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Last-modified: 2007-07-29 (日) 23:58:57

夏のお嬢さん

 

アイク「お前達,暇か?」
ロイ 「うん。夏休みだしね。兄さん達何人かは出かけてるみたいだけど。」
アイク「ならこれから海にでも行かないか?ちょっと仕事の依頼も兼ねて工務店のみんなで海に息抜きに
    行くんで,どうせだったらお前達も付いてこないかと思ったんだが。」

 

セリス「行く行く!!工務店の人たちも一緒なんだね,うわぁ楽しみ!」
ロイ 「うん,僕も行く!リーフ兄さんも……」
リーフ「………海!………ビキニ!………巨乳お姉さん!」

 

   (ブバァァァァァァァッ!)

 

ロイ   「この通り行きたがってるみたいだね。あ,エイリーク姉さんは?」
エイリーク「あ………そ,その……わ,私は……べべ,勉強が忙しいので………」
セリス  「そっか……姉さんも来てくれるかと思ったんだけどな……昔はよくプールとかで姉さんとも
      よく遊んだのに最近は全然そういうこと無かったから期待したんだけど……………
      で,でも勉強が忙しいなら仕方ないよね!がんばって!エイリーク姉さん!」
エイリーク「うぅっ……その………私は………」
ロイ   (あぁ!我が兄ながらなんてタチが悪い!!最後の無理に明るく振る舞うとか反則だから!)
エイリーク「………や,やっぱり……私も息抜きに行こうと思います………orz」
セリス  「え!!本当に?!やったぁ!!思いっきり楽しんでこようね!!」
エイリーク「……はい………今から海が楽しみで楽しみで仕方ないです………きゃはは………」
ロイ   「姉さん!!そこまで無理して言わなくていいよ!!」

 

なんだかんだで海到着。そして着替え。

 

アイク  「よし,俺は向こうで仕事してくるからな。終わったらまた来る。」
リーフ  「はーい,いってらっしゃーい。って,セ,セリs(ブバァァァァァァァッ!)」
ロイ   「ちょ,ちょっと!!それじゃあ胸が丸見えだよっ!!」
セリス  「え,何が駄目なの?ロイや兄さん達の水着と一緒じゃん。」
ロイ   「あ………そ,そっか。そうだよね。兄さんは僕たちと同じ男だもんね……」
セリス  「……?」
エイリーク「………でも私が上を着ていなくても誰も違和感感じないのでしょうね……orz」

 

そこにはタオルを未だ全身ぐるぐる巻きにしているエイリークの姿が。

 

ロイ   「なっ……!!エイリーク姉さん!!いつからいたの?!」
リーフ  「上を着ていなくてもってもしかしてタオルの下は(ブバァァァァァァァッ!)」
ロイ   「兄さん空気嫁。」
エイリーク「いえ……一応ワンピース風のあまり水着っぽくない水着を着ています………で,でも!!
      こ,こんな………駄目です!!やっぱり私の身体なんか人様に見せられません!!」
ロイ   「姉さん気にしすぎだよ。ほら,ワンピース風水着だって十分色っぽいよ。」
エイリーク「で,でも………他の海に来ている女性達はもっと………」
そういってあたりを見回すエイリーク。

 

サナキ「やっぱり夏と言えば海じゃのう。そう思わんか,タニス?」
タニス「ええ,たまにはこうやって羽を伸ばすのもよろしゅうございますね社長。」

 

イレース「…………海はお魚がいっぱい…………ふふ………とっても素敵です………」

 

ラーチェル「エイリークも誘えばよかったですわ。」
ターナ  「あ,私は誘ったけど頑なに断られたの。お兄様のせいかなー?」

 
 

リーフ  「……………凄く……つるぺたです………」
ロイ   「ああっ,水着姿のお姉さんズ(+幼女1人)を見てもリーフ兄さんが鼻血一滴もこぼさないなんて!!」
エイリーク「こ,これは…………!!(ぱぁぁ!)」

 

タオルを脱ぎ捨て走り出すエイリーク。

 

エイリーク「………1人じゃない!!私は1人じゃないんですね!!」
セリス  「エイリーク姉さん元気になった!!」
エイリーク「セリス,何しているんです?せっかく海に来たのですから早く泳ぎましょう!」
セリス  「よーし,姉さんには負けないぞー!!」

 

ロイ 「………えっと,なんか一気に元気になったみたい………?」
リーフ「んー,エイリーク姉さんには悪いけど巨乳のお姉さんとか来ないかなぁ……」

 

そのころ浮き輪でぷかぷか浮いているサナキ社長。

 

サナキ「そういえばシグルーンは遅いのぅ。何をやっておるのじゃ。」
タニス「サイズの合う水着を探してこのあたりの店を巡っているようですね。じき来るでしょう。」

 

この時エイリークはまだ知らなかった。この後爆乳艦隊シグルーンの登場により再び絶望に陥ろうとは………

 

おまけ
                            シッコクハウス 
漆黒の騎士「こんな所にまで来てくれて助かった。おかげで 海 の 家 を開ける。」
アイク  「……あんたも物好きだな。まぁいい。もうすぐ出来上がるぞ。」

 

ニノ   「あ,あのっ!」
アイク  「………どうした?」
レベッカ 「よかったらあたしたちと向こうでビーチバレーしませんか?よかったらですけど……」
ミスト  「また無駄にモテてるねお兄ちゃん。」
シノン  「ケッ」
アイク  「悪いが俺はまだ仕事中で……………」
ティアマト「大丈夫よ。もうほとんど終わってるし,アイクはいつもがんばってくれてるんだから
      少しくらい早く抜けても構わないわよ。張り切ってへし折ってらっしゃい!」
アイク  「(へし折る…………?)まぁティアマトがそういうのなら……行ってくる。」
レベッカ 「ありがとうございます!!」
ワユ   「大将がやるのならあたしもやるよ!あたしと勝負だよ!!大将!!」
アイク  「そうか,手加減はせんぞ。」

 

オスカー「…………あの2人だけだと心配だな。ヨファも行ってきなさい。」
ヨファ 「うん,分かった。」

 

<数十分後>

 

ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン !!
バ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ン !!
パァン!! パァン!! パァン!! パァン!! パァン!!
オニイチャン…ゴメンネ…      アタシ…シンジャウノカナ…

 

ヨファ  「キ,キルロイさんかミストちゃん来てーーーーー!!リライブ……いや,リカバー持って!!」
シノン  「ちょ,おい!!あのボールビニール製だろ?!」

 

お仕置きにアイクとワユはティアマトさんに斧の側面で100叩きされました。