超人類

Last-modified: 2019-01-14 (月) 10:53:32

超人類(エクス)とは、相沢家が提案した新たな生命の概念。人間の肉体に死神の血液を摂取させる事で強烈な生命力を有する兵士が誕生するというもの。6~9歳頃の子供が対象であり、副作用により絶命した者も少なくない(遺体から造られた屍造人形が心臘)。非人道的な実験方法により憤った死神族からの制裁により絶滅、現在は違法とされている。

実際は…(ネタバレ折り畳み)

現実世界では昏睡状態に陥っており、意識は精神世界(アストラル)に存在している。現実世界で肉体が滅びても精神世界で生き続ければ不老不死で居られるという理屈である。死神の血液は劇薬であり、昏睡状態と言ってもほぼ肉体と精神が分離した状態に等しい。また、人間の頃の記憶は消滅している為、大半の超人類は生まれつき超人類だと錯覚している。

相沢家が孤児院(とは名ばかりの実験材料倉庫)の孤児達を洗脳し、強制的に超人類に改造した経緯がある事から、同盟関係にあった死神達、神通者達から怒りを買い全滅。後に相沢家も滅亡した。

自分は人間であり、元の世界に戻りたいと願えば再び息を吹き返して人間に戻る事が出来る。しかしその過程で肉体が滅びれば人間に戻る事は永久に不可能になり、精神が滅びれば死亡扱いとなる。何とも哀れな種族である。(魂が輪廻転生の理に還る事が可能な分あちらよりは幾分マシとも思えるが)