J-AC TOP40  2021年2月13日付けチャート

Last-modified: 2021-02-14 (日) 16:11:01

2021年2月13日付けチャートを振り返っていきます。

←前の週のチャートを見る(2021年2月6日付け)


1位予想クイズ(久しぶりに復活)


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 久しぶりに1位予想クイズを復活することにしました。wikiでの予想は廃止(投票が少ないため)、Twitter一本とさせていただきます。参加されたい方はTwitterからお願いいたします。

 久しぶりの実施でしたが、21票の投票をいただきありがとうございました!予想の1位は秦基博の「泣き笑いのエピソード」。2連覇中のこの曲が本命のようで、ちょうど3分の2、67%(14票)の票を獲得です。しかし、2位・3位の曲も頑張っています。家入レオの「空と青」、ヨルシカの「春泥棒」はそれぞれ14%で並び、2番手に付けています。春らしさを感じさせる2曲、今週は一足早い春にたどり着くことができるか注目です。その他には1票。その他で考えられるのは、先週5位のOfficial髭男dism「Universe」でしょう。ここまでは控えめですが、実力は十分のヒゲダン。昨年夏以来の1位を目指します。


今週のチャート

20210213.png

訂正 11位のあいみょん「スーパーガール」は8ランクダウンではなく3ランクダウンです。訂正してお詫びします




 

ニューエントリー

今週のニューエントリーは7曲でした。
ちなみに、初登場予想が的中したのは7曲中2曲でした(難しいですよ、お手上げ)。


37位 在る日々 / Hakubi        

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 やはり入ってきてくれました。今月のHELLO!KYOTO POWER MUSICに起用されているHakubiの新曲です。エントリーは昨年11月28日の「アカツキ」以来約2か月半ぶりで、割と早いペースで入ってきました。ここまでエントリーした3曲の成績は右肩上がりで、今作はパワーミュージック。他に全国46局でもパワープレイを獲得しており、流れとしては最高です。大ブレイクが待たれるところでしょう。
 2月10日リリースで、今週はリリース週でしたが、オンエアが多かったため、1週早く入ってくるのも納得です。「アカツキ」そしてこの曲「在る日々」は、今後リリースされるメジャーデビューアルバムからの先行配信曲という位置づけになります。デビューアルバムの全容解明が楽しみですね。
 


 
35位 平行線 / Eve×suis from ヨルシカ        

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 お、Eveですね。昨年からヒットしている「廻廻奇譚(かいかいきたん)」という曲がエントリーしてこないため、このチャートには縁がなさそうかと思いましたが、久しぶりに入ってきました。ただし、初エントリーではありません。2019年2月に「僕らまだアンダーグラウンド」(最高13位、6週)という曲がエントリーしています。私の記憶が正しければ、それ以来、通算2曲目のエントリーだと思います。
 久しぶりにエントリーしてきた理由は何か。皆さんもうお分かりかと思いますが、ゲストボーカルに'ヨルシカのsuis'さんが参加していること、これに間違いないと思います(J-ACはヨルシカが大好きですからね)。suisさんの透き通った声とEveのボーカルが相性抜群、甘いくちどけを感じさせるナンバーで、ロッテ「ガーナチョコレート」のテーマソングです。Eveの声は低いですが、サビでは美しく、よく通りますね。聴いていてすごく気持ちがいいです。ヨルシカパワーで久しぶりのエントリーとなったわけですが、この曲の活躍、そして今後の定着を期待します。


