面接触(めんせっしょく)とは、ソケットの六角部の角の部分に、ボルトの角が逃げられる膨らんだ窪みを設けて、ボルトの角でなく面の部分とソケットが接触して回せるようにした機構。
1960年代にスナップオンが、「航空機に使われているボルトやナットの角に絶対にふれさせない工具」として開発依頼を受け、発明されたと言われている。
1980年代にはスナップオンの特許が満了したため、今ではほとんどのブランドのソケットで本機構が採用されている。また、差込角に採用しているメーカーもある。
対義語
- 線接触
- 点接触
どちらが正しいのかはっきりとした定義は無く、わからない。
面接触の各社名称
Snap-on | FLANK DRIVE |
Facom | OGV |
USAG | Full contact |
STAHLWILLE | As-drive |
KTC | パワーフィット |
nepros | Nパワーフィット |
Pro-Auto | ウェーブドライブ |
Ko-ken | フラットドライブ |
TONE | ストロングドライブ |