ホワイトタワー・ドラゴン

詳細

• 天条塔馬が使用するEX誘発モンスター。一見難解な特殊召喚条件と、自身の攻撃力が変動しない効果、破壊された場合に使用者に2000ポイントのダメージを与える効果、特殊召喚時にフィールド上のカード一枚をバウンスする誘発効果、相手の手札枚数と同じ数だけ攻撃できる永続効果を持つ。
  制約こそ多いものの、繰り出される連続攻撃は圧倒的。
  ①のフィールドのカードを手札に戻す効果は②の効果とのシナジーがあり、
  相手の手札を増やすことで攻撃の回数を増やすことができる。
  またダメージ効果をケアするための専用罠カード《絶望のミラージュ》が存在する。
• 攻撃名は「殲滅のイレイザー・キャノン」。
• 決闘手術本編第3話の佑助VS塔馬にて初登場。
  塔馬によってデュエル4ターン目に特殊召喚された。自身の効果と《星の金貨》によって佑助の手札を増やすことで連続攻撃を行い、佑助のフィールドに並ぶモンスター達を一掃した。
  同デュエルの後半を描く第4話にてこのカードの効果によって受けるはずだった2000のダメージを、塔馬は罠カード《絶望のミラージュ》を使うことで克服し、更にはそのダメージを佑助に反射させている。
• 決闘手術の二次創作作品でも活躍。
  • WATARI-2GO氏の決闘手術小説では、ビョーマのターン中に登場。戦闘破壊されるものの、本編と同様に《絶望のミラージュ》によってダメージ効果を回避・反射させている。
• 《ホワイトタワー》とは直訳で《白い塔》を意味する英語。元ネタは小説家山崎豊子氏による長編小説「白い巨塔」だろう。

類似カード

• 遊戯王OCGにて、墓地の光・闇属性モンスターを1体ずつ除外することで手札から特殊召喚する効果を持つ《カオス・ソルジャー-開闢の使者-》や《カオス・ソーサラー》等の「カオス」と名のついたモンスター群が存在する。
• 「ストラクチャーデッキ-ドラゴニック・レギオン-」で登場した《ライトパルサー・ドラゴン》はこの特殊召喚効果に加え、手札から光・闇属性モンスターを1体ずつ墓地へ送ることで、墓地からの蘇生も可能なモンスターである。
  • ただし、いずれも基本的にはこのカードのようなフィールドのカードの制約は無い。