ヒカセンカタルシス

Last-modified: 2018-12-22 (土) 20:55:26

はじめに

私はFINAL FANTASY XIV(以下FFXIV)を、休止期間を含めて4年ほどプレイしている。
この記事ではFFXIVにハマってしまう1要因である、エンドコンテンツにおけるカタルシスについて紹介する。

ヒカセン?

光の戦士の略称。元はプレイヤーキャラクターを指す言葉であるが、FFXIVのプレイヤー自身を指すようにもなり、略称としてヒカセンが定着した。

カタルシス?

悲劇がもっている、観る人の心に怖れと憐(あわ)れみを呼び起こし、その感情を浄化するという効果(大辞林より)

ということらしいが、ここではもやもやしたものが晴れてスッキリした感情(例えばヒーロアクション映画を見終わったとき感じ)のことを指す。

大縄跳び?

FFXIVのエンドコンテンツはしばしば大縄跳びと称される。
これは、一緒にプレイしている誰か1人が1ミスするだけでやり直しになってしまうという難しさを揶揄したものだが、割とマジでそう。
最近は、ミスは許されるしカバーもできるがミスする人が多くなっていくほどクリアできる可能性が下がっていく、という作りになっていることが多く、体験は良くなっていると感じている。

練習中の快感

高難度なコンテンツである以上、初めて挑戦して即クリアできることは稀で、予復習を含めた練習が必要なのである。
「ハハハ、ゲームするのに予復習が必要?」と思った方は次の画像を見てほしい。
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フィールドに置かれたマーカー達、この意味が分かるだろうか?
高難度コンテンツにはギミックが存在し、それを解いていくことでクリアまでたどり着く。
世界最速クリアを目指すのであれば、ギミックの解き方から考えなければいけないが、コンテンツクリアを目指す一般プレイヤーは、先人が到達したギミックの解き方を覚えることでクリアを目指す。画像のマーカーはギミックを解くために使う場所を示している。
ギミックの解き方を覚えたプレイヤーは、練習目的のパーティーに参加することになる。
クリアまで先が長いなと思うかもしれないが、私は練習パーティー自体も楽しいと感じる。自分も含めて初めての人がいる場合に顕著だが、それぞれが上手くなっていくのが目に見て分かるのである。
ゲームの特質かもしれないが、たった1時間程度練習するだけでスキルのタイミングやキャラの動かし方、次のギミックに備えた行動まで、どんどん最適化されていく。
次はもっと先まで進めるかもしれない、と感じ始めたら制限時間いっぱいまでやってしまうのを止められないのである。

クリアすることによるカタルシス

高難度なコンテンツをクリアしたときの快感は果てしないものだ。上で書いたように、練習が必要なほどであるがゆえに、クリアできていない期間というのはとても長いものになる。
参加するパーティーも練習目的からクリア目的に変わり、自分はできているのに…なんて思う日もあったりする。そんな抑圧状態が続いているからこそ、クリアできたときは最高の気分になる。
リアルでヨッシャ!!と叫んでしまうほどに。手の震えが止まらないほどに。まさにカタルシス。
顔も知らない8人が集まって、真剣に同じ目標に向かって何度も挑戦するという体験が他にできるだろうか?これぞ魅力であり、ハマる理由かなと思う。

おまけ

FFXIVではスクリーンショット機能が充実!エフェクトを途中で止めたり加工したりできるぞ!
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もちろんおしゃべりも可能!このあと楽器演奏会が始まったぞ!
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なんか1月から麻雀もできるようになるらしい…。一体どこへ向かっているんだ…。