3TのGoTY2022

Last-modified: 2022-12-31 (土) 10:23:52

1つ選ぶなら…

ELDEN RING

奇しくも”Game of the Year”と同じになってしまったが、これまでソウルシリーズを途中で諦めてしまっていた自分が、3周クリアとトロフィーコンプリートするほどプレイしたので、今年はこれ。
まっすぐ進めないのであれば横道や全く別の方向へ行ってもよいという、ある種の”逃げ”が許されていたおかげで
キャラクターや自身の成長を進めて本来の楽しさを感じるところまで、ゲームを放棄することなく遊ぶことができた。
ダークファンタジーの世界観は元々好きな方で、多くを語らずフレーバーテキストなどで補完してくる作品のテイストも相まって、大変好きなゲームになった。
ボス戦でギリギリ勝利したときの手の震えや気持ちの高まりはひとしお、RPGやシューターといった他のゲームとはまた違った体験として、やっぱり楽しい。
練習が必要でとても苦労したのはマリケスとマレニア、あと坩堝2体。ソウルシリーズの感じだとDLCが追加されることが多いようなので、期待している。
あとフロムといえばアーマードコアも実は未体験なので、新作はやってみたい。

プレイしたゲームいろいろ

Pokemon Legends アルセウス

新しいポケモン。ストーリーの時代は過去だけど、ゲームとしては新しい。
捕獲方法の再定義と、野生ってやっぱり恐ろしさもあるということを思い出させてくれることで、新鮮に感じるポケモン。
ポケモンバトルだけではなんとかならないこともあることを思い知らされるし、現代のポケモンを知っているほど”ずれ”を感じることができる。
手持ちポケモンを全部ボール外に出せるのが非常に良かったので、もしLegendsシリーズが続くなら継承してほしい。

Horizon Forbidden West

待ってましたHorizonの続編。世界観が好きすぎるのでもはや何しても楽しい。
ストーリーは使命と仲間にフォーカスされて人間関係に寄った話ではあったが、SF感は損なわれず新たな問題を示唆して終わるというまさに続編というものだった。
ビジュアルが美麗すぎるので前作から撮影モードのお世話になりっぱなしなのだが、今回は空や水中といったアクションも追加されてより世界を広く楽しめるようになった。
プレイ終盤の方は無闇に飛び回って遊んでいた。PS5買えて本当によかったと思える作品。
DLCが2023年ということで、とても楽しみにしている。

STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN

FF1の前日譚のパラレルストーリーということで本編に繋がったりはしないが、よりダークな世界観を持って登場したFFの高難易度アクションゲーム。
ナンバリングタイトルにちなんだ地名やダンジョンが登場したりとファンサービスもあり、物語を一巡して最後まで進めた満足感はあった。
ハクスラ要素とジョブレベルの要素がミスマッチだと感じたのが、自分的に惜しいところ。
もっとアクションに振り切った難しいのでも悪くはなかったんじゃないかと思ってしまった。

Splatoon3

3作目の今回は、2であまり1と変わらないな、使いにくいままだなと思うところが改善されていたこと、またタイミングもあってか発売してすぐのめり込んだ。
今回は通常のフェスだけでなくPvE側のお祭りも用意されていたり、バトルパスの仕組みもあったりと
勝ち負けだけでない遊ぶ楽しみが豊富に用意されており、毎日研鑽しなくても楽しめるのがとても良いと感じた。

Xenoblade3

Xenobladeは癖。ストーリーもさることながら、システムについても「こういうの好きでしょ?」とどんどんぶつけて来るのがもう完全に癖のそれである。
主人公たちが不憫とか、異種族混合とか、合体とかロボとか連携とか、スキルの組み合わせとか順番とか立ち位置とかそういうアレ。
世界を好きに移動できるところまで進めて、最後のダンジョン前で遊び回るのが好きなので今回もそのようにやったが、登場キャラクターが多すぎてとても時間がかかってしまった。
ストーリー的には1と2を繋ぐものと公表されており、シリーズのプレイヤーには嬉しいものもあったと思う。終わったあとに考察を読むのも楽しみだったりする。

