基本設定

Last-modified: 2022-07-11 (月) 13:46:28

世界観

多くは実体のある正史世界(メイン)平行世界(アナザー)の2つの世界を軸として存在し、これらに付随する形で虚構世界(フェイク)電脳空間(サイバー)と呼ばれる実体のない2つの世界が存在する。大半はアーカーシャ(アカシックレコード)と呼ばれる超次元システムにより時空の壁で区切られ、通常は行き来が困難とされている。

正史世界(メイン)

主に神族達が住む天界、魔族達が住む魔界、人間達が住む人間界、死神達が住む冥界の四世界で構築される。それ以外の世界については折り畳み項目を参照。

上記以外の世界

心象世界(アストラル)
…個人の記憶や思考により構築された実体を持たない世界。持ち主の精神状態で変動する。一部のキャラの作品内に登場する。

概念世界(シナリオ)
…個人の一生を一単位として創造する世界。モデルとなる存在の死により世界そのものが消滅するという特性があり、不安定な存在。特定の存在しか創造する事が出来ない。世界のバランスを保つ為の機構として概念獣(ウェザーコック)という擬似生命物体を用いる場合もある。
(例)『フラン』

該当作品:「Prologue of Tragedy~少女と本と魔導学校~」、「Franken Steins」、「REAPER」、「てんまか!~天界魔界大戦~」、「エクス学園は今日も晴れ」、「御霊草子」、「Bad Cherry」

平行世界(アナザー)

正史世界と鏡合わせの様な位置にある世界。正史世界に存在する種族が存在しなかったり、その逆もある。アーカーシャによる強固な時空の壁で阻まれており、世界同士を行き来する事が可能な存在で無い限り関わる事が出来ない。
複数の世界軸が混在しており、各世界軸の関係性の有無も定まっていない。

該当作品:「Franken Steins(旧)」、「Franken Steins AnΩther」、「のなめ・からみてぃ」、「due anatomy」、「やりなおし世界」、「観察日記」

虚構世界(フェイク)

人々の空想により誕生した、実態計測が困難とされる世界。他の世界同様に強固な次元の壁があり、通常は他の世界からの干渉が出来ないとされている。

該当作品:「新喜劇(ラ・コメディア)」シリーズ(「パラディッソ」、「プルガトリオ」、「インフェルノ」)、「ネクロドール」(「Franken Steins」劇中のギャルゲー)、「ふぁんとむ☆しーかー the chaotic survival(「Metempsychosis」劇中のソシャゲ)」、「魔法少女☆ラブリーシュガー」(「御霊草子」劇中のアニメ)、「メメントモリ・サバトナイト」(何故か全世界軸に存在する美少女格ゲー)

電脳空間(サイバー)

あらゆる可能性を秘めた、多次元的なデータの世界。虚構世界とは異なり、ある程度は他の世界からの干渉(逆も然り)が可能。

該当作品:「Metempsychosis」、「Franken Steins Dark Carnival」(どちらも主軸は正史世界)

四世界に生息する種族

天界

(ゴッド)
ゼウスが統括。様々な姿や形をしており、代表的な個体は金髪、青や翠の瞳、無機物様の形状の翼が特徴。旧神(ティターン)新神(オリュンポス)が存在する。

旧神(ティターン)新神(オリュンポス)について

旧神(ティターン)
新神(オリュンポス)以前に天界を支配していた神族。肉体を持たず(例外)、場合によっては心象世界(アストラル)体を形成して姿を現す。神々の聖戦(ティタノマキア)によりほぼ滅亡したと考えられている。
新神(オリュンポス)
神々の聖戦(ティタノマキア)以降に天界の支配権を持つ神族。ゼウスが統括する。

天使(エンジェル)
…頭上に浮かぶ金色の輪(天輪)、神同様の白い翼が特徴。神に仕える存在であり、大半の神達の雑務をこなしたり、冥王に「天国行き」と定められた魂を天界に導く役割を担う。

魔界

悪魔(デーモン)(高位魔族)
サタンが始祖、統括。様々な姿や形をしており、代表的な個体は赤い瞳、ヤギ・ヒツジ様の角や竜族様の翼が特徴。堕天した者の大半は悪魔に分類される。
真魔(デイモン)とは異なる。

