RS-232C通信速度 内、どれか1つ | 300bps | ||
2 | 1200bps | ● | ||
3 | 2400bps | |||
4 | 4800bps | |||
5 | 9600bps | ● | ||
6 | RFボーレート 内、どれか1つ | 300bps | ||
7 | 1200bps | ● | ● | |
8 | 9600bps | |||
9 | HF / VHF | HF(300ボー)/VHF(1200ボー)切り替え | ||
10 | Loop TEST | ループテスト切り替え |
※ HF帯で300bpsを運用する際は、6番と9番を ONにして運用します。
※ 8番ピンは実在しますが、使用出来ません。
参考ページ
- http://home.att.ne.jp/yellow/mikawaya/pkt/tnc/20h/20h.htm - ちわぁ三河屋です
- Restore TNC-20Hの巻 - 改造すればTNC-20HでもUIDIGIが使えます。改造すると元のROMには戻せなくなります。
- TNC-20HのUIDIGI化改造 - jm7muu.com