Windows/Windows Serverのライセンス

Last-modified: 2020-07-13 (月) 07:25:22

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Windows Serverのライセンス形態には(サーバー)コアライセンスとCALの大きく2種類あります。
少し厄介ですが、Windows Serverの場合は、この2つのライセンスを取得・保有している必要があります。

コアライセンス

コアライセンスは、プロセッサに搭載されるCPUのコア数に対してライセンスが必要というものです。
コアライセンスには以下のルールがあります。

  • 物理コアの総数を満たすライセンスが必要
  • プロセッサあたり最低8コア分のライセンスが必要
  • サーバ1台あたり最低16コア分のライセンスが必要
  • Windows Server Standardは2つまでの仮想サーバは無料
  • Windows Server Datacenterは仮想サーバは無制限
  • COPTで無効な物理コアはOEM版であればカウントしない

CAL(Client Access License:クライアントアクセスライセンス)

Windows Serverにアクセスされる数だけライセンスが必要というものです。
ただし、以下のように、管理目的などの条件で利用・接続される場合はCALが不要です。

  • Windows Server OSからの接続
  • OS管理を目的としてアクセスする最大2台のデバイスまたは2人のユーザ

CALの計算

  • デバイスCAL
    サーバに接続するデバイスの台数分に応じて購入する
  • ユーザCAL
    サーバに接続する人数に応じて購入する

ダウングレード権

Windows Serverのサーバライセンスでは2019のライセンスで2016を使用するといった事が認められています。
ただし、この場合は2019のライセンス条項が適用されることに注意が必要です。