激しく反復横跳びするアニマル浜口(はげしくはんぷくよことびするアニマルはまぐち)とは、2004年ころから多数の日本人が見たとされている夢の内容である。この夢を見た人の多くが、その日に限って寝坊をしてしまい遅刻しそうになったという体験をしている。
概要
この夢の内容は元プロレスラーのアニマル浜口が「気合だ!気合だ!気合だー!!」と叫びながら、ひたすら反復横跳びを繰り返すというもので、浜口は「気合だ!気合だ!気合だー!」と言いながら、反復横跳びを続けるだけなので特に何が起きるわけでもない。しかし、夢から覚める直前になって突然、浜口は「気合だ!気合だ!気合だー!」と言いながら両手を高く上げて立ち上がってしまうため、夢を見ている本人たちは「あっ、これは何か起きるぞ」と思ってしまい、そこで目が覚めてしまうのだ。
この夢についてネット上では「これって予知夢なんじゃね?」という意見が多く見受けられた。そして実際に夢の中で叫んだ通りの言葉を口にした人が何人も現れたことで、「アニマル浜口の夢には未来の出来事に関するメッセージが込められているのではないか」という説が生まれた。だが、この現象については科学的には何も証明されておらず、ただ単に偶然同じ時期に似たような内容の夢を見た人たちが同じ日に寝坊してしまっただけにすぎないと考えられている。
また、この夢を見る人は決まっていつもより早く起きたにも関わらず遅刻してしまうことが多いことから、「実はあれは本当に夢ではなくて現実に起きた出来事だったのではないか」という噂も流れたが、これも真相は不明である。
ちなみに、この夢を見ること自体は珍しいことではないらしく、多くの人は一度見れば二度と見なくなるそうだ。ただし、中には1年に2~3回見る人もいて、その頻度は個人差があるようだ。
似た事例
・コサックダンスをするアントニオ猪木の夢
・マイケルジャクソンのスリラーのミュージックビデオを見ながら反復横跳びする夢
・ライオンの着ぐるみを着た長州力が集団で登場する夢
など
関連項目
・反復横跳び
・夢占い
・アニマル浜口
・アニマル浜口症候群
・反復性金縛り症
・集団催眠
・入眠時幻覚
・白昼夢
・明晰夢
・夢日記
・夢の本
・睡眠医学