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オープニング
永き眠りから次々の目覚める十二天将を集めていた陰陽師達だが、それを阻止しようとする朝廷から追われる身となる。
朝廷に唆され敵対することとなった時満の行方も知れず、京の都を旅立つ一行にとって、復活した甘綿は一筋の希望の光であった。
京の都の地下で時満と対峙した後、陰陽寮の陰ながらの支援を得て出雲大社へと向かっていたが・・・ | |
梨子 | 「朝廷からの追ってはまだ来ていないようですね」 「それにしてもなんだか閑散としていますね」 |
明 | 「人の気配がまるでありませんね 陰陽寮は出雲大社を頼れと言っていましたが・・・」 |
豆太 | 「ま、まさか・・・陰陽寮まで僕らを騙そうとしているとか・・・?」 |
黒丸 | 「豆太は人間不信ちゃ 心配せんでも陰陽寮がおらっちゃを騙すならとっくに仕掛けてきとっちゃ」 |
梨子 | 「・・・そうですね。今は陰陽寮を信じたいです」 |
甘綿 | 「りこりこ、元気だして 僕がついてあげるからね」 |
梨子 | 「ありがとう、甘綿」 |
明 | 「しかし、本当に静かですね 少しこの辺りを探ってみましょうか」 |
騰蛇 | 「・・・待て、明 近くに何者かの気配を感じる」 |
勾陣 | 「・・・!そこだ!!」 |
??? | 「――ふふ、やはり十二天将の中でも一、二を争うお二人には気づかれてしまいましたか」 |
勾陣 | 「お前は何者だ? 敵意はないようだが、何故我々の様子を伺っていた」 |
卯槌 | 「私は卯槌と申します 貴方達を待っている方がいます」 「・・・ですが、まずは貴方達の力を試させてください」 |
騰蛇 | 「ほう、俺達の力を試すだと?」 「良いだろう ちょうど力を持て余しているところだったんだ」 |
勾陣 | 「・・・まったく、明の式神となって力の源が安定した途端にこれだ」 「明、この式神に邪念は感じられないがどうする?」 |
明 | 「・・・そうですね、陰陽寮には出雲大社に行けと言われましたが肝心の出雲大社が蛻の殻では立ち往生となりますし」 「ここは卯槌の誘いに乗ってみることにしましょう」 |
卯槌 | 「決まりですね?ではまずは私を追いかけて来てください」 |
卯槌はそういうと軽快に跳躍し、本殿に続く引橋を渡って行った 今は卯槌についていく他にないようだ・・・ |
卯槌戦
5:怪しげな大社
卯槌という式神に自分達を待っている人物が居ると言われ、誘われることになった一行だが、卯槌は力試しを申し出た。
卯槌についていき大社の引橋を渡っていく途中、兄弟な力を感じた | |
卯槌 | 「おや。気づかれましたか?ここは大国主神様が住まう大社」 「今は人払いをしていますので余計に大国主神様の気配が感じやすいのでしょう」 「大国主神様は格式高いお方なのですがどうにも控えめな方なので・・・普段は存在感が空気と申しますか・・・」 |
大国主神 | 「卯槌、主に向かって酷いよ・・・」 |
卯槌 | 「あっ、申し訳ありません つい事実を言ってしまいました」 |
大国主神 | 「まったく・・・ええと、君達が十二天将を集めている陰陽師達だね?遠路はるばるようこそ」 「君達のことを待っている方がおられるんだよ」 |
卯槌 | 「・・・大国主神様、あの方に合わせるかはこの卯槌に勝ってからにして頂きたいです」 「もうこの者達の了承は得ております故」 |
大国主神様 | 「勝手なことを・・・」 「卯槌はどうやら君達のことを試したいみたいだね・・・」 「悪いけれど少し付き合ってやってくれないかな」 |
卯槌の力試しに付き合うことになったが、いったい自分達を待っている人とは誰なんだろうか |
10:怪しげな大社
【戦闘前】
【戦闘後】
卯槌との戦いに勝利した! | ||
「それが貴方達の戦い方ですか」 | ||
「さぁ、これで満足かい?」 | ||
「いえ、まだまだ納得いきませんね」 | ||
「えぇ~・・・」 | ||
卯槌はまだ納得していないようだ。 先に行ってしまった卯槌を追いかけよう。 |
15:怪しげな大社
卯槌の話によれば十二天将の力をその身に宿すことは大変負担がかかるとのことらしい。
明はそんなそぶりを見せてはいないが・・・?
