ルール無用プラレールタイムアタックとは
タカラトミー社 プラレールの小さな周回コースを、制限を設けず、各々が自由に製作した車両でタイムを競います。
高速走行でもカーブで脱線しない車両にロマンを求めるレースです。
なぜプラレール?
巷では、ルール無用JCJCタイムアタックが有名で、とても盛り上がっています。
しかしながら、JCJCコースが高額だったり、設置スペースの確保が難しかったり、
参戦するためのハードルが少し高いという点があります。
一方で、ルール無用プラレールタイムアタックは、レールが安価で、設置スペースは狭くても大丈夫です。
気軽に始められるメリットがあります。草野球的な位置付けです。
簡単すぎてつまらない?
侮るなかれ、プラレールの側壁の高さはわずかに3mm程度となっており、
高速走行するとすぐ脱線してしまうため、適度な難易度があります。
十分楽しめる競技です。
エントリー方法
自己申告制です。
1. 速いプラレールを作ります
2. プラレールのタイム計測した動画を撮影します
3. 動画をSNSに投稿します
できるだけ誰でも見られるSNSサービスが望ましい
4. 記録ページ に投稿します。
- 投稿日:SNS動画の投稿日
- タイム(秒) : 少数点以下2桁で四捨五入した数値
- 投稿者 : SNSアカウント名やニックネームなど
- マシン名 : カッコイイ名前を付けましょう
- url : 動画のURL
- 備考 : マシンの特長を簡潔にメモ
基本ルール
3部門それぞれコースだけ規定します。
タイムは3部門それぞれのランキングとします。
また3コース合計のトライアスロンのランキングも設けます。
(1) オーバルコース部門
コースの構成は、R-03曲線レール8本、R-01直線レール6本を使用した下図のような楕円コースとします。
この楕円コースを一周回る時間を競います。
(2) 8の字コース部門
コースの構成は、R-03曲線レール12本、R-14 交差ポイントレール(1/2直線レール4本付)を使用した下図のような8の字コースとします。
交差ポイントのポイントはすべて直線方向に固定し、プラレールが8の字に走行できるようにします。
交差ポイントは、ポイントの黄色いバーが上面になる方向にします。(裏返しにするのはOK)
ポイントを直線方向にテープで固定して構いません。
この8の字コースを一周回る時間を競います。
(3) スロープコース部門
コースの構成は、R-03曲線レール8本、R-06 ニュー坂レール2本、J-14 ブロック橋脚合計5個を使用した下図のような楕円コースとします。
ブロック橋脚をミニ橋脚x4など同等の橋脚で代用して構いません。橋脚が倒れないようにテープで固定して構いません。
この坂道コースを一周回る時間を競います。
(4) トライアスロン部門(ランキング)
オーバルコース、8の字コース、スロープコースを、同一のマシンで走行し、それぞれのコースの最高ラップの合計時間を競います。
同一のマシンとは、同一のハードウェア構成・ソフトウェア構成のマシンのことを指す。
(同一マシンの細かい定義をする理由は、例えば、パーツ交換と称して9割の部品を交換して実質別マシンになるような事を避けるため)
- 出来ないこと
- コースに合わせてパーツを付けたり外したりしない
- 電子制御の場合、コースに合わせてソフトウェアの書き換えは行わない
- 出来ること
- 電池は消耗品なので交換可能とする
- 電子制御の場合、動的なパラメータを通信やセンサー入力などで変更可能とする
- マシンが変形機構を持つ場合、変形を可能とする(ただしパーツの付け外しせず、同じパーツを装着したまま走行すること)
補足
原則レールは改造しない方針とします。厳格に禁止はしません。
例えば、コースの外側に壁を設置して直接的に脱線しないようにするような無粋な方法は推奨しません。
ただしコース全体がずれるのを防ぐため、レールをテープなどで床に固定するのは改造とは見なしません。
(むしろ固定しないと高速に走れません)
その他、公序良俗に反しない限り制限はありません。
(例)
- 周回方向は右回り左回りどちらでも構いません
- 時間計測位置はコース上どこでも構いません
- 時間計測手段は問いません(誤差の少ない方が望ましい)
- 車両の長さ、重量、素材、動力、編成に制限はありません
- 車両のボディの有無や見栄えは問いません
- オーバルコースでストップレール使うのもOK
おまけ
4部門のトップランカーには、勝手ながら四天王の称号を贈ります。
(ネーミングは(仮)募集中)
- オーバル部門 :ソニック
- 8の字部門 :インフィニティ
- スロープ部門 :ヒルクライマー
- トライアスロン:アイアンマン
関連リンク
- 動画共有サイト
- SNS
- WIKI