【チョコボスタリオンにあの名馬が出たら】

チョコボをモチーフにした「FF版ダビスタ」の本作は、一部で根強いファンを生んだチョコボシリーズの意欲作。
そんな本作には四天王と呼ばれる強力なチョコボが登場しますが、これらにはモデルとなった競走馬が存在しています。
ここでは「チョコボスタリオンにあの名馬をモデルにした競走羽が出たらいいな」を考えてみようという趣旨の項目です。

基本説明

まず初めに、四天王のモデルとなった馬の説明から。
四天王と呼ばれるチョコボは四羽で、モデルと思われる競走馬は以下と推測されています。

• メテオブライアン→ナリタブライアン
• ポイゾナキャップ→オグリキャップ
• キスオブファイア→ヒシアマゾン？
• スリプルボーイ→サッカーボーイorトウショウボーイ

この四頭の内、毛色・特徴からナリタブライアンとオグリキャップは確定。残り二頭はおそらくこれらと推測されています。
このチョコボたちのように、往年の名馬たちの名前を一部変更してチョコボスタリオンに登場するような競争羽にしてみましょう。

四天王チョコボはみな、モデルになっている馬の「冠名」を『FFの魔法名』に変えているので、名前を付ける際にはそこを意識するといいかもしれません。
「冠名」とは一般的に、馬主が自分の所有馬であることを目立たせることに加え、ほかの馬と馬名が重複し競走馬としての登録が行えないことを防ぐなどといった目的で使われるもの。
代表的な例でいえば、オグリキャップの「オグリ」が冠名に当たる。「オグリ」と名が付いていることで、特定の馬主が所有する馬だと一目で分かる。
そのためチョコボスタリオンでは、冠名に当たる部分を変えることで権利上の問題をやり過ごしている。
　
また、チョコボスタリオンではライバル牧場所属の競走羽には全て冠名代わりに『FFの魔法名』が付いているが、現実の競走馬には冠名が付いていないものも多い。
上記の例でいえば、サッカーボーイは冠名がない馬名である。他にはディープインパクトなどが有名どころ。
こういった馬の場合、名前のどこか適当な部分を変えてしまえばいいでしょう。
　
勿論、この項目自体が二次創作に過ぎないので、冠名などは意識してもしなくても構いません。
変える際の名前は『FFの魔法名』から取られるのが原作通りですが、ここも個人の判断にお任せします。

全ての源流チョコボにも元となる種牡馬が存在しているので、こちらの投稿も受け付けます。
チョコ風味の名前に変えているものが多い（一部例外あり）ため、参考にするといいでしょう。

競走羽

【アルテマインパクト】

• ディープインパクト/アルテマ
  史上最強馬と呼ばれた馬には、やはり最強格の魔法名を当てはめたい。

【コンフューヴル】

• オルフェーヴル/コンフュ
  「暴君」「暴れん坊」と呼ばれた名馬。語感も良さげなので「コンフュ」を当ててみた。

【ホーリールドルフ】

• シンボリルドルフ/ホーリー
  史上初の無敗三冠馬となった日本競馬界の皇帝。
  その偉業に相応しいとなれば、最上級魔法のホーリーが似合うのでは。

【スペシャルヒール】

• スペシャルウィーク/ヒール
  癒しのヒールだけど、悪役（ヒール）と勘違いされそうな名前になってしまった。
  まぁスペシャルウィークも海外の人から名前の意味を間違われることが多かった（weekが弱いほうのweakを連想してしまうとかなんとか）ので、ある意味ではそれっぽいか。

【サイレンスサイレス】

• サイレンススズカ/サイレス
  冠名変更を気にしなければ「サイレススズカ」の方が分かりやすいかも。

【リレイズテイオー】

• トウカイテイオー/リレイズ
  幾たびの怪我を乗り越えて奇跡の復活を果たした名馬なので、復活魔法の「リレイズ」がふさわしいかと。

【スピリタス】

• ウオッカ/スピリタス
  お酒の名前であるウオッカにちなんで、魔法繋がりでスピリタス（DFFACのキャラクター）をチョイス。
  ただし同名の競走馬が実在しているのでややこしいかも。

【フレアスカーレット】

• ダイワスカーレット/フレア
  同世代のウオッカと覇を競い合った名牝馬。
  フレアの魔法名は力強くも華やかな印象もあるのでこちらをチョイス。

【ブラナマックイーン】

• メジロマックイーン/ブラナ
  「白」魔法の「目」に関する状態異常を直す魔法、というダジャレで。

【ステイバーサク】

• ステイゴールド/バーサク
  この馬の気性面の逸話を見れば、「バーサク」以外にはないだろうと。

【バーサクシップ】

• ゴールドシップ/バーサク
  前述したステイゴールドの息子にして、色々と伝説の残るスターホース。
  稀代の癖馬なので父と同じバーサクで。語感もそこそこよい。

