第三世界に存在する仮想存在
現在第三世界では時空の乱れが発生している。
第三世界自体と同規模な他世界線300のうち、65の世界線が現在消滅しているが、その原因は定かとなっていない。
唯一分かるのは、消滅の方法が「世界が割れて無まで分解される」ということだけ。
そこで、この存在が仮説として立てられた。
この存在は「世界線」を吸収する未知の事象。
姿なども想像である。
また、この事象により第三世界と同等の大きさを持つ場所が、認知されているだけも2900箇所消滅しており、認知されていない場所を含めれば億を超えるとされる。
知識を飲み込む事象体であり、生命のアイデア、物語、設定を飲み込む虚無であり、終点。
この「仮想存在」に至っては、物語そのものを吸収し、虚無に書き換える力を持つ為。
「力、耐久力、アイデア、考え、能力」を筆頭とした全ての力を無力化する。
また、虚無そのものの為改変の力が通じない。
いつ来るか分からない最強最悪の事象、それがHIoVである。
事象として確認されてはいるものの、防ぐすべはなく、概念からも外れているため現実改変すら通用しない。
「世界線、物語」という一種のベースとなるラインの外側から世界を蝕み破壊するとされており、全ての攻撃は無意味となる。
これが意味することは、そもそも「物語」という領域を超える存在であるため、物語改変すら通じないという点である。