ネタメモもしくは供養帳

Last-modified: 2018-12-16 (日) 12:10:42

多いんだこれが。決して今日本当に書こうと思ってたネタがしんどくてやめたわけじゃないぞ。決してな…。
最近私が生食い腐女子だと言われているが、ルーツは自分の小説のキャラクターのモデルとして友人を空想の中で遊ばせていたことに始まる。
キャラクターをゼロから構築すると、思考や判断等に矛盾が生じるけど、実際のモデルがいると、「あの人はこういう場面だったらこう考えてこう動くだろうな」という推察がしやすい(実際にそうするかどうかは別として)。んでなんか色々やりすぎて拗らせた結果今があるのである。まぁ、人間なんて矛盾だらけなんですけども。

いざ本題。ここでは私が思いついたはいいものの細かい設定やその他諸々のストーリーが浮かばず、あたためたまま死んでいるあらすじなんかを書いていくぞ。

ボツにしたSS

どちらが言い出したかは忘れた。見つけたのは私の方だったと思う。
一泊二食付きで一人五万円。私たちのような地位も富もない人間には身の丈に合わない価格だった。
それでもどちらも反対しなかったのは、多分、二人で会う時間をさらに特別にしたいがためのオプションだったのかもしれない。相手にその気があったのかは分からないが、少なくとも私はそうだった。
私たちはどこかの夫婦の結婚記念日よろしく、スイートルームで、高級食材に彩られた夕食を食べ、値段を見たら引っ繰り返るであろうお酒を飲み、源泉掛け流しの露天風呂に別々に入った。
入浴している間を除き、私たちはずっと喋っていたように思う。お互いそんなに頻繁に会うこともないうえに、一泊五万円の贅沢な暴力である。
最近職場でこういうことがあっただの、共通の友人が出産しただの、この肉は脂が乗っていて大変美味しいだのと、会っていない間の空白を埋めるかのように話をした。
自分が温泉に浸かっている間、私は色々なことを思った。
空白を埋めるかのように喋っていたのは、沈黙が怖かったからかもしれない。
私が浸かっている間、彼は何をしているのだろうか。
あがって部屋に戻ったら、ベッドで誘われてしまうかもしれない。もしそうなったら自分は乗るのか、などとくだらない妄想もした。

Hylicsを見すぎてこじらせていた設定資料

リサ・チェブラーシカ
主人公。我が強く負けず嫌いの女子中学生。
周りがかっこいい、かわいいガーディアンを連れていることにコンプレックスを抱き、ハインリヒを前衛芸術のなりそこない呼ばわりしているが、なんだかんだでハインリヒを誰よりも信頼している。

ハインリヒ
リサのガーディアン。真っ黒なツナギを着て、頭はブルーの炎のような形をして揺らめいている。三白眼で目つきが悪い。頭も良く実はめちゃくちゃ強いが、いかんせんめんどくさがりである。武器はスモークスティックというタバコ型の武器。

サルトル・ディエンビエンフー
リサの幼馴染。頭脳明晰で運動音痴。何もないところでよくつまづく。リサがハインリヒの次に信頼している生き物で、よくリサの面倒ごとに巻き込まれたり、彼女の相談役になってあげている。思慮深く繊細なため、落ち込んでしまうこともしばしば。

メヒクティア
サルトルのガーディアン。シスターの格好をした小さなウサギのような生き物。寡黙で滅多に喋らないが、サルトルとは意思疎通ができているらしい。リサによく「いいなーメヒクティアはかわいくて」と言われている。武器は身の丈を超える大きな鎌。ハインリヒと同等かそれ以上に強い。

ガーディアンについて

人間を宿り主とする精霊のようなもので、生まれた時から死ぬまでその人間のそばにいる。実体を持ち、食べたり眠ったりするが、しなくても特に苦痛でもなく死ぬこともない。人間の生活を形式的に模しているだけらしい。
何かしら武器を持ち、宿り主を守るのが役目。
人間がガーディアンに危害を加えることはできないが、ガーディアンが人間に危害を加えることはできるが、宿り主を守る以外の目的で他人に危害を加えることはほとんどない。ガーディアン同士であれば殺し合うこともできるが、宿り主に生命の危機が及ばない限りは基本的にない。ガーディアンが死んでしまった場合、宿り主はまた新しいガーディアンを宿す。

霧の世界線の話

これ確か昔Twitterに「ふぁぼったフォロワーさんを自分の世界観でキャラクターにする」みたいなタグでやったやつ。だからモデルがいる。
一応あれから色々足されている。

フードの男(9052)
禁忌技術に手を出し、狼の獣人と化してしまった。
本人は自分の見た目を気に入ってはいるが、戦う度に人間としての理性を少しずつ失ってしまうので、元に戻る方法を探している。

サングラスの男(plum)
西の国で用心棒業をしていた男。日本刀の使い手。
口は悪いが情に厚い。フードの男とは仲が良く、彼が元に戻る方法を一緒に探している。

マフラーの男(3T)
かなり腕の立つ狙撃手。サングラスの男とは対照的にあまり喋らないが、メンバー内の唯一の常識人である。
フードの男が元に戻る方法も探しているが、彼の本当の旅の目的は不明である。

少女
山道沿いにある自動車整備工場にいた少女。数年前に出て行った同居人の男性を探している。
ヘルベチカといううさぎのぬいぐるみを連れており、戦闘時はヘルベチカが巨大化して戦う。

死神の男(けぃちゃん)
道中で行き倒れていた黒マントの男。大きな釜を持ち、ケタケタと笑う。
助けてもらったお礼に、一緒に旅をすることになった。

道具屋の男(ぬぽんぽ)
ネオン街の裏路地にある道具屋のマスター。
無類の女好きでお調子者。戦闘時はどこに隠していたのかというレベルの大量の武器を出してくる。

禁忌技術とは

使用することで世界に歪みを生じさせたり、倫理的に問題がありそうな技術のこと。
主に以下のようなものが挙げられる。
・全く別のものに変身する
・タイムトリップ
・他人操作

あらすじ

フードの男が元に戻る方法を探すため、車で世界を旅する3人だったが、霧の山道を走っていたところ車がエンストしてしまう。
幸いにも数百メートル先に自動車整備工場を見つけた3人だったが、そこにいたのはぬいぐるみを抱えた少女だった。
車を修理した少女が修理代のかわりに請求してきたのは「数年前に出て行った同居人を一緒に探すこと」。
4人に増えた旅が、今始まる。