【戦闘前】
卯槌に追いついた! | ||
「なかなか足も速いようですね。 この私に追いつくとは」 | ||
「追いかけっこは得意やちゃ!」 | ||
「卯槌、貴方は私達の何を試しているのですか」 | ||
「・・・十二天将をその身に宿した人間にはかなりの負担がかかるはずです。 その負担に耐えられるかどうか。 私は十二天将は人間には過ぎた力だと思うのです」 | ||
十二天将が負担? 明はそんな素振りは見せていないが・・・。卯槌との戦いに備えよう! |
【戦闘後】
卯槌との戦いに勝利した! | ||
「そうです、私はその力の限界を見たいのです」 | ||
「明、十二天将が貴方の負担になるというのは…」 | ||
「今は何ともありませんよ」 | ||
今は・・・? 明は平気そうな顔をしているが何だか心配だ。 卯槌は先に行ってしまったようだ。 |
20:怪しげな大社
【戦闘前】
【戦闘後】
25:怪しげな大社
卯槌に導かれて辿り着いた先には十二天将の貴人が待っていた。
永き眠りから覚醒した貴人だったが、黄泉國に引きずり込まれそうになったところを朱雀が身代わりになってしまったのだと言う。
黄泉に捕えられた朱雀を助け、一刻も早く十二天将を揃えることを頼まれる。
【戦闘前】
【戦闘後】 Flash
卯槌に打ち勝った!! 卯槌は自分たちのことを認めたようだ | |
卯槌 | 「・・・参りました どうやら貴方達は並みの陰陽師ではないようですね」 |
明 | 「さぁ、そろそろ私達を待っているという人に会わせて頂けますか?」 |
貴人 | 「貴方達が十二天将を集める陰陽師ですね?」 「私は十二天将が主神、貴人と申します 貴方達の状況は聞き及んでおります」 「それから・・・残念ながら朱雀は黄泉へ引き込まれてしまいました」 |
梨子 | 「えっ、そんな・・・ それでは、十二天将は揃わないではないですか」 |
貴人 | 「そうなっては困ります 私達には大義がありますから・・・」 「ですから貴方達に朱雀を救って欲しいのです」 |
明 | 「・・・詳しい話を聞かせてください」 |
朱雀が黄泉に引き込まれてしまうなんて・・・ とにかく貴人から話を聞こう |
【戦闘後】
大神実命戦
30:黄泉比良坂
黄泉に通じる黄泉比良坂を下っていると桃の鉄球を振り回す式神に追いかけられることに・・・。
【戦闘前】 Flash
ここが黄泉比良坂・・・ 以前、地下神社で感じた邪気をここでも感じる 黄泉繋がっているからだろう | |
大神実命 | 「あっ!こらこら! ここは黄泉に続く道なんだから来ちゃ駄目よ!」 |
黒丸 | 「おらっちゃその黄泉に用があるんがやちゃ」 |
甘綿 | 「そこを通してほしいなぁ~」 |
大神実命 | 「貴方達も黄泉に用があるの?いやでも貴方達、人間よね・・・?」 「はっ、まさか人間に化けた地獄の悪鬼!?」 |
豆太 | 「も、もしもし~?」 |
大神実命 | 「問答無用ー!!ここは通さないわよ!!」 |
大神実命が襲ってきた・・・!! |
【戦闘前】
大神実命が襲ってきた! | ||
「この先は所謂死後の世界よ! 生きてる人は帰った帰った! それとも何か企んでいるなら容赦しないわよ!」 | ||
「僕達はこの先に用があって・・・」 | ||
「問!答!無!用!」 | ||
「わわわっ鉄球振り回してきたよぉ!」 | ||
「応戦するしかないちゃ!」 | ||
大神実命との戦いに備えよう! |
【戦闘後】
大神実命との戦いに勝利した! | ||
「いったーい!! よくもやったわね!」 | ||
「だって君が襲って来るから・・・」 | ||
「か弱い女の子に手を上げるなんて貴方達悪い人よ」 | ||
「鉄球振り回す子はか弱くないと思うよ・・・」 | ||
「今のうちに逃げんがやちゃ!」 | ||
先を急ごう! |
35:黄泉比良坂
かつて伊邪那岐は伊邪那美と対立した際に、十二天将の力の源を伊邪那美から切り離したという。
そして伊邪那美再封印の使命を与えたのも伊邪那岐だというのだが、その本人は伊邪那美に敗れてしまったらしい。
【戦闘前】
【戦闘後】
40:黄泉比良坂
大神実命はその昔、伊邪那岐をこの黄泉比良坂で助けたことがあるという。
伊邪那岐を助けたのだから良い式神なのでは・・・?