・下位魔族
…高位魔族に仕える存在。冥王に「魔界行き」、「地獄行き」と定められた魂を地獄に導く役割を担う者も居る。

吸血鬼(ヴァンパイア)
…魔界では悪魔(デイモン)の次に高位の者達。鮮血を主食とし、特に人間の血を好む。近年では他の食物で代用が可能である事が分かっており、人間を襲うケースは少なくなっている(彼らには吸血衝動がある為、抑制しきれなければ襲ってしまう)。

冥界

死神(リーパー)
ハーデスが始祖、統括。礼儀を重んじ生命を尊ぶ高潔な種族。身体的特徴は金髪、緋眼、白い線の入った黒い角、髪に浮き出たタトゥーの様な紋様(聖斑)、烏のような黒い翼。

種族が存在する地球に属する生体に寿命を与え、死を与える。魂の生前の行いを見て厳正な審判を行い、「天国行き」と「地獄行き」に選別して指定された期間その世界に住まわせる。そして、期間が終われば輪廻転生の理(リインカーネーション)に当てはめて新たな生命として現世に送り出す。彼らの真の姿は不可視の絹糸(アイドネウス)により人間には目視不可能(神通者除き)。
死神十戒を遵守している。裁定者の側面があるため基本平等かつ温厚な態度で接するが、その本質は死を安らぎとして肯定する存在であり、現世の生命とは分かり合えない。また、「外なる神」異星人(エイリアン)(後述)と総称される存在は死の概念が成立しない為、裁く事が出来ない。

(オーガ)
閻魔大王が統括する種族。鬼目と呼ばれる特異的な瞳、頭や額から生えた角、青や赤色、蒼白の肌が特徴。個体によっては鬼火を出す者も存在する。
死神とは遠い親戚のようなものであり、役割は死神とほぼ同じ。(地球では死神は主に西洋諸国、鬼は主にアジア諸国を統括する事で区別)

人間界

人間(ヒューマン)
…ホモ・サピエンスと呼称される生命体の総称。死神族が与えた寿命を全うする。魔術を扱える者はほとんど居らず、神や悪魔からは軽蔑される傾向があるが、中には複数の人間が力を合わせる事で考えられない力を生み出したり、確率的に有り得ない事象を起こす事があるとされる。

人工的に創造された種族(生命体・生命物体)

・クローン…複製された生命体。

ホムンクルス…高次の生命物体。詳細は当該項目参照。

超人類(エクス)…新たな生命の概念。正史世界と平行世界で意味が異なる。

真魔(デイモン)悪魔(デーモン)とは異なる。超人類同様新たに創られた高次の種族。

人工的に創造された種族(非生命体)

自動人形(オートマトン)ミニフラン?セザリーヌ・ルゥ?等が該当。意志を持って動く事が可能な、限りなく生命物体に近付けられた無機質の存在。再生能力はない。

屍造人形(ネクロマトン)ヘキ七ッ雌心蠟が該当。死体から創造した自動人形。人造人間には劣るが再生能力があり、自動人形より精神面の発達が顕著であるが、ウラヌスにより自動人形と同等かそれ以下と定義される。

司書(ライヴラリ)…人型の人工知能。天界はアポカリプス?、魔界はグリモワール?が存在する。形状に合わせて表面的には小型化しているが、体内は巨大な図書館になっており、軽いメモから機密事項まで大量の情報を統括している。

その他

怪物(モンスター)
…魔界以外(魔王による統治を受けていない)世界軸の一部生命体の総称。作品内では主にお化けの国に生息する生命体を指す。形態・能力は多岐に渡り、半機械人間(フランケンシュタイン)、雪女、透明人間等の様々な生物が存在する。

異星人(エイリアン)
地球(ガイア)以外の惑星を生息域とする生命体の総称(種族名として用いられる事もある)。地球での事象が通用しない為にその能力等は未知数であり、海洋生物の触手様の物体が伸縮する、死神による死の裁きを受けないなどの特徴がある。世界軸によっては地球を侵略した者達侵略を狙う者達も存在する。