31位 勿忘 / Awesome City Club        

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 素晴らしい! 先週、J-ACが積極的に新しい音楽を取り入れていることに触れましたが、今週の「新顔」枠はこの方たちですか。Awesome City Clubは2013年結成の男女3人組バンドで、雰囲気のあるシティポップを展開しています。一番有名な曲は「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」かな?彼らを知らない人も聴いたことがある曲だと思うので、ぜひチェックしてみてください。
 私は結構好きで、聴くことも多いのですが、このチャートには縁がないのかなと思っていました。今回のエントリーはとてもうれしいです。エントリーの理由ですが、単純にこの曲がヒットしていることが挙げられます。有村架純、菅田将暉主演映画『花束みたいな恋をした』主題歌に起用され、今月10日はアルバム『Grower』がリリースされたわけなんですが、これが非常に好調です。1月下旬にネットで話題となり、MVは2週間で170万回再生、ビルボードは2週目で20位まで上がってきました。最近のビルボードは上位陣がほとんど固定されているので、トップ20入りは素晴らしいです(快挙に近いと思います)。YouTubeの再生回数を比較してみると、この曲がずば抜けていることが分かるでしょう。明らかにこれまでの曲とは違う勢いで、大ヒットの予感がします。ということで、J-ACにもエントリーしてきたというわけですね。
 割と昔から聴いてきたアーティストなので、そろそろ大ブレイクしてほしいという思いがあります。どこまで伸びるか、Awesome City Club!


29位 ファーストラヴ / Uru        

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 この曲は来週の初登場曲に予想するつもりだったんですが、1週早く入ってきました。2月10日リリースのシングル、リリース週でのエントリーです。Uruは1月23日まで「振り子」、先週まで「再会」がエントリーしていたので、まったく久しぶりという感じがしません。続けざまのエントリーで、早くも今年も3曲目。非常に勢いを感じますね。
 以前にも触れていましたが、この曲は北川景子さん主演映画『ファーストラヴ』の主題歌。Uruは挿入歌の「無機質」も担当です。非常に安定したいわゆる「間違いのない」バラード。Uruが作品の世界観を読み込んで書き下ろしたということで、作品との相性も抜群かと思います。個人的には、原作小説も読んだことがあり、非常に面白かったので見てみたい映画です。清純派のイメージが強い芳根京子さんが殺人を犯した女子大生を演じており、北川景子さんとの演技のぶつけ合いが見どころかと思います。
 

26位 Not the End / 安田レイ        

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 今週も初登場曲予想を外しまくっているわけですが、これは仕方ありません。安田レイさんはこれまで曲を出してもエントリーしてきませんでした。曲を出したことは知っていましたが、こちらは「エントリーしないアーティスト」だと思っていますから、予想は無理です笑 最近のJ-ACは本当に雰囲気が変わってきて、過去のエントリー実績はあまり関係ないかもしれませんね。何はともあれ、エントリーおめでとうございます!
 日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ「君と世界が終わる日に」挿入歌。主題歌は先週エントリーしてきた菅田将暉の新曲で、これで主題歌・挿入歌とダブルエントリー。もしかしたら、ドラマ効果かもしれないですね。CDのリリースは2月24日で、先行配信の段階で入ってきたので、スタートとしては非常に好調です。もしかしたら、大化けするかもしれませんね!?
 ぶっちゃけ言うと、安田レイさんと言えば、MCのイメージが強いです。「JA ZEN-NOH COUNTDOWN JAPAN」という東京FMのチャート番組ですね。他局ですみません笑 安田レイさんの人となりを知りたい方は、こちらの番組を聴いてみてください。

 


 
21位 結証 / 緑黄色社会        

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 これは予想どおりとなりました。昨年8月の「夏を生きる」以来約半年ぶり、通算2曲目となるのは緑黄色社会です。「夏を生きる」はトータル7週と少なめでしたが、トップ10に食い込む活躍を見せていましたから、個人的にはとても期待しているバンドです。初登場の時と同じく、キヨピーさんに「緑黄色野菜」と読み間違えられていましたが、大ブレイクして早く名前を覚えてもらいたいですね。読み間違える気持ちは分かります。何しろ、バンド名の由来が「緑黄色野菜」の聞き間違いですからね笑
 TVアニメ『半妖の夜叉姫』1月クールエンディングテーマ。2月3日にシングルがリリースされ、セールスポイントを稼いでのエントリーですね。よく「THE FIRST TAKE」でパフォーマンスを見るのですが、長屋晴子さんのボーカルは本当に図抜けていると思います。ドラマ主題歌などで存在感を高めていますが、現在はブレイク寸前、一歩手前という状態でしょうか。近い将来の大ブレイクは確実だと思いますので、楽しみです。
 

14位 桜が降る夜は / あいみょん        

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 2月17日配信開始の新曲です。あれ、今日は何日でしたっけ。2月13日ですね。配信前のエントリーですね。早すぎるよ!

