菊
Last-modified: 2019-08-19 (月) 16:53:17
名称
- 菊 キク きく
- Chrysanthemum
- 齢草 よわいぐさ
概要
象徴
持物
画題
- 三香:菊・水仙・木犀(所説あり)
- 七香:菊・梅・梔子・ジャスミン・水仙・木犀・百合(所説あり)
- 四清:菊・梅・水仙・木犀
- 菊に盃(菊酒)
- 菊水?文
- 籬に菊
その他
- 中国原産。日本には奈良時代以降に伝来。19世紀半ばからヨーロッパにも普及
- 日本ではかつて鑑賞用ではなく薬用植物として扱われた。
- 『万葉集』には一種も詠まれていないが、『懐風藻』では6首ある。
- 菊の花を食べれば身が軽くなり、堅強で長寿になるとされた。[花譜][風俗通]
- 菊酒:菊の花を酒に浸したもの。または、菊の花を煮た汁を穀物とともに醸造した者。長寿の効果があるとされた。
- 平安時代、重陽の節句(9/9)では、菊酒を飲んで長寿を願った。
- 菊慈童:能の演目。中国原話。周王に仕えた慈童が配流された。かつて王に賜った言葉を菊の葉に書くと、葉から滴り落ちた露が霊水となった。霊水を飲んで、慈童は不老の仙人になった。
- 籬に菊:陶淵明の詩「飲酒」の一説「菊を采る東籬の下 悠然として南山を見る」と、これを受けた白楽天の詩「陶潜の体に効う詩」の一説「重陽は已に過ぎたりと雖も籬の菊は残花あり」に由来する。