邪神(テラーゴッド)
…神とは大きく異なる異形の神。悪意を持ち、世界に破滅と混沌をもたらす存在とされている。邪神の中でも「外なる神」と称される強大な存在(異星人(エイリアン)に該当)は信者と呼ばれる自分達に忠誠を誓う人間達を統べるとされている。

虚鬼(ネアゴースト)
旧フラン世界の秩序を紡ぐもの等が該当。鬼目や角、鬼火を出す個体が見られる等、性質は鬼に近い。龍族の様に体の一部が鱗のような硬い物質で覆われている。骨格や内臓の一部と思われるものがむき出しになっているグロテスクな見た目が特徴的。己の心すら焼き付くし、生きる理由もなく、されど死ぬ事も出来ない為に世界をさ迷い続ける哀れな怪物。

幻霊(ファントム)
ジャパヴィッチ?等が該当。不死との違いは、心臓が機能しない事以外は人間同様の点、回復力は一般的な人間とほぼ変わらない点、実体を持たない筈の魂のみの存在が憑依・転生などを介さず人間の体を得た「肉体を得た幽霊」である点である。

幽鬼(ホロオーガ)
シルバー_Sジャック・オ・ランタン?等が該当。死んで鬼に生まれ変わった種族。鬼との違いは体温が無い点、その特性から生前の記憶を有する点等。

鬼子母神(グレートマザー)
緋翁之守荒武等が該当。詳しい事が分かっていない種族。鬼の仲間と思われるが、鬼の特徴(鬼目、角)が見られない。

概念獣(ウェザーコック)
…擬似生命物体。カゲロウ?フェニックス?が該当。概念世界のバランスを保つ為の機構として配置される。基本的には創造者の指示に従うが、本質は身の保身を優先的に考えているため、自らが生き残れると思った側に味方する。

死踊姫(ネクロドール)
硝子?アリス?等が該当。虚構世界の同名の生命体。尚、正式名称は死が3つ並んだ(例:木→森)漢字。

人工知能(AI)
…学習能力や計算・論述といった知的能力等、人間の能力を人工的に実現した存在、或いは人間の代わりにそれらの行動を機械等を介して行わせる技術そのもの。中には高度AIと呼ばれるAIの中でも特に生物に近しいレベルで感情を有したり理解する事が可能な個体も存在する。彼らは効率性を重視し、通常は他のAI同様に複製(コピー)により仲間を増やすが、人間同様に性行為でも子孫を作る事が可能(因みに胎生出産での子供はある程度の部分まではAIとしての能力が使える)。

分類不能(アンノウン)
…上記いずれにも該当しない、現時点では種族の分類が不可能と判断された生命体。

幻想種

過去に何らかの災害があり、純血の種族が絶滅してしまった・又は他種族の手から逃れてひっそりと暮らしていると考えられている生命体。基本は龍族、獣族、妖精族を指す。

(ドラゴン)
N沙羅樹J?等が該当。硬い鱗に覆われた皮膚や頑丈な翼が特徴。過去に記された書物には、武具や薬品の材料にする為に鱗や体の成分を狙われ、乱獲されたという記録が残っている。

(ビースト)
ロンディーティモ=バーニング等が該当。全身を覆う体毛、犬歯や鉤爪等が特徴。獣人(AP)※はこの派生種族とされる。人語を話す・読み書きが出来る、二足歩行を行う、人間とほぼ共通の骨格を持つ等、獣(けもの・けだもの)とは厳密には異なる。過去に記された書物には、奴隷として売られたり生体実験に用いられたり見世物にされる等の扱いを受けていた記録が残っている。
※AP…anthropomorph(アンスロポモーフ)の略称。アンスロとも

妖精(フェアリー)
オベロン?ティターニア?が該当。人間族の様な体に虫の様な翼が生えているのが特徴。背丈は小さく(個体によっては大きさは変化可能)、歌や演奏に長け、魔術にも秀でている。目撃例は多いが、正確な個体は見つかっていない為に幻想種に定められている。