【シドノリッキー】

• コパノリッキー/シド
  あのコパ氏が所有する素晴らしい成績を持つ競走馬から。アレンジするならFFでお馴染みのシドの名前がふさわしいかも。

【ブルボンリブート】

• ミホノブルボン/リブート
  「サイボーグ」の異名を持つ馬なので、機械関係を連想させる魔法名をチョイス。

【トルネドグルーヴ】

• エアグルーヴ/トルネド
  母娘二代でのオークス制覇を達成した女帝。
  エアロでもいいがエアとほとんど変わらないので、少し捻って同じ風属性のトルネドに。

【ヘイストシャトル】

• タイキシャトル/ヘイスト
  日本競馬屈指の名マイラー。
  フランスの年度代表馬顕彰であるエルメス章にも選出されたので、FFでエルメス（の靴）と関係の深いヘイストをチョイス。

【ケアルワンダー】

• グラスワンダー/ケアル
  中央競馬の黄金期、スペシャルウィークやエルコンドルパサーとともに名が挙がる名馬。

【カタストオペラオー】

• テイエムオペラオー/カタスト
  G1七勝、世界最高獲得賞金記録を保持していた「世紀末覇者」。
  世紀末という異名から連想してカタスト（カタストロフィ）を当ててみた。

【デジョンタキオン】

• アグネスタキオン/デジョン
  わずか四度のレースで圧倒的な強さを見せ、幻の三冠馬と謳われた「超光速の粒子」。
  JRAのCMの一文から、異次元系魔法のデジョンを拝借した。

【エルアレイズパサー】

• エルコンドルパサー/アレイズ
  フランスに遠征し凱旋門賞2着に輝いた「怪鳥」。馬名の由来はペルー民謡「コンドルは飛んで行く」。
  FFでコンドルといえばFF7のコンドルフォート、コンドルフォートといえばフェニックスのマテリア。
  フェニックスの効果の一つにアレイズが含まれているので、そこから羽名をいただいた。

【キングタンタラス】

• キングカメハメハ/タンタラス
  NHKマイルC、日本ダービー制覇の変則二冠を達成し、種牡馬としても名高い「最強の大王」。
  馬名の由来がハワイの大王カメハメハなので、ハワイ繋がりでタンタラスをチョイス。

【サーゲイトカフェ】

• マンハッタンカフェ/サーゲイト
  城が立っているのに、地味な街のサーゲイトと、地味ながら活躍したサンデーサイレンスの子、マンハッタンカフェをかけました。

【ライスウォータ】

• ライスシャワー/ウォータ
  最初は優勝候補から優勝を奪うヒールとして、最後には予後不良により死を遂げた悲運のヒーローとして活躍した馬。
  シャワーから連想して水の魔法、ウォータから羽名をいただきました。

【エスナバクシンオー】

• サクラバクシンオー/エスナ
  長距離型の血統ながらもスプリンターとして活躍した名馬。
  語呂の良いエスナを当てた。

【ドレインフクキタル】

• マチカネフクキタル/ドレイン
  珍名羽に定評のあるドレイン冠は独特な名付けの多いマチカネ冠と好相性。今回はその中から強烈な走りで刹那世代の頂点に躍り出た名馬をセレクト

【アダマンアケボノ】

• ヒシアケボノ/アダマンタイマイ
  史上最大級の体格を持ちながら勝ち星にも恵まれた超重量級の名馬。
  FF13以降、超巨大モンスターとなっているアダマンタイマイの名を使用。冠名変更を気にしなければ「ヒシアダマイ」も候補。

種牡羽

【サンデーレイズ】
サンデーサイレンス/レイズ
買い手がなかなかつかなかったが、種牡馬として優秀な馬を作ったことから、復活の魔法レイズをかけた。

【エアロガキャット】

• ストームキャット/エアロガ
  現役時代はパッとしなかったものの、種牡馬として好成績を挙げた名種牡馬。

レース

チョコボスタリオンのG1レースは、実在の中央G1レースを基にしている。例えばバハムート記念は「有馬記念」をモデルにしている。
ただしこのゲームは1999年に発売されているため、それ以降に創設されたG1レースは未実装だったりする。
また障害競走や地方交流ダートグレード競走も整備されていない。
せっかくなのでそういったレースもチョコボスタリオン風に改名してみた。

中央G1競走はこちら。

地方交流ダートグレード競走はこちら。

障害競走はこちら。