しかし、大神実命は先日から地獄からの来訪者が黄泉國に出入りしていることを警戒しており、陰陽師達もその一味なのではと疑っていた。
【戦闘前】
【戦闘後】
大神実命との戦いに勝利した! | ||
「きゃ!」 | ||
「今のうちに逃げましょう」 | ||
「くん・・・くんくん・・・あれ?」 | ||
「甘綿、どうしたんですか? 行きますよ」 | ||
「あれ・・・今知っているような、知らないにおいがした気がするけど・・・ときみちゅ・・・? あっ、ま、待ってよぉ!」 | ||
大神実命が起き上がる前に逃げよう。 |
45:黄泉比良坂
【戦闘前】
【戦闘後】
大神実命との戦いに勝利した! | ||
「いたた、今の結構痛かったわよ!」 | ||
「ごめんなさい、でも私達はどうしても黄泉に行って朱雀を取り戻さなくてはいけないんです」 | ||
「彼女に構ってる時間も惜しいです。 行きますよ」 | ||
「・・・なんで人間がそんなに必死にならないといけないの?」 | ||
大神実命が何か言っていた気がするが今は振り返っていられない。 |
50:黄泉比良坂
朱雀が捕まっている事情を話、黄泉に行って取り返さなくては黄泉から伊邪那美が蘇ってしまうことを告げる。
大神実命はそれは伊邪那美の罠だと言うが、十二天将を揃えなくてはその伊邪那美を封じることが出来ないと説得し、なんとか黄泉國へ立ち入ることができた。
【戦闘前】
【戦闘後】 Flash
大神実命に事情を説明し、黄泉へ朱雀を取り戻しに行くことを話した | |
大神実命 | 「むむむ・・・そういう事情なら・・・ でも貴方達、下手したら帰って来れなくなってしまうかもしれないのよ」 「ちょっと前にも地獄の住人を引き連れて人間みたいな人が黄泉に向かっていったし・・・」 「私はそいつに負けちゃったんだけど・・・」 |
明 | 「私達以外に黄泉に向かう者が・・・? まさか・・・」 |
大神実命 | 「それに、伊邪那美は黄泉に封印されているのよ」 「朱雀がそこに捕えられてるってことは、きっと何かの罠よ」 |
梨子 | 「それでも向かうしかないんです 十二天将を揃えなくてはその伊邪那美の再封印ができませんし」 |
大神実命 | 「う~~~・・・ しょうがないなぁ」 |
大神実命はようやく納得したようだ |
【戦闘後】
懸衣翁・脱衣婆戦
55:黄泉國
黄泉國には既に地獄の来訪者が闊歩していた。
その人の着物の重さから罪の重さを量る脱衣婆と懸衣翁に衣服をはぎ取られそうになりながら黄泉國で朱雀を探す一行はこの地獄の住人が時満の差し金によるものと知る。
【戦闘前】 Flash
黄泉國に来てみるとそこには何故か地獄の住人が◆◆していた | |
脱衣婆 | 「キエェェェ!! その衣寄越さんかい!!」 「わしらがお前たちの罪の重さ量ってやるわ!!」 |
懸衣翁 | 「そこのべっぴんさんの衣から頂こうか!!」 |
明 | 「先ほど大神実命が言っていた地獄の住人とはこの者達のことのようですね」 「そういえばあの者達は何者かによって引き連れられてきたらしいですね」 「彼らに接触してその者の素性を知っておいた方が良いかもしれません」 「貴方達をここに連れてきたものは誰なのですか?」 |
脱衣婆 | 「あんだって!? わしらを連れてきたのは時満じゃぁ!」 「あやつならとっとと先に行ってしもたわ!」 |
梨子 | 「時満は生きているのですね・・・!?」 |
明 | 「やはり・・・」 |
時満が生きている・・・! しかし、地獄の住人を連れて黄泉に向かっているなんて・・・ |
【戦闘前】
懸衣翁が立ちはだかった! | ||
「そのきれいなべべ貸さんかい! ほれ!この衣の重さがお前さんの罪の重さじゃ!」 | ||
「や、やめてください・・・!」 | ||
「やめて~! りこりこの着物ひっぱっちゃ駄目~!」 | ||