 普通、曲が入ってくるタイミングは、リリースした1週後です(セールスが反映されるため)。1週早く、リリース週に登場する曲はよくありますが、この曲はまだリリースもされていません。つまり、通常より2週早いタイミングで入ってきたことになります。それにもかかわらず、14位と非常に高い。前の曲「スーパーガール」がまだ上位に残っているにもかかわらず、非常に高い。異例中の異例、破格の扱いといえるでしょう。昨年年間1位のあいみょん、1月2日の「スーパーガール」につづく、早くも今年2曲目の新曲エントリーとなりました。いやあ、これはさすがに驚きますね。

 まだ配信もされていないのに、何のポイントで入ってきたんだろう。そう思って、オンエア回数を調べてみました。この曲のオンエア解禁は2月3日です。

 2月4日:2回
 2月5日:1回
 2月9日:1回
 2月12日:1回

 リリース直後から複数回オンエアされており、今週エントリーしてきてもおかしくはありませんが、14位に初登場するほど爆発的なオンエアではありません。リクエストがたくさんあったのでしょうか?それなら曲の後に読み上げがあるはずですが、それもありません。もちろん、セールスポイントもありません。となると、残ったのはプッシュポイント。スタッフさんから相当推されているということでしょう。ポイントが大きすぎる気がしないでもないですが...。

 曲の感想を書きたいのですが、まだベリーショートバージョンのMVしかないので、全体が聞けません。感想は来週以降にしましょう。入るのが早すぎます。
 



今週のチャートアクション



THIS WEEK'S No.1

春泥棒ヨルシカ↑2v15週目


 一足早い春来る!先週3位だったヨルシカの「春泥棒」が2ランクアップ、初の1位を獲得しました。ヨルシカの1位は昨年6月20日付けの「花に泥棒」以来約8か月ぶり、通算2曲目となります。今作は通算5曲目のエントリーでしたが、初エントリーの「花に亡霊」以来、4作ぶりの1位獲得になりますね。また、初登場から2年連続の1位ということにもなります。強豪アーティストとしての地位をしっかりと固める、非常に大きい出来事だといえるでしょう。本当におめでとうございます!
 ちなみに、前回1位を獲得した時は、GReeeeNの「星影のエール」から1位を奪いました。この曲は、前の朝ドラ『エール』の主題歌でしたね。今回は、朝ドラ『おちょやん』の主題歌「泣き笑いのエピソード」からの奪首ですから、2曲連続で朝ドラ主題歌を1位から引きずり下ろした、ということになります。強敵相手に非常によくやっているといえますね。
 「泣き笑いのエピソード」は2位に転落、連覇記録は2でストップとなりました。1位を獲得するのもやや遅めでしたし、意外と伸び切らない印象がありますね。とはいえ、返り咲きの可能性は十分。来週以降も1位候補となってくるでしょう。先週2位だった家入レオ「空と青」は1ランクダウンの3位。痛恨のダウンとなってしまいました。この曲のリリース日は1月20日で、秦基博・ヨルシカ(1月27日)の1週前です。その分セールスポイントでは不利と思われ、1位を取るのは厳しくなってきました。とはいえ、こちらもまだトップ3。チャンスは皆無とはいえず、来週もこの3曲を中心とする争いが予想されます。
 来週はヨルシカが連覇を目指します。「花に亡霊」は1週天下でしたから、来週は初の連覇を狙う大事な週になりますね。
 


