メジャーとは、巻尺のこと。
本体内に、目盛りが刻まれた金属製や布製のテープが巻かれた状態で収納されており、長さを測りたいときに必要量だけ引き出して使用する。
一般的なメジャー
テープの長さ(=測定可能な範囲)によって、1m・2m・4m・10mなど、多くの種類が用意されている。テープが長くなればなるほど巻き取った時の直径が大きくなるから、当然に本体の大きさも大きくなる。
2mまでのメジャーはコンパクトで持ち運びも容易なことから、キーホルダーなどにされることもある。
テープには耐久性、使用感に優れた金属製が使用されるものが多い。金属製のテープは巻き取り易くするため、また強度の向上(変形を防止する)ため、断面を円弧状に加工されている。
目盛り表示部は、磨耗による欠損を防ぐため、印刷の上からコーティングされている。
メジャーに付加される機能
- 自動巻取り
ぜんまいなどを利用して、引き出したテープを自動的に巻き取る機構。 - ロック機構
自動巻取りのメジャーだと手を離すとテープが巻き戻ってしまうため、必要量引き出した後にロックすることで、巻き戻りを防止するための機構。 - 二種類の単位表示
ミリとインチ、尺など、二種類の単位体系の目盛りを表示したもの。 - 両面表示
表面・裏面ともに使用できるように、目盛りを両面に表示したもの。 - 照明付き
暗所作業の利便性のため、LEDライトを内蔵したもの。