梨子が懸衣翁に着物を奪われそうになっている! 助けなくては! |
【戦闘後】
懸衣翁との戦いに勝利した! | ||
「ときみちゅ、やっぱりここに来てたんだ・・・」 | ||
「梨子、大丈夫だった?」 | ||
「え、えぇ・・・ありがとうございます」 | ||
「かわいさげに・・・ここから先はおらっちゃが梨子さんを守っちゃ!」 | ||
地獄の住人達はたくさんいるようだ。 油断せずに進もう。 |
60:黄泉國
【戦闘前】
懸衣翁が立ちはだかった! | ||
「へっへっへ、さっきのお嬢さんの着物の重さ・・・ こいつぁ誰かの思いをないがしろにした罪の重さじゃな。 お前さん、誰かの親切心や好意を踏みにじったことがあるじゃろ」 | ||
「それは・・・」 | ||
「図星じゃろうて!」 | ||
懸衣翁が襲ってきた! 応戦しよう! |
【戦闘後】
65:黄泉國
時満の身を案じながらも、梨子は自分が時満の思いを踏みにじったことを後悔していた。時満がこの黄泉に来ているということはまだ朝廷の手先のままで、これから先対立するのだろう。
【戦闘前】
【戦闘後】
脱衣婆との戦いに勝利した! | ||
「時満が近くにいる可能性もありますね」 | ||
「生きていて欲しいですが・・・」 | ||
「きっとまた戦うことになるんじゃないかな・・・」 | ||
「もぉ、皆くらいよぉ~! まずはときみちゅに会って話をしなきゃだめだよぉ」 | ||
「甘綿の言う通りやちゃ!」 | ||
時満についてはあまり希望的観測はしない方が良いが、 それでも少し期待してしまう自分が居た・・・。 |
70:黄泉國
【戦闘前】
脱衣婆が立ちはだかった! | ||
「その着物寄越さんかい!!」 | ||
「ぼ、僕着物なんて着てないもん!」 | ||
「えぇい!じゃあお前さんはその綿寄越さんかい!!」 | ||
「やだよぉ~!! おんみょうじたん、助けてぇ!!」 | ||
脱衣婆が甘綿の綿を毟ろうと襲ってきた! 甘綿を助けよう! |
【戦闘後】
脱衣婆との戦いに勝利した! | ||
「べべ無いからてむちゃくちゃな奴やちゃ・・・」 | ||
「甘綿・・・少し綿が毟られてしまいましたね」 | ||
「え~ん・・・でも大丈夫。 僕の綿はすぐ生えてくるのぉ」 | ||
「じゃあ毟られても平気じゃないか・・・」 | ||
「気持ちの問題なのぉ!」 | ||
お供達の会話に和んだのか、梨子と明の表情も少し和らいでいるように見えた。 先を急ごう。 |
75:黄泉國
懸衣翁と脱衣婆を撃退した一行は時満と対峙する。
時満は格段に強くなっており人ならざる妖力を感じさせた。
お供達に助けられ時満から逃れたが、時満の変わり果てた姿に一同は動揺を隠せないでいた。
【戦闘前】
脱衣婆が立ちはだかった! | ||
「ぜぇはぁ・・・待たんかい!!」 | ||
「もう、しつこいなぁ!」 | ||
「きりがありませんね。 ここで決着を付けましょう。」 | ||
「くんくん・・・あ・・・このにおい!」 | ||
甘綿?どうかしたのだろうか。 | ||
「う、ううん。なんでもないよぉ・・・!」 | ||
脱衣婆との決着を着けよう!! |
【戦闘後】 Flash
脱衣婆と懸衣翁を退けたその時・・・ | |
時満 | 「・・・地獄の奴らも思ったほどつかえないな」 |
梨子 | 「時満・・・!! 生きてたのですね・・・良かった・・・」 |
明 | 「・・・! 待ちなさい、梨子! 時満に近づかないでください!」 |
時満 | 「酷いな、明・・・ 感動の再開だっていうのに」 |
この力は・・・!? 今の時満は明らかに人の力を超えている・・・!! | |
甘綿 | 「おんみょうじたん!!」 「おんみょうじたんは僕が守るんだ!」 |
時満 | 「ちっ・・・まぁ良いか・・・ 俺は先に行くよ」 |
