スキル上げPT概要
項目内容:各スキル上げPTに関する説明(上がり易さ・人の多さなど)。など
スキル上げPTとは?
大航海時代Onlineでは、冒険クエストや地図を一度ずつ(一人で)クリア発見して行っただけでは、全てのクエスト・地図をクリア発見するために必要な冒険系スキルの熟練を稼ぐ事は出来ません。
すなわち、上位のクエストを自力でクリアするには、同じクエストや地図を2回以上行う必要があるのです。
そこで、良く用いられるのが「艦隊内の他のメンバーが発見した時、自分も熟練をもらえる」という性質を利用した、いわゆる「スキル上げPT」です。
熟練をもらえる条件
「艦隊内の他のメンバーが発見した時、自分も熟練をもらえる」
具体的には、以下のような条件の時に熟練をもらえます。
- 発見するプレイヤーと同一クエストを受けていない。(受けていても、自分のクエスト情報が全て揃っていないか、すでにクエストをクリアした状態で待機しているならOK)
- 発見するプレイヤーと同じ地図を持っていない。あるいは、すでに発見済みである。
また、以下のような注意点があります。
- 熟練をもらえるのは、学問系スキルと開錠スキルのみ。(発見系スキルは×)
- 発見に必要なスキルランクを満たしていない場合は、熟練はもらえない。
発見に必要なスキルランクについては、「クエストと地図>発見時の必要スキル条件」を参考にして下さい。
具体的にはどんな感じ?(クエスト編)
スルタンPT(スルタン・悲劇の2クエ、3人PTの場合)を例にとって具体例を示して見ましょう。
注意:以下の発見法の名称は、便宜上の表記で、エウロス鯖内で実際に使われている訳ではありません。
1.団子型発見法
アレクサンドリアで受けられる「悲劇の追憶」クエストは、「アテネ学者→本読み(考古学)→郊外で発見」という流れになっています。
まず、「-○○○ー ( )」のような「串付き団子とお皿」を想像してみて下さい。(○がプレイヤー。カッコは発見地点。発見直前状態)
状態①:「-B.Cー (A)」
見ての通り、プレイヤーAが発見地点にいます。
AとプレイヤーB・Cは離れているので、Aがクエストをクリアしても、B・Cはクエストクリアにはなりません。(お互いがギリギリ見えるくらいが、離れる距離の目安)
状態②:「-C- (A.B)」
さて、Aのクリアを確認したBが、発見地点に移動してクエストクリアします。
この時、Aは「すでにクエストをクリアした状態で待機している」という条件を満たしているので、2度目の熟練をもらう事が出来ます。
状態③:「--- (A.B.C)」
同様に、Bのクリアを確認したCが、発見地点に移動してクエストクリアします。
もう、お分かりですね。
Aは3度目の熟練、Bは2度目の熟練をもらう事が出来る訳です。
まとめ:
団子型発見法は、最大5倍(5人PT時)の熟練をもらえるプレイヤーがいますが、最後の発見者は1回分しか熟練をもらえないという欠点があります。
公平にするために、ひと回りごとに発見する順番を逆にするというのが一般的です。(最初の順番は「/dice 100」のサイコロを振って決めます)
2.お出掛け発見法
アテネで受けられる「スルタンという存在」クエストは、「ベイルート旅の学者→街役人→モスク内で発見」という流れになっています。
さて、実際に行ってみれば分かりますが、ベイルートの街役人とモスクは非常に近い場所にあります。
まず、街役人に話を聞いたプレイヤーは大文字(A・B・C)、聞いていないプレイヤーは小文字(a・b・c)で表すことにします。
この時、「(○○○)」のような場面を想像してみて下さい。(○がプレイヤー。カッコは発見地点)
状態①:「(a.b.c)」
見ての通り、全てのプレイヤーが発見場所(モスク内)にいます。
ただし、まだ全てのクエスト情報を取得していない状態です。
状態②:「(A.b.c)」
プレイヤーAが、街役人と話をして戻って来ました。モスクのすぐ外なので、1分も掛かりません。
早速、Aが「探索」してクエストクリアします。
この時、プレイヤーB・Cは「自分のクエスト情報が全て揃っていない」という条件を満たしているので、熟練をもらう事が出来ます。
当然の事ながら、B・Cはクエストをクリアしていない状態が続いています。
状態③:「(A.B.c)」
Aのクリアを確認したBが、街役人と話をして戻って来ました。
Aと同様にクエストクリアします。
すると、Aは「すでにクエストをクリアした状態で待機している」、Cは「自分のクエスト情報が全て揃っていない」という条件を満たしているので、二人とも熟練をもらう事が出来ます。
状態④:「(A.B.C)」
同様に、Cも街役人と話してからクエストクリアします。
もう、お分かりと思います。
この時も、A・B共に熟練をもらう事が出来ますね。
まとめ:
お出掛け発見法は、クエスト情報取得場所と発見場所が近い時のみ有効な方法です。
しかし、艦隊の全員が人数分の熟練を獲得出来る利点は、団子型発見法よりもはるかに強力と言えるでしょう。
3.応用的な発見法
艦隊メンバーがそれぞれ別のクエストを受けている場合、自分がクリアする時以外は「発見するプレイヤーと同一クエストを受けていない」という熟練獲得条件を満たす事になります。
つまり、この方法でも、お出掛け発見法と同じく、全員が艦隊人数分の熟練をもらえる訳です。
しかし、5人PTなどの場合、全員が別々のクエストを受けられるようなスキル上げPTは、現状では存在しません。
2、3種類のクエストを分担して受け、クエストが重なったプレイヤーは「団子型発見法」で発見するのが、一般的です。
- クエスト例(ゴア北PT):聖なる花・毒蛇の天敵・ヘビを食べる毒蛇
具体的にはどんな感じ?(地図編)
クエストPTと異なり、地図PTでの発見法は基本的に一つしかありません。
まず、次のような状況を想像してみて下さい。
(地図未発見のプレイヤーは小文字(a・b・c)、発見済みのプレイヤーは大文字(A・B・C)、○は地図の所持状態)
状態①:「a○○○ b c」
発見対象となる地図を、プレイヤーAが人数分所持しています。(場所は発見地点)
また、全員が未発見状態です。
状態②:「A○○ b c」
Aが発見系スキルで発見しました。
この時、プレイヤーB・Cは「発見するプレイヤーと同じ地図を持っていない」という熟練獲得条件を満たしているので、熟練をもらう事が出来ます。
当然ですが、プレイヤーB・Cは地図を持っていないので、未発見状態が継続しています。
状態③:「A○ b○ c」
Aが、Bにトレードで地図を一枚渡します。
状態④:「A○ B c」
今度は、Bが発見します。
すると、Aは「すでに発見済みである」、Bは「発見するプレイヤーと同じ地図を持っていない」という条件を満たしているので、二人とも熟練をもらう事が出来ます。
状態⑤:「A B c○」
同様に、AがトレードでCに地図を渡します。
もう、お分かりですね。
この状態でCが発見すれば、「すでに発見済みである」という条件を満たすA・Bも、熟練をもらう事が出来る訳です。
全員が、人数分の熟練を全てもらえたのが、分かりましたか?
まとめ;
地図でのスキル上げPTは、必ず人数分の熟練がもらえるので優秀なPTです。
ただし、繰り返すためにはいったん報告しなければならないので、報告するNPCの街と発見場所が遠いと、この方法は使えません。
なお、同じ地図を複数持つ方法は、「クエストと地図>地図入手」を参考にして下さい。