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Last-modified: 2011-10-16 (日) 05:12:01

ひどい有様な人たち (4-232への便乗)

 

ワユ 「いやぁ、酷い目にあったね~」
アイク「全くだ。頭が少し凹んだかもしれん」
ワユ 「じゃあちょっと自重して、スイカ割りでもしない?」
アイク「スイカ割りか。別に構わんぞ」
ワユ 「決まりだね!多くのスイカを割った方が勝ちで負けたら相手の言うことを聞く。これでどう?」
アイク「いいだろう。さっきも言ったが手加減はせん」

 

キュピーン!!ズガン!ズガン!!
シュイン!!スバンスバンスバンスバンスバン!!

 

マルス 「なんという奥義の無駄遣い」
ロイ   「てかあの二人全く自重してないよ!そもそもスイカ割りってあんなルールだったっけ!?」
アルム 「それ以前にあんな大量のスイカ、どっから持ってきたんだろう?」
セネリオ「ひどい有様です」

 

サザ  「(海にはケダモノが多い。そんなケダモノから水着姿のミカヤを護らないと…)ミカヤ!」
ミカヤ 「どうしたの?サザ」
サザ  「(水着姿の)ミカヤは俺がまm(ガシッ)…ガシッ?」
しっこく「…乙女を護る?身の程を、わきまえよっ!(ブゥン)」
サザ  「ちょ!何で海に向かって投げられなきゃいkくぁwせdrftgyみかやp;@!!?(ドボン)」
ミカヤ 「サザッ!?騎士様、一体何を…」
しっこく「あの者は海で泳ぎたかったようでな、それの手伝いを少々したまでのこと」
ミカヤ 「そうだったんですか…」
しっこく「案ずるな、乙女よ。(水着姿の)乙女は私が護(振り向く)…何だと!?」

 

そこにはすでにミカヤの姿はなく、姿を探せばペレアスの所へ向かっているミカヤの姿が。

 

しっこく「くっ、あの青ワカメめ…!」
サザ  「しっこく涙目ってやつだな」
しっこく「黙れ!」
サザ  「それは置いといてだ。あんたの姿、もう少しマシにならなかったのか?」

 

サザの目に入ったしっこくは、アロハシャツにハーフパンツ、いつもの漆黒の仮面にエタルドというものだった。

 

しっこく 「変か?」
サザ  「凄く…不審人物です・・・、ってやつだ。エタルドは百万歩譲って、せめてその仮面は外せ」
しっこく 「前にも言ったが、これが無いとまともに会話できないのでな」
サザ  「いつか捕まるぞあんた…」
セネリオ「ひどい有様です」

 

レテ  「…アイク!」
アイク「レテか。すまないな、あんたまで仕事手伝ってもらって」
レテ  「気にするな。たまたま私の家から近かっただけだ」
アイク「そうか。そう言ってもらえると助かる」
レテ  「それよりもだ。…そ、その…なんだ、アイク。私の姿…変じゃないだろうか?」

 

そこにいるのは顔を赤くして立っているビキニ姿のレテ。

 

アイク「(スイカ齧りつつ)ん?あぁ、いいんじゃないか?」
レテ  「そ、そうか…!」

 

ロイ   「アイク兄さん、レテさんのビキニ姿にアウトオブ眼中って感じだね。レテさんテラカワイソス」
ヘクトル「ビキニよりもスイカって感じだな。アイクの兄貴」
マルス 「まぁ、当の本人は喜んでいるからいいんじゃない?」
セネリオ「ひどい有様です」

 

セネリオ「全く、今日はひどい有様な人達が多いですね」
アイク  「さっきから何ブツブツ独り言言っているんだセネリオ。それよりお前は泳がないのか?」
セネリオ「いえ、僕は泳ぎに関してはそこまで得意じゃないので…」
アイク  「そうか…」
セネリオ「…アイク?何故僕の首根っこを掴むのですか?何故僕を掴んだまま崖を昇っているのですか?
      何故僕は断崖絶壁の崖の淵に立たされているのですか!?」
アイク  「どんなことでも特訓せんと上手にはなれん。そういうわけで特訓だセネリオ。手始めにここから飛び込め」
セネリオ「いや、その理屈はおかしいですアイク!そもそもここから飛び込んだら
      僕がひどい有様「いいから行け」にいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!?(ボチャン)」

 

ミスト  「セネリオすっごーい!あんな崖から飛び込むなんて、少しだけ見直しちゃった!!」
シノン  「てめぇにも男らしい所があったんだな」
セネリオ「(僕が)ひ、ひどい…有様です……グフッ」