キャラクターは6つの「能力値」でその適性を表します。
クラスごとに重要な能力値があり、PCはその能力値が高いことが望ましいです。
それぞれの能力値は以下の役割を持ちます
| 筋力 | 力の強さです。武器で戦うときや、運動をするときに重要なります |
| 敏捷力 | 動きの速さと手先の器用さを表します |
| 耐久力 | 頑丈さと持久力を表します |
| 知力 | 頭の良さと記憶力を表します |
| 判断力 | 意志の固さと、注意深さを表します |
| 魅力 | 周囲への印象の強さと社交性を表します |
実際のゲーム中では、能力値そのものよりも、能力値から計算される「能力値ボーナス」を良く使用します。
また能力値が高いと、その能力値を使用する魔法でより多くの呪文を使えます。
能力値の高さとボーナス呪文を得られる呪文レベルをまとめます。
| 能力値 | 能力値ボーナス | ボーナス呪文レベル | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1Lv呪文 | 2Lv呪文 | 3Lv呪文 | 4Lv呪文 | 5Lv呪文 | ||
| 4~5 | -3 | この能力を使う魔法を使えない | ||||
| 6~7 | -2 | この能力を使う魔法を使えない | ||||
| 8~9 | -1 | この能力を使う魔法を使えない | ||||
| 10~11 | ±0 | ― | ― | ― | ― | ― |
| 12~13 | +1 | +1 | ― | ― | ― | ― |
| 14~15 | +2 | +1 | +1 | ― | ― | ― |
| 16~17 | +3 | +1 | +1 | +1 | ― | ― |
| 18~19 | +4 | +1 | +1 | +1 | +1 | ― |
| 20~21 | +5 | +2 | +1 | +1 | +1 | +1 |
より極端な能力値と、高レベルのボーナス呪文に関しては記載を省略します。1Lvの時点でクラスのメイン能力値が種族による修正と合わせて16あれば問題なし、18あればとても向いているといったところです。
能力値を決める方法はいくつかあり、ダイスを振って決める方法や、ポイントから割り振っていく「能力値購入」制などがあります。実際にあなたが参加するゲームでどのように能力値を決めるのかはGMに尋ねてください。
ここでは、「能力値購入」制の方法をご紹介します。
まずGMから指定されたキャンペーンのタイプ別の能力値ポイントを確認します。
| キャンペーンの種類 | ポイント数 |
|---|---|
| ロー・ファンタジー | 10ポイント |
| 標準的なファンタジー | 15ポイント |
| ハイ・ファンタジー | 20ポイント |
| 英雄的ファンタジー | 25ポイント |
この総ポイントから能力値ごとの必要ポイントを消費して6つの能力値それぞれを購入してきます。
能力値の高さと消費するポイントは以下の表の通り。
| 能力値 | ポイント |
|---|---|
| 7 | -4 |
| 8 | -2 |
| 9 | -1 |
| 10 | 0 |
| 11 | 1 |
| 12 | 2 |
| 13 | 3 |
| 14 | 5 |
| 15 | 7 |
| 16 | 10 |
| 17 | 13 |
| 18 | 17 |
このサイトで示すサンプルのキャラクターは20ポイントで作成されています。
20ポイントで購入できる能力値の組み合わせには以下のようなものがあります。
| 組合せ例1 | 16、14、13、12、10、10 |
| 組合せ例2 | 16、14、14、12、10、8 |
| 組合せ例3 | 18、13、12、10、10、8 |
| 組合せ例4 | 14、14、14、14、10、10 |
| 組合せ例5 | 14、14、14、13、12、10 |
購入した能力値に種族ごとの能力値修正を加えれば、1Lvでの能力値が決定されます。どこかの能力値が4になるようなキャラクターはゲームに慣れるまではお勧めしません。
また「耐久力」は種族修正後に12以上、可能なら14以上を確保することをお勧めします。
能力値はキャラクターのレベルが上がっていくと、4Lvと8レベル、以降4レベルごとに少しずつ上昇していきます。またアイテムなどによって、上げることができます。