Monster Hunter Rise: Sunbreak

モンハンの超大型アップデートは、前作ワールドのアイスボーンが非常に出来が良かったので、今作も同様の期待をよせていた。
Rise自体は操作の快適性の面でとてもよい調整がされていたが、今回は特にやり込みの強化と、ソロプレイの快適性向上がされたアップデートだったように思う。
スキルをランダムに追加する機能で周回に意味が付加されることになり、ソロで自分含め4人+2匹のキャラクターと狩りができるようになって快適性も向上した。
以前はマルチでやらないと効率悪いなーと思っていたところが改善されてとても遊びやすくなったように感じた。

Overwatch2

チーム対抗のFPS再び。前作のOverwatchもApexが流行る前にかなりやっていて、新作ということで遊ぶとやっぱり楽しかった。
6vs6から5vs5になったことで、1人がやられてしまう重要さが大きくなったものの、状況の変化も起こりやすくなり、よりカジュアルに遊べるように感じる。
味方と連携が決まったときの気持ちよさは(そうしないと勝利できないというのもあって)群を抜いていると感じるし
よく遊んでいた頃と比べるとキャラクターも増えていて新鮮味もあった。今やるシューティングとしてはコレかなと感じる。
本来もう一つのメインコンテンツになる予定だったPvEはまだ実装されていないので、そちらも楽しみにしている。

ASTRONEER

先に始めていた2人に合流する形でプレイし始めた。一人だとたぶんやらなかったと思う。
他の箱庭系や自動化系のゲームと違ってガチガチの整地や建築が必要ではなく
ミッションをこなすための素材確保や生産を行っていくゆるい感じなので、マルチプレイでもストレスなく遊ぶことができた。
片道の燃料しか持っておらず他の惑星に取り残された人を助けにいったり、地下で落下死して落としたアイテムを回収しにいったり
その間に基地を整備したり、電力や素材の確保をしたりと、思い返せばこれぞマルチプレイということをたくさんしていた。
終盤になるにつれ、新しい惑星に向かってから基地の整備がだいたい終わるまで爆速になっていたのがおもしろポイントである。慣れってすごい。

Coffee Talk

たまたまSwitchのいっせいトライアル対象で、数時間でクリアできるという情報をきっかけにプレイした。
コーヒーを始めとする飲み物を提供するゲームなのだが、客との、また客同士の会話に重きが置かれており、何でもないことや展開する事件を見聞きする体験ができる。
話の中からヒントを得て、適切(と思われる)飲み物を提供するのだが、失敗してもゲームが進行しないこともなく、気軽にできるので本当に数時間で終わってしまった。
一通り終わると、気持ちよさがありつつあそこで選んだもので結果がおそらく変わっているんだろうなと気になるような、久しぶりに味わう読み物系の良い体験だった。

ポケットモンスター スカーレット

ポケモン最新作。アルセウスの出来が良すぎたせいで、発売してすぐはマイナス面で話題が埋まってしまった感じがある。
実際プレイしてみると主軸のストーリーやオープンワールドの仕組み、協力プレイの改善や対戦準備の簡易化など良いところも多く、ポケモン最新作として良いゲームだと感じる。
自分としてはやっぱりストーリーの、一緒に歩んだ仲間とポケモンたちで未知の領域を冒険する感覚がとても良かった。
ただチャンピオンになるだけでなく、ただ友達の手伝いをするだけでなく、ただ問題の解決をするだけでもない
そこからいっしょに冒険するんだという、まさにRPGのこの感じをポケモンでやりたいという気概が感じられた(手持ちが使えなくなってから、アイツを選ぶシーンとか特に)。
せっかくなので図鑑完成を目指し、もうちょっと遊ぶと思う。

総括

今年もアクション、シューター、RPG多めとなった。
特にジャンル意識はしていないが、プレイ傾向というやつなのだろう。

実はあと3本ぐらい予定していた(ヴァルキリーエリュシオン、スターオーシャン6、ゴッド・オブ・ウォーラグナロク)が
Splatoon3、Overwatch2のシューター系に押されて日々のプレイ時間がどんどん消費されてしまっていた。
フェスやイベントは不可避なのでしょうがないのである。あ、CCFF7もやってない…。

来年はファイアーエムブレム、FORSPOKEN、ハリー・ポッターにHorizonDLC
ゼルダ続編やFF16など次々に発売されるので、睡眠時間削る以外でなんとか時間を見つけていきたい。