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概要
深き森の中、世界樹の麓に作られたエルフと妖精、亜人達の住まう秘境の花園
中央大陸南西部、西方三国の内の一つ。
アルター王国の南側に位置し、王国とは同盟関係にある。
所属可能な七大国家の中で最もファンタジー色の強い国であり、妖精や獣人、巨人族や小人族などの亜人種、果ては吸血鬼まで多種多様な人間範疇生物が共存している。
エルフや吸血鬼といった長命な種族が多いため、他国に比べて長寿のティアンが多く存在するのも特徴。
<神造ダンジョン>の数も多く、七か国で最大の三つ*1が存在している。
また、自然界に漂う魔力の濃度が可視化するほどに高く、その豊富な自然魔力を資源として利用したマジックアイテムの生産等が盛んであり、国家的にも黄河帝国と双璧を成す高度な魔法技術を擁する。
さらに、自然魔力により変質した特異極まる地形や後述する“特有の自然現象”の存在により土地そのものが天然の要塞と化しており、他国にとってレジェンダリアの地へ攻め込むことは自殺行為を意味する模様。
“三強時代”でも侵略国家アドラスターと同盟を結ぶことで、なんとか独立を保っていた。
<Infinite Dendrogram>サービス開始初期には最も多くの<マスター>が集まったため、指名手配された犯罪者<マスター>の数も最も多く、結果的に所属<超級>の人数が三人なのに対し、指名手配された犯罪者<超級>の人数が六人と、レジェンダリア内にいるのにレジェンダリアに所属していない<超級>の方が多く混沌としている。
元々象徴としての国家元首【妖精女王】と、実務を行う首相という二人のトップが存在する立憲君主制で、それぞれの部族が集まった部族連合国家だが、現在はその国家以外にも、三人の【魔王】と他の犯罪者<超級>三人の、計六人の<超級>で構成される同盟<デザイア>が自身の縄張りに住む部族を従えた小国家を形成しており、それによって政治的にドロドロな内部抗争が繰り広げられており、さらに現首相の暗殺により実質的な政変の真っ只中にある。
なお、なぜか所属<マスター>には変態が多いらしく、作中のキャラが揃って「あの国には変態ばかり」「あの国の変態と比べれば、自分(の変態性)なんてたいしたことはない」「あの国の変態と比べないで」と語るほど。*2
※まともな<マスター>が5割に対し、4割は変態で、さらに残り1割はその変態性を隠しもしていない、とのこと。
因みにナチュラル脳筋の脱ぎ魔ことフィガロもここの出身である。
<超級>
【???】
<マスター>:バルク・ボルカン
【???】
<マスター>:LS・エルゴ・スム
【???】
<マスター>:???(変身魔)
ランキング
決闘ランキング
一位:【超力士】バルク・ボルカン
二位:???
三位:???
?位“決闘者”【召喚姫】天空院翼神子
クランランキング
一位:<YLNT倶楽部>
クランオーナー:“児童機会”【呪術王】LS・エルゴ・スム
二位:???
三位:???
?位<???>
クランオーナー:“決闘者”【召喚姫】天空院翼神子
討伐ランキング
一位:【妖精女王】???(ティアン)
二位:???
三位:???
?位“決闘者”【召喚姫】天空院翼神子
地名
アムニール
レジェンダリアの首都。通称“霊都”。
レジェンダリアの<イレギュラー>である【アムニール】?に合わせて作られている。
自然魔力の要に築かれたレジェンダリアの行政の中心地であり、同国の闘技場施設などが存在する。
<南西境界海域>
大陸南西部、レジェンダリアに面することから<レジェンダリア海>とも称される海域。
名前の通り<南海>と<西海>の境界に位置し、およそ600年前に行われた<四海走破>において撃破されるまでは古代伝説級<UBM>の【亡霊戦艦 アヴァン・ドーラ】?が猛威を振るっていた。
また<四海>を回遊する【海竜王】が大きく迂回する、即ち“最も大陸沿岸部から遠ざかる”ポイントの一つでもある。
<スロウス・ヴィレッジ>
【怠惰魔王】?ZZZが支配し、王として君臨する街。旧<羊毛種族の集落>。
レジェンダリアの北端に位置し、アルター王国との国境付近にある。
戦闘能力が低い羊毛種族の代わりに【怠惰魔王】の【スラル】が周囲のモンスター等を狩り、治安維持を行っている。
その他
【アムニール】
レジェンダリアの<イレギュラー>。霊都アムニールの由来となった世界最大の巨木。
世界で二番目に巨大なモンスターであり、神への信仰が廃れた中央大陸においても未だに根強い信仰を集めるレジェンダリアの“守護神”。
植物型のモンスター故にレジェンダリアの地から出ることこそ出来ぬものの、レジェンダリアの地においては世界最強の広域殲滅型モンスターとして知られ、【妖精女王】と共に国防の要を担っている。
また、自らを信仰するレジェンダリアの民には、時折その対価として自らの枝を下げ渡すとも伝承され、そうして下賜された“枝”は国宝として扱われるほか、最上級の木材として、極稀に市場に流れた場合には天文学的な値段を叩き出す模様。
【アムニール】の枝
レジェンダリアの国宝。
【アムニール】から下げ渡された枝で、最上級の木材。
“三強時代”に【覇王】の命による<四海走破>において、レジェンダリアへの進軍を後回しにする対価として受け取った【アムニール】の枝をマストに使った船が五隻建造された。
【妖精女王】
レジェンダリアの特殊超級職。後衛魔法職の役割を持つ。
立憲君主制のレジェンダリアにおける象徴としての国家元首。
レジェンダリアの地に限れば世界最強の広域殲滅型ティアン。
その他詳細不明。
【機皇】曰く、現在の【妖精女王】は衰えている模様。
<アクシデントサークル>
レジェンダリアの国土を漂う自然魔力が、一定の濃度を上回ったときに時折発生するレジェンダリア特有の自然“魔法”現象。
レジェンダリアの街や村々には自然魔力を吸収、あるいは拡散する設備があるため発生しないが、街の外では度々発生し、被害が出ることもある。
フィガロはこれによって発動した転移魔法*3に巻き込まれ、アルター王国領へと飛ばされた。
妖精工房
詳細不明。
ビースリーの所有する魔法馬車は、ここで創られた新型魔法馬車の試作品であるとのこと。
<魔法ベッド>
花弁や雲などの形をしたメルヘンなベッド。
変態三傑も勿論このベッドで就寝する。
レジェンダリアの家具
レジェンダリアの自然魔力の影響なのか作成された家具が“生きている”模様。
三人の【魔王】
彼らは、自らの縄張りと趣味以外に興味を示さず、レジェンダリア内の自身が過ごしやすい領域に居を構え、そこに暮らす部族を従え、王として君臨している。
そして、自身の縄張りの中で、時折迷い込むティアンや<マスター>、モンスターを獲物とし、互いに争うことも協力することもない。
【暴食魔王】と【嫉妬魔王】は縄張りの拡張にも手を出しており、他の指名手配<超級>の縄張り以外を狙ってレジェンダリア内部のみで陣取りゲームを行っている。