WELCOME TO TOP10

4位優しい彗星YOASOBI↑73週目
8位季路Aimer↑44週目

 トップ10入りは2曲。先週の11位と12位が順当にトップ10をつかみました。
 YOASOBIの「優しい彗星」は4位。初登場の27位から11位、4位と非常に順調な伸びです。これで「群青」から3曲連続のトップ10入りであり、しかも今週は「ハルカ」(10位)とトップ10内にダブルエントリー。これは完全にトップ10の常連に定着してきたかな、という印象があります。シングルのリリースは3月24日と実はかなり先で、現在はデジタルリリースのポイントだけで上がってきています。これだけのハイペースで来ているので、これは初の1位も十分に狙えるのではないでしょうか。
 Aimerの「季路」は4ランクアップの8位。先週12位にいったんダウンしましたが、今週は巻き返してトップ10入り。エントリー4週目でのトップ10入りとなりました。いったんダウンしてからのトップ10入りは珍しく、非常に頑張っていますね。こちらも毎曲のようにトップ10入りをしている常連組。昨年は初の年間入りをしており、勢いが出てきました。4月にアルバム発売を控えており、そこに上手くつなげられれば、ロングヒット、2年連続の年間入りも狙えそうです。まずはトップ10への定着を目指してほしいところです。



 


最も順位を上げた曲

25位楽園フジファブリック↑142週目



 最大アップは先週久しぶりに入ってきたフジファブリック。初登場が39位と低かったとはいえ、14ランクのジャンプアップは素晴らしいですね。2月3日にCDシングルがリリースされたので、そのセールスポイントが入ってのランクアップと思われます。先行配信で入ってくるなど好調なので、さらに上を目指していける可能性は十分でしょう。
 フジファブリックも3月にアルバム『I Love You』をリリース。この曲など全9曲を収録です。気になる曲はJUJUとのコラボ曲「赤い果実」。JUJUとはまた面白いコラボが生まれましたね。先行配信が始まっているので、ぜひ聴いてみてください。


注目曲

13位アイデンティティ秋山黄色↑52週目
34位題名のない今日平井大↑42週目

 


 先週18位に鮮烈な初登場を決めた秋山黄色の「アイデンティティ」は5ランクアップ。13位に付け、いよいよトップ10が見えてこようかという位置に付けました。先週の初エントリーを受けて、私もいろいろと聴いてみたんですが、いやあ、いいですね!切れ味鋭いサウンドと心に響く言葉、ロックとポップスの融合が絶妙です。「モノローグ」という曲は特に素晴らしいですね。2週目で13位まで付けた新星、これはぜひともトップ10入りを期待しましょう。
 平井大の「題名のない今日」は2週目で34位。2週目は順調ですが、ここからが重要です。平井大さんは5曲連続でオール30位以下に沈んでおり、最後に20位台を記録したのは2019年夏の「Beautiful Journey」までさかのぼる必要があります。昨年11月に続き、今週の放送でもコメントゲストとして登場しておられました。これだけ頻繁にコメントを寄せてくれる方なのだから、もう少しは報われてほしい!そんな思いがあります。
2月10日にはアルバム『Life Goes On』をリリース。昨年2週間に1回のペースでリリースしていた曲が全部、その他も含め全16曲を収録です。非常に豪華な1枚で、このアルバムのセールスが追い風になれば、十分20位台以上も目指せるはずです。頑張ってほしい!

最も順位を下げた曲

32位Who I Ammilet↓1510週目



 おっと。miletの「Who I Am」が15ランクの特大ダウン。今週は2ケタ10週目に乗せたわけであり、それはよかったのですが、順位の方は散々なことになりました。初登場からこれまで9週連続で17位以上、常に17時後半以降にオンエアされていたので、今週14時台後半にオンエアされた時は非常に驚きましたね。初のトップ10入りを果たし、快進撃を続けていましたが、今週ついに力尽きてしまった格好で、ロングエントリーは厳しくなりました。

