各種連動クエスト1（2期）

と、言いたいところなのですが…。
最近また夜中に
うなされる様になってしまって
困っているのです…。

すいませんが、もう一度
助けてはもらえないですかね？

いやー忙しいのに手助け
してくれるとは器が違いますな！

早速事情を説明させてもらいますと、
寝つきが悪くなったのは
この間お世話になった
夢占い師の「イーサ」に
お礼をしに行ってからなんですよ。


寝つきが悪くなってから、
暇を見つけては夢の相談をしに
行ってるのですが、一向に
良くならないのです。


最近は家業が立て込んでて相談に
行っていないので申し訳ないが、
またバビリム西にいる夢占い師の
「イーサ」に相談してきてください。

夢占い師イーサ：
あら、お久しぶりね！


悪い夢でも見て困っているのかな？
お姉さんに話してもらえれば
夢のことは何でも解決してあげるよ！


「私の夢ではないのですが…」


アドナーン？


あー、あの宿屋のエロ親父ね！
テインテッドプールのスープは
体にいいとか言いながら
押し付けてきて、いらないからと
断っても断っても毎回持ってくるのよ！
あんなもの食べたら
お腹壊しちゃうわよ！


しかも目つきはいやらしいし、
すり寄ってくるし、
おしりを触ってくるし…。


「なるほどなるほど」


それでね、とりあえず
テインテッドプールのスープを
持ってくるのをなんとかするために、
アドナーンの夢にちょっとのろ…。
じゃなくて、仕掛けをしたのよ。


仕掛けはウーズ類が嫌いになる
内容なんだけど、どーも利きが
良くないのよね…。


仕掛けは完璧なんだけど、
あの図太い神経はなかなかの曲者ね！


そんな訳で、あのエロ親父が
テインテッドプールのスープを作るのを
やめさせる為に手伝って頂戴！


ドロドロした物が嫌いになるように、
アドナーンの夢の中に「フロアイーター」
が大量に出てくるように施したのよ。


効果は絶大で、今ではすっかり
夢の中のアドナーンは勇者としての
自信を失って、何かドロドロした物を
見るだけでも怖がるようになった
んだけど、流石に現実への影響は
あまりないようなのよ。


のろい…いや仕掛けを施した
最初の方はテインテッドプールのスープは
持ってこなくなったんだけど、
最近はまた、ニヤニヤしながら
あのスープを持ってくるの！
あなたには悪いんだけど、
「ドルアーガの塔1階」へ行って、
最近現れた「とうもまもの」の
体液を取ってきて頂戴！


今のあいつにはもっと新しいショックを
与えないと効き目が薄いようなのよ。

いょう！
オレは勇者ワカダンナー！
黄金の英雄、ギル様の後を継ぎ、
イシター神の加護もバリバリな
最ッ高にかっこいい登頂者さ！

オレのために
集ってくれた仲間たちよ、
今こそ悪魔ドルアーガを打ち倒し、
このウルクの地に
愛と平和と友情を取り戻そう！

「夢飲料」

ダークナイトォォ～～～
もう一杯追加だぁ～～
ウィー、ヒック！！

うぅ、もうだめだ…、
オレにはイシター神の加護も
無ければカッコよくも無い。
ギルの後を継ぐ者としては
失格だったんだ…ゲフゥ～

「例の物を見せ付ける」

ん・・？　それはなんだぁ～？

！！！？？？

この色…、そしてこの艶…！
来たぞ来たぞ来たぞ～～～！！！

オレに足りない物はこれだったんだ！
これにあれを加えて…
うむ！これで行けるはずだっ！

そこの君！すばらしい
インスピレーションを与えてくれて
ありがとう！
君にも是非ごちそうしたいので、
後で私の王宮に来てくれ！
それにここは危険だ、初心者は早く
ここから離れたほうがいいぞ！

おや、貴方はこの前の！

いや～、貴方が協力してくれたおかげで
寝つきが良くなったどころか、
宿の新商品まで思いついてしまったんだ！

これはきっと後世に伝わる、
すばらしい飲み物になるに違いない！

名前はそうだな…、
「とうのまものから
とびちった液体ジュース」だ！

ん？名前が長い？
そうか、う～ん困ったなぁ。

そうだ、貴方に名前を考えてもらおう！
なにかいい名前はありませんかね？

「少し時間をください」

分かりました。
では、いい名前が思いついたら、また話しかけてください。

なにかいい名前は思いつきましたか？

「ビチッタジュース」
「トマトジュース」

「とうのまものから
とびちった液体ジュース」
を略して、「トマトジュース」か！！

いい名前だ！
貴方には二度も助けてもらって、
お礼を何度言っても
言い表せない程ですよ。

そうだ！このトマトジュースは
テインテッドプールのスープに
あかいえきたいを絶妙なバランスで
配合したものなんだ。

また、あかいえきたいを
持ってきてくれればトマトジュース
を作ってあげよう。

なに、テインテッドプールのスープは
大量にあるから気にしないでくれ！

よし、じゃあ頼んだぜ！
捕まえたらまたおれに教えてくれ。
いいものやるからさ。

あぁ～
滝の音って癒されると思わない？

「アナタを捕まえに来ました」

ドウジに頼まれたって？

アイツめ、おれを
捕まえられないからって
冒険者に頼みやがったのか！

だが、残念だったなアンタ。
カゲオニのルールは
知っているだろう？

おれがカゲの中に居るうちは
手出しできないぜ。

普通のやつはカゲからカゲに
移りながらオニをからかうんだが、
おれは常に同じ影に居るから
捕まったことがない、

まる１日同じカゲに
居ることもあるから
オニの方から降参してくるんだ。

「・・・・・」

あ、いまツマンナイ奴だと思ったろ。
いいんだよ！
これがおれの遊び方なんだから。

ってことで、
俺はオニの方から降参するまで
カゲから出ることはないからな。

さっさと降参しろって、
ドウジに伝えてくれ。

ああ！そういえば、
黒のオベリスクにある遺跡で
見かけたってうわさを耳にしたぜ。

おれ達じゃ、あんな危険な場所に
近づけないけど冒険者のアンタなら
大丈夫じゃないか？

これがドウジの言っていた
雷光石【輝】だな。

ああ、おれの負けだよ。
ちぇ、43勝0負の記録に
黒星がついちまったなぁ。

次やるときは絶対おれが勝つからな！

（…ふぅ、ドウジに報告だな。）

お！アンタか！

どうだった？
って逆に、その顔見れば、
結果は分かるか。

うまくいったみたいだな。

「うまくいったみたいです」

アンタ、カゲオニの才能あるぜ！
またヒマな時にでも声かけてくれよな、
一緒にやろうぜ。逆に！