あるインフラエンジニアのノート

Last-modified: 2022-06-22 (水) 13:40:49

少しでも困っているエンジニアの助けになれば幸いです。遅筆ですが少しずつ更新していきます。
また、間違いなど有りましたら教えていただければ幸いです。

当Wikiと同名のWebサイトを運営されている方がいらっしゃいますが、そちらとは別の人間が運営しており、全く関りはございません。
また、そちらではコピーライト表記をされておりましたが、「インフラノート」の名称の使用開始はこちらが先のようです。
ということは宣言しておきます。

インフラエンジニアとは

以下は私が観測した限りのお話です。

エンジニアとは

特殊な技能・知識を以てしてエンジニアリングサービスを提供する人。

ITインフラとは

サービス(あるいはシステム)を提供する側(ベンダー)と提供される側(ユーザ)のサービスを提供・保持する基盤をITインフラと呼ぶ。
このITインフラには具体的にネットワークやストレージ、サーバリソース、ミドルウェア、またそれらを構成するハードウェア(物理的な部分)などなど...があります。

  • サービス(あるいはシステム)は、単なるWebサービスやオンプレミスのシステム、クラウドを経由したシステムなどさまざまな形態があります。

インフラエンジニアとは

つまり、インフラエンジニアはベンダー・ユーザのITインフラに関わる業務を行うエンジニアの事を言う。

インフラは細分化すると様々な領分があるため、「私はインフラエンジニア」という事が難しい。
例えばネットワークインフラやサーバインフラを取り扱う人も大枠ではインフラエンジニアだが、それぞれ「ネットワークエンジニア」「サーバエンジニア」と呼ぶ。

  • インフラエンジニアはこのように様々な領分があるため、何でも屋と言われる事がある。
  • インフラ領域は必ず下位レイヤー層を取り扱うため、アプリ屋などの上位レイヤー層で何か不具合等があるとインフラが疑われがちになる。

インフラエンジニアはどのような職種があるか

インフラエンジニアは、ベンダー側の視点で業務するかユーザ側の視点で業務するかで分けることができる。

  • 「ユーザ側」は客先(ユーザ側)の現場で作業する事が多い。
ベンダー側NWエンジニアサービスを提供するNWの設計・構築・管理・保守を行う
DBエンジニアサービスを提供するDBの設計・構築・管理・保守を行う
クラウドエンジニアサービスを提供するクラウドの設計・構築・管理・保守を行う
クラウドの場合
サーバエンジニアサービスを提供するサーバの設計・構築・管理・保守を行う
オンプレミスの場合
セキュリティエンジニアサービスを提供するセキュリティの設計・構築・管理・保守を行う
ファシリティエンジニアサービスを提供する機器や周辺機器・環境の設計・構築・管理・保守を行う
電源・空調・通信機器など
ユーザー側オペレータサービスを継続的に提供するための様々な作業(オペレーション)を行う
ヘルプデスク
サービスデスク
サービス利用にあたっての問い合わせ(電話やメール)の一次受けを行う
カスタマーエンジニアサービス障害時に一時対応(暫定対応)などを行う
ヘルプデスクなどからの連絡をうけて対応を行う
テクニカルエンジニア
保守エンジニア
障害の恒久対応を検討し適用する
  • 現場環境によって存在しないエンジニアもあります。
  • 同じ名称でも現場によって業務範囲が異なる事もあります。

リアルタイムコメント

リアルタイムでコメントを表示します。チャットのような機能らしいです。