黒穴/DARK-HOLE

Last-modified: 2024-09-20 (金) 22:46:07

1.

DARK-HOLE。
黒い穴。
宇宙の中心に突如出現した異常空間であり、光はおろか、無限の力すら飲み込む強大で果てしない穴。
無尽蔵のエネルギーを持つとされる。直径はおよそ25光年、エネルギー吸収射程圏内は120光年。
その本質はブラックホールとも大きく異なる。
それどころかブラックホールの上位互換であり、ブラックホールすら飲み込める超巨大な「何か」である。

2.

現在DARK-HOLEの破壊は不可能であり、一つ一つが独自の異なる時間と次元を持つ無限の宇宙を破壊できる力の行使ですら傷一つ付けれない。
また、現実改変による消滅も不可能であり、実際に時空と時間を超越した5次元の領域の存在がこのDARK-HOLEに「5次元全体規模での現実改変による消去」を行ったが、物体に変化はなかった。
このことから、DARK-HOLEは最低でも「5次元クラスの現実改変」「高レベル多元宇宙クラスのエネルギー」に耐性を持つことが明らかとなる。
現在は回帰階層を除いたD-UNIVERSEの「ANTI-FILM-DEVICE」に封印されている。
ANTI-FILM-DEVICEは12の軸から形成されており、これは空間自体がX、Y、Z軸を筆頭とした12軸、12次元の空間であることを意味している。
現在までにDARK-HOLEは5次元以上への干渉を行っていない為、この空間における封印が安全、とされている。

3.

20██/██/██、███████博士より、新しい情報が入ったため、伝える。
この物体、DARK-HOLEの本質は「現実歪曲実体」。
空間の周囲の物体を自らの一部という「現実」に書き換える力などを所持しており。
ANTI-FILM-DEVICEはもちろんのことだが、最悪の場合、D-UNIVERSE全体が現実歪曲によりこの存在に吸収される可能性がある。
また、現実歪曲は現実改変より上位であり、現実改変という事実も「歪曲」されるため、完全に無力化される。
物語そのものを書き換える力も、この存在自体が物語に置いて「バグ」であるため意味をなさない。
たとえて言うなら、紙の上にこぼした油性インクのようなものだ。
いくら拭いても絶対にとれない。そのような「文章の穴」のような存在であるため、書き換えることができない。
事実、D-UNIVERSE全体を管轄する「最高臨時会」のメンバーの一人「ストーリースロン」が発動した「D-UNIVERSE全体の物語改変イベント」においても、全ての存在が記憶処理などされる中で唯一影響を受けなかった。
このことから、現実改変耐性だけでなく、物語改変耐性も持っていると考えられ。
既に手遅れの可能性が
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