最長エントリー

16週目6位LiSA↓2
16週目28位三文小説King Gnu↓8
15週目23位青春病藤井風↓4



 ビッケブランカvs岡崎体育の「化かし HOUR NIGHT」が17週でフィニッシュ。これまでありがとうございました!これに伴い、LiSAの「炎」とKing Gnuの「三文小説」がロングエントリーの1位に浮上しました。今週で16週目、特に「炎」はすごいですね。新曲「dawn」が入ってきたにもかかわらず大崩れしない。むしろ「dawn」が押さえつけられてトップ10入りできないという事態になっています。まだ6位ですから、最低でも20週は固いでしょう。その先の曲はかなり少なくなってきますが、行けるところまで伸ばしてほしいです。
 3位に顔を出したのは藤井風の「青春病」。個人的に入ってきた時から応援していたこの曲ですが、想像を上回るロングヒットになっており素晴らしいですね。トップ10から下がった後も安定しており15週目、2曲目にしてこの成績ですから、大物ぶりを思わせます。ただ、ちょっと残念なことがあります。最近この曲のオンエアが短い。まあ、ロングヒットになっていますし、1番が長い(約2分10秒)ので仕方ないのですが、最近露骨に1番で切られることが多く、腹を立てています笑 この曲は2番以降、「Fメロ」まであるメロディーが多いので、あと何週入るかは分かりませんが、最後くらいはじっくりとオンエアしてほしいものです。

トップ10落ち

11位スーパーガールあいみょん↓37週目3週
15位菅田将暉↓1513週目9週



 トップ10落ちはあいみょんと菅田将暉。あいみょんの「スーパーガール」は先週8位から3ランクダウンです。新曲「桜が降る夜は」が14位初登場し、ポイントが吸い取られてしまった影響もあるでしょう。新曲がいきなり14位で、この曲もトップ10に残ったらさすがにやりすぎです笑 そのあたりは、上手くバランスが取れた形になりました。限定リリースの影響か、トップ10は3週とかなり控えめ。この後粘れば年間もあり得ないことはないですが、明らかにメインは新曲に移りそうですから、年間入りはかなり厳しくなったでしょう。
 もう1曲は菅田将暉。昨年11月からトップ10に定着していた「虹」がついにトップ10落ちとなりました。トップ10内は9週と、2ケタにはあと1週及ばなかったものの大記録。昨年夏の「Keep On Running」が10位1週のみだったことを考えると、大躍進になりました。トップ10落ちの原因はこちらも新曲。新曲「星を仰ぐ」が2週目で12位まで上げており、連続トップ10入りはほぼ確実な情勢です。


さよならトップ40


先週40位「化かし HOUR NIGHT」ビッケブランカvs岡崎体育 
IN【17】TOP10【10】HIGH【1】



 昨年11月に2週連続で1位を獲得した曲がチャートを去りました。昨年10月17日初登場からトータル17週、トータルポイントは「458」です。1位獲得に加え、トップ10も10週と2ケタに乗せており、非常に質の高い立派なチャートインだったと思います。
 ちなみに、ビッケブランカさんですが、今回のチャートアウトにより連続エントリーがストップ。昨年7月11日の「Little Summer」から31週連続、途中には2曲で計4回の1位を獲得したのだから立派なものです。
 ちなみにちなみに、ビッケブランカさんは「Little Summer」の前は「白熊」~「Shekebon!」で30週連続エントリーをしていました。「Shekebon!」のチャートアウト後、中1週で「Little Summer」がエントリーしました(非常に惜しかったですね)。この2つがつながっていたら、60週以上連続エントリーの大記録になっていました。2019年12月から先週まで、ほぼ全ての週にチャートインしていたことになり、改めてその活躍ぶりが分かります。
 じゃあ次はいつ入ってくるんだという話ですが、新曲「ポニーテイル」のMVが解禁されています。というわけで、すぐに入ってきそうです。前と同じように、中1週で、つまり来週すぐに入ってくることも十分に考えられます。

先週37位「empty boy」夜の本気ダンス 
IN【1】TOP10【0】HIGH【37】



 あっ。31週連続エントリーの話の後でこの曲ですか...。非常にばつが悪いですね。

 夜の本気ダンスのアルバム曲ですが、一番最悪の形、1週のみとなってしまいました。アルバムのリリースで、一瞬顔を出しただけになってしまいましたね。前の曲「GIVE&TAKE」も25位からの右肩下がりと残念な成績ですが、それをはるかに下回ってしまいました。2~3週の曲はよくありますが、1週のみというのは非常に珍しいです。empty(空っぽ)なチャートアクションになってしまいましたね...。


先週36位「BETTER」TWICE 
IN【11】TOP10【5】HIGH【5】



 安定のTWICE。今作も最高は5位ながらトップ10に5週と安定していました。ただ、トータルは11週といつもよりやや少なかったですね。これが影響して、トータルポイントは「289」になりました。年間40位が大体300ポイントですから、年間40位にわずかに届かないあたりの成績です。全く悪くはないですが、いつもよりほんのわずかに伸び悩んだという印象があります。

先週35位「僕はバカ」瑛人 
IN【8】TOP10【0】HIGH【17】



 昨年12月のスマッシュブレイク。2か月先の2月まで頑張ったので健闘といえますが、最高位が17位とやや伸び悩みましたね。特番への出演があったので、個人的にはトップ10入りもあるのかと思って見ていました。トータルポイントは「135」とこちらはまだまだ。年間入りレベルまで伸びるアーティストになるのか、今後に注目ですね。

先週34位「再会(prpduced by Ayase)」LiSA×Uru 
IN【9】TOP10【2】HIGH【8】



 「炎」で8連覇のLiSAと昨年年間トップ10入りしたUru。まさに最強タッグといえるようなコラボソングで、どこまで伸びるのかと楽しみにしていました。しかし、トップ10には入ったものの最高位は8位と低め。トータルは1ケタの9週と、中程度の成績に落ち着いてしまいましたね。伸び悩んだ原因はダブルエントリーです。LiSAは「炎」、Uruは「振り子」がそれぞれトップ10にいたので、この曲がなかなか上がっていけませんでした。それぞれのソロ曲が強く、この曲の頭を上から押さえつけてしまった形。

先週33位「風を待って」小田和正 
IN【5】TOP10【0】HIGH【17】



 小田和正さん初の配信限定シングルだったわけですが、蓋を開けてみればこの成績。小田さんほどの人でもこの成績ですから、配信限定は厳しい。これははっきりしましたね。CDをリリースしないと、なかなかジャンプアップはつかめません。この曲は4週目までは20位前後で安定したものの、先週12ランクの大ダウン。そのままチャートアウトと、消え方もかなり悪いものとなってしまいました。

先週31位「夜明けのうた」THEイナズマ戦隊 
IN【3】TOP10【0】HIGH【28】



 THEイナズマ戦隊のアルバム曲。アルバム特集の翌週、1月23日にチャートインしましたが、2週目に28位とわずかに上げたのみでした。残念な成績ですが、アルバム曲が伸び悩むのは仕方のないところ。このような成績になった曲は数えきれないほどあります。むしろ、アルバム曲でもエントリーしてくる点が素晴らしいと私は思いますね。アルバムだと入らないアーティストも多いので...。


来週の展望



 2月は28日しかないのですでに折り返し、来週は20日付けチャートです。今週はヨルシカが1位を獲得したのでチャートの雰囲気もガラッと変わった気がします。春らしい曲もエントリーするようになり、季節の感じ目を感じる今日この頃です。
 来週の1位争いですが、今週1位のヨルシカ「春泥棒」と2位の秦基博「泣き笑いのエピソード」、この2曲が中心となりそうです。私の感触では五分五分ですね。なぜなら、この2曲は同日(1/27)リリースで、リクエストも同じくらい読まれていたように思うからです。今週はほんのわずかな差が1位が決まった気がしますね。ヨルシカが奪った春が来週も続くのか、それとも今週は泣いた秦基博が来週は笑うのか、大注目です。
 3位の家入レオは1週前の1月20日リリースのためやや厳しめ。ドラマ効果でブーストを期待ですね。5位の髭男や7位のいきものがかりは、非常に有力ですがどちらも2月24日リリース。トップ10に入ってくるのが非常に速かったんですね。この2曲は2月の終わり、3月のはじめに首位を争うのではないでしょうか。4位のYOASOBI「優しい彗星」は、なんともっと速い。リリースは3月24日です。現在のトップ10の中では最も勢いを感じ、もしかすると早いうちの1位はあるかもしれません。ヨルシカからYOASOBI、なんて流れになったらまさに新時代ですね。
 続いてはトップ10争い。9位のsumika、10位のYOASOBIが弱っており、この2曲は落ちてしまっても仕方がなさそうです。入れ替わり候補の1番手は14位のあいみょん。リリース前に14位に飛び込んでくるくらいですから、誰が止められるというのでしょう笑 こういう曲は大抵1位を取ります。そこに向かって突き進んでいくでしょう。2番手は12位の菅田将暉「星を仰ぐ」。初登場21位から12位と好調であり、前の曲「虹」も下がってしまったため、トップ10入りに向け視界は良好。配信シングルですが、この勢いなら問題なくトップ10入りできるでしょう。13位の秋山黄色は非常にいい位置ですが、ライバルがあいみょん&菅田将暉とあってはやや厳しめ。しかし、今年に入ってからリトグリやMy Hair is Badなど意欲的なトップ10入りが増えています。この流れで、ぜひトップ10入りをしてほしいものです。

初登場曲予想(2/20)


「Bluetooth Love 」ヤバイTシャツ屋さん2/10リリースのCDシングル
「ポニーテイル」ビッケブランカ3/17リリースのシングル 2/12先行配信
「Flare」BUMP OF CHICKEN2/11リリースの配信シングル
「ONE WISH」MAN WITH A MISSION2/10リリースのEP
「STARTLINE」大原櫻子3/3アルバム 2/10先行配信
「ブラックコーヒー」SARD UNDERGROUND2/10リリースのCDシングル

 最近全く当たらない初登場曲予想です。ここで名前を出されるとエントリーできないのでアーティストはいい迷惑ですね笑 おふざけではなく、真面目に予想しているのですが、何分難しい。SUPER BEAVERが入らず、安田レイとAwesome City Clubが初エントリーですか。私にはもうお手上げです。
 さて、来週の予想ですが、確実なのは2組とみます。先週も予想に上げていましたが、ヤバTがシングル「こうえんデビュー」を2月10日にリリース。来週セールスポイントが加算されますので、新曲「Bluetooth Love」が確実に入ってくるでしょう。オンエア回数がずば抜けており、もしかしたら滅多に見られないトップ10デビューが見られるかもしれません。続いてはビッケブランカ。今週惜しくも連続エントリーが途切れましたが、私の予想では1週空けてすぐに入ってくると思います。新曲「ポニーテイル」は先行配信とMVの公開がスタート。ファンの方は来週からこの曲にたくさんのリクエストを送ってくるでしょう。それも加味すると、来週のエントリーはほぼ確実だと思います。
 その他も非常に豪華です。昨年年間入りと健在のBUMPは新曲「Flare」を配信リリース。デビュー25周年の節目に作られた1曲で、全ての人への感謝の気持ちが込められています。誰に向けて歌っているのか、非常に想像力を掻き立てる歌詞です。MAN WITH A MISSIONは、今週コメントゲストで登場してくださいましたね。そこでも紹介されていましたが、2月10日に「ONE WISH e.p」をリリース。先行配信の新曲3曲に新曲も加えた豪華な1枚です。先行配信の新曲「Telescope」「All You Need」「evergreen」はなんと3曲全てエントリーしましたね。成績はともかく、全部が入ってくるというのは凄い記録です。今回は、唯一の完全新曲「ONE WISH」の登場を予想します。BUMPとマンウィズはかなり有力でしょう。
 残り2組。大原櫻子さんは3月にアルバムを発売。新曲「STARTLINE」はそこからの先行配信です。昔なら確実としたものですが、昨年11月の配信シングルは入ってきませんでしたし、微妙なところ。2019年から伸び悩んでいるのですが、盛り返してほしい願いを込めて書きました。最後はSARD UNDERGROUND。昨年「これからの君に乾杯」という曲が入っていましたよね。その曲につづく3枚目のシングル「ブラックコーヒー」が10日にリリースです