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Windows Serverのライセンス形態には(サーバー)コアライセンスとCALの大きく2種類あります。
少し厄介ですが、Windows Serverの場合は、この2つのライセンスを取得・保有している必要があります。
コアライセンス
コアライセンスは、プロセッサに搭載されるCPUのコア数に対してライセンスが必要というものです。
コアライセンスには以下のルールがあります。
- 物理コアの総数を満たすライセンスが必要
- プロセッサあたり最低8コア分のライセンスが必要
- サーバ1台あたり最低16コア分のライセンスが必要
- Windows Server Standardは2つまでの仮想サーバは無料
- Windows Server Datacenterは仮想サーバは無制限
- COPTで無効な物理コアはOEM版であればカウントしない
CAL(Client Access License:クライアントアクセスライセンス)
Windows Serverにアクセスされる数だけライセンスが必要というものです。
ただし、以下のように、管理目的などの条件で利用・接続される場合はCALが不要です。
- Windows Server OSからの接続
- OS管理を目的としてアクセスする最大2台のデバイスまたは2人のユーザ
CALの計算
- デバイスCAL
サーバに接続するデバイスの台数分に応じて購入する - ユーザCAL
サーバに接続する人数に応じて購入する
ダウングレード権
Windows Serverのサーバライセンスでは2019のライセンスで2016を使用するといった事が認められています。
ただし、この場合は2019のライセンス条項が適用されることに注意が必要です。