ノルディック=ノルシュタイン

Last-modified: 2020-09-03 (木) 00:10:39

ノルディック=ノルシュタインとは、「誰のキャラデザだゲーム」で生まれたキャラクターである。

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立ち絵

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差分はこちら
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基本情報

スペル:Nordic Norstein
年齢:14歳
人種:ドイツ人
種族:人間(ヒューマン)改造人間(サイボーグ)
誕生日:7月30日
星座:しし座
身長:150cm
体重:45kg
血液型:B
一人称:「僕」
愛称:「ノル」、「ノディ」
好きなもの:幸福
嫌いなもの(こと):生まれや年齢で決めつけられる事、悪い癖(金持ち自慢や年齢相応の幼い言動等、辻褄を合わせる為に演技をしてしまう事)
住んでる所:帝城ディアマント
たい焼き:頭から食べる派
元ネタ:名前の由来…ノルディック(北欧の英語表記)、誕生日…ビスマルク(プロイセン及びドイツの政治家)の死亡月日
Twitter紹介ツイート:こちら
備考:新規派生キャラ

帝城ディアマントについて

一つの城のような景観の広大な都市。莫大な資産と優れた機械工学の技術を有する。国民の幸福を第一に考えており、その維持の為にはリスクを顧みない。それ故に他国から危険視される事もある。

キャラ概要

別名『ダイヤのキング』。幼い頃から英才教育を施され、父であるバルトルト=ノルシュタインの死後、弱冠14歳にして王になった少年。身分を重んじる傾向が強い他のノルシュタイン家系の者達とは異なり、貴族出身でない者に対しても丁寧に応対する。武器は他者の精神を操作し、扇動や催眠を施す能力。

人当たりが良く優しい性格だが、無意識に家柄自慢をしてしまう癖があり、本人はそれを恥じて直そうとしている。父の事を尊敬しており、時折彼が生きていた頃を思い出して寂しげな顔をする事があるらしい。

彼は今日も愛する国民に宝石の様な笑みを振りまき続ける。幸福とは相反する、破滅願望という仄暗いひび割れを隠す様に。

ノルディックの正体(ネタバレ折り畳み)

彼はサイボーグ技術によりほぼ完全に不老不死の肉体を得たバルトルト本人。60年前、彼が32歳の頃、流行病により次々と国王候補だったノルディック家の兄妹が死亡した。5人居た上の兄3人と妹を亡くし、死を恐れた彼は戦争を代行する機械兵の技術を応用して自らを被検体にし、禁忌とされる施術に成功した。事態が終息する頃には望んでいた永遠の命を得る事が出来て安堵した彼だったが、最愛の妻を寿命で失った事がきっかけで孤独を恐れる様になり、表向きは病死という皮肉な形でバルトルトとしての生を終え、再び施術により14歳の頃の姿に肉体を改造してノルディックとして生きる事を決意した。上述した破滅願望の理由は、今の彼にとっては呪いの様な肉体が原因である。また、子供の頃の姿に姿を変えたのも、単に正体を悟られない為だけではなく己が最も幸福だった頃に戻りたいという切望故である。

彼は今日も国民の幸福を願いながら生きる。もう彼自身には何が幸福で何が幸福でないかを理解する事が出来ないのだから。

この先、極一部の一族関係者のみが知り得る機密情報につき他言無用

バルトルトは偽名を使い、顔も少し変えながら何代目かの王になり続けた。そして再び"バルトルト"の名を用いた世代の頃、彼はある事に気付いた。何人目かの妻との間に生まれた実子である"ノルディック"は若い頃の自分と瓜二つなのだ。心身共に疲弊していた彼は、"バルトルト"の死後3日後となる"ノルディック"の14歳の誕生日にある計画を実行した。

"バルトルト"は死んだ。戦争を好まず、人々の幸福の為に生涯を捧げた国王の死は多くの民を悲しませた。葬儀は身内間のみで慎ましやかに行われた。"ノルディック"も深く悲しんだが、それでも敬愛する父の背中を追う為に王になる事を決心する。"ノルディック"の母は、悲しみを乗り越えて成長していく息子の事を愛し、共に歳を重ねていける事を嬉しく思った。

ノルディックの即位式が行われたのは彼の誕生日。玉座に腰掛けた彼の姿は、生前の心優しい元国王の生き写しだと民衆達にも家臣達にも一族の者達にも祝福された。これからは王としての自覚を持ち、より自分を律して生きよう。金の王冠は、そんな生まれ変わった彼の未来を祝う様に誇らしげに輝いていた。

一方、家臣に呼ばれた"ノルディック"はその場で眠らされ、苦痛を感じない様に細工を施された上で『幸福な王子』という名の機械の動力源として今も生かされ続けている。

幸福には優しい嘘が付き物だ。血も涙も流す事なく得てこその幸福なのだから。