時満はあっさりと退いた あの力は尋常ではなかった・・・ 時満はもう人ではないのか? |
【戦闘後】
大禍時戦
80:黄泉國
朱雀を捕えていた妖、大禍時を見つける。
大禍時は陰陽師一行は不可侵領域に踏み込み過ぎていると指摘し、これ以上黄泉國や十二天将に関わるなと警告する。
【戦闘前】 Flash
大禍時 | 「さて・・・どうしたものか まさかこの黄泉にて十二天将を捕えるとは」 |
朱雀 | 「貴方は何者だ・・・! 伊邪那美に加担するのならば・・・」 |
大禍時 | 「伊邪那美の味方ではない だが、お前たちの味方でもない」 「俺はこの世とあの世の合間に漂う者・・・」 |
貴人 | 「見つけました! 無事ですか!朱雀!!」 |
朱雀 | 「貴人・・・!! それに、その人間たちは・・・」 |
明 | 「貴方が朱雀ですか・・・ しかし、その隣のあの者は厄介そうですね」 |
大禍時 | 「ほう、仲間が助けに来たか 悪いが俺は人間にも加担する気はない」 「むしろお前達は俺の制裁対象だ お前達は人の領域を超え、知りすぎている」 「悪いがここで消えて貰わねばならん」 |
【戦闘前】
【戦闘後】
大禍時との戦いに勝利した! | ||
「ふん、やはり十二天将は人間には過ぎた力・・・。 ここでお前達を始末せねば」 | ||
「待ちなさい・・・!!」 | ||
「大禍時、朱雀を連れて行っちゃったよぉ!」 | ||
「あいつどういうつもりなんだろう。 誰の味方もしないだなんて言ってたけど」 | ||
「それはつまり皆の敵ってことけ? おらあんな得体の知れない妖見たことないちゃ」 | ||
大禍時は霧状になって朱雀と共に消えた…。 気配は何とか追えそうだ。 |
85:黄泉國
【戦闘前】
朱雀を捕えている謎の妖、大禍時を発見した! | ||
「どうやら鼻が利く奴がいるようだな」 | ||
「僕達から逃れられると思った大間違いだよぉ!」 | ||
「・・・ふむ、では鼻が利く奴から始末するか」 | ||
「そうはさせません!」 | ||
大禍時との戦いに備えよう!! |
【戦闘後】
大禍時との戦いに勝利した! | ||
「獣共め・・・」 | ||
「朱雀を解放してください!」 | ||
「俺がお前達人間の言うことを聞くような妖に見えるか?」 | ||
「貴方の目的は何なのですか」 | ||
「俺は調和を保つだけ。 神々、妖、人間がそれぞれの領域を侵さぬように監視する者だ」 | ||
大禍時は再び消えてしまった・・・。 |
90:黄泉國
再度現れた時満だったが、大禍時が梨子に危害を加えようとした瞬間、彼女をかばった。
もしやまだ自我があるのかもしれない・・・。
だが、大禍時は時満の精神を侵す存在が伊邪那美であると告げる。
【戦闘前】
【戦闘後】
95:黄泉國
【戦闘前】
朱雀を捕えている謎の妖、大禍時を発見した! | ||
「先ほどの男、あれは伊邪那美の駒のようだがお前達の仲間だったのか?」 | ||
「・・・今でもそう思っています」 | ||
「やめておけ、あれは手遅れだぞ」 | ||
「そんな・・・でも先ほどは私を助けてくれました・・・」 | ||
「そうだよぉ、りこりこ、元気出してぇ!」 | ||
大禍時との戦いに備えよう!! |
【戦闘後】
100:黄泉國
大禍時を打ち破り、朱雀を解放するが、大禍時の最後の力により異空間「逢魔時」に引き込まれてしまった。
その際に時満は梨子だけを連れて行ってしまった。
彼女の無事を祈りつつ、十二天将が異空間を脱出する術を発動させるための時間稼ぎをすることに。
【戦闘前】 Flash
大禍時 | 「くく・・・人間にしておくには惜しいほどの力だな・・・」 「だがあの時満という男のようにたやすく闇に堕ちるような脆弱さを・・・」 「・・・不安定さを持つ人間にはやはり十二天将は過ぎた力だ」 |
明 | 「・・・時満は決して弱いわけではありません」 「貴方には分からないでしょうが、私達はそれぞれの信念の元、ここまで来ました」 「きっと、彼も・・・私は今もそう願っています」 |
大禍時 | 「これだから人間は・・・ そうやって何かを信じ、願うことで神々を翻弄してきたのだろう」 「お前達人間の願いや祈りは十二天将だけではなく他の神々にも影響する」 「だからこそ、伊邪那岐はお前達を守ろうとしているのだろうが・・・」 |
大禍時との決着をつけよう! 朱雀を取り返すんだ! |
【戦闘前】
【戦闘後】 Flash
大禍時 | 「ぐっ・・・ぁ・・・!! お前達を・・・行かせるわけにはいかない・・・」 |
甘綿 | 「わぁぁぁ、空間がねじれていくよぉ」 |
時満 | 「梨子・・・!!」 |
梨子 | 「時満!!放してください・・・!!」 |
大禍時は最後の力で異空間を生み出したようだ!! 梨子は時満に連れ去られてしまった・・・ いや、助けられたのか? | |
明 | 「梨子・・・!! 時満は、梨子を・・・!!」 「いえ、今はこの空間から脱出しなくては 朱雀は無事のようですね」 |
朱雀 | 「貴方達のおかげで助かった・・・ が、この空間に閉じ込められてはまだ助かったとは言えないな」 「だが、ひとり欠けているとはいえ、この場には十二天将の殆どが揃っている」 |
貴人 | 「私達の力でこの空間から抜け出すことができるでしょう」 「術を発動させるまでにはしばらく時間ががかかりそうですが・・・」 |
十二天将達がこの空間を抜ける術を発動させる間、周囲の神妖を追い払おう! |
【戦闘後】
エンディング
貴人 | 「さぁ、転移の術を発動させますよ」 |
豆太 | 「ここは・・・京の都? でもなんか僕の知ってる都と違う気がする」 |
黒丸 | 「ややっ・・・?かなんけ? あっちの都じゃないがんけ?」 |
明 | 「とにかく梨子と時満を探しましょう」 |
朱雀 | 「時満とはあの女性を攫った者だな? あの禍々しい妖気・・・もはや人間のものではなかった」 |
明 | 「それでも私は彼らを放っておくことはできません」 「それに時満は伊邪那美を復活させようとしています」 「私は彼を追いますので、貴方達には残りの十二天将・・・六合の居場所を探ってほしいのです」 |
手分けをして梨子と時満を探すことになったが・・・ やはりここは自分のいた都だ | |
甘綿 | 「ねぇ、おんみょうじたん 僕とおんみょうじたんがここで初めて会った時、僕探し物してたよね・・・」 「僕、何を探していたのか思い出したの・・・」 |
「――思い出したのですね、甘綿」 | |
この声は・・・! いつもこの神社で聞こえてきた声だ! | |
??? | 「こちらで会うのは初めてですね」 |
梨子 | 「やっとこちらで貴方に会えましたね・・・甘綿も・・・」 |
甘綿 | 「りこりこ・・・ 僕・・・君のことずっと探してたよ」 |
甘綿の探し物は梨子だったのか・・・!? | |
梨子 | 「甘綿が貴方を過去へ導くようにしたのは私なんです」 「貴方に救って欲しい人がいるのです・・・」 |
明 | 「梨子・・・!?その姿はいったい・・・」 「まさか時満に何かされたのですか」 |
梨子 | 「時満には何もされていません・・・ ですが、私の存在はもう長く持ちません」 「このままでは伊邪那美は現世に蘇ってしまうでしょう」 |
伊邪那美はまだ蘇っていないようだ しかし、この時代に梨子が居るのは何かおかしい気がする・・・ 今の梨子はなんだか魂だけの存在のようだし・・・ | |
梨子 | 「どうか、どうかあの人を・・・ この時代の明を助けてください」 |
この時代の明!? どういうことなんだろうか・・・ |
神さびる追憶 ~第七章~ 完