はじめに
通常メーカーやBTOで購入したWindowsPCはOEM版ですが、その場合はコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行すると、OEMのライセンスキーが確認できます。
wmic path SoftwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey
このOEMキーは通常、BIOS/UEFIに埋め込まれており、MSDMテーブルに格納されています。
OEMキーを確認したい場合は上記のwmicコマンドを実行すれば事足りますが、WindowsADKに入っている、oa3tool.exeからも確認する事ができます。
手順
1.WindowsADKから、「Deployment Tools」をインストールします。
※「OEMのアクティブ化 2.5 および 3.0 ツール」の中に「oa3tool.exe」が入っています。

※画像はWindowsADK 1903のものです。
2.コマンドプロンプトを開きます。
3.以下コマンドでoa3tool.exeのディレクトリを開きます。
cd C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\Assessment and Deployment Kit\Deployment Tools\x86\Licensing\OA30
4.以下コマンドを実行します。
oa3tool /validate
5.「The ACPI MSDM table in hex:」の以下に表示される文字列をコピーします。
#
6.「文字列」に変換します。
7.「XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX」という文字列が出てきます。これがOEMキーです。