Windows/WindowsADKのoa3toolでOEMキーを探す

Last-modified: 2020-09-05 (土) 00:02:57

はじめに

通常メーカーやBTOで購入したWindowsPCはOEM版ですが、その場合はコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行すると、OEMのライセンスキーが確認できます。

wmic path SoftwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey

このOEMキーは通常、BIOS/UEFIに埋め込まれており、MSDMテーブルに格納されています。

OEMキーを確認したい場合は上記のwmicコマンドを実行すれば事足りますが、WindowsADKに入っている、oa3tool.exeからも確認する事ができます。

手順

1.WindowsADKから、「Deployment Tools」をインストールします。
※「OEMのアクティブ化 2.5 および 3.0 ツール」の中に「oa3tool.exe」が入っています。
img089.PNG
※画像はWindowsADK 1903のものです。

2.コマンドプロンプトを開きます。

3.以下コマンドでoa3tool.exeのディレクトリを開きます。

cd C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\Assessment and Deployment Kit\Deployment Tools\x86\Licensing\OA30

4.以下コマンドを実行します。

oa3tool /validate

5.「The ACPI MSDM table in hex:」の以下に表示される文字列をコピーします。
#img090.PNG
6.「文字列」に変換します。
img091.PNG
7.「XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX」という文字列が出てきます。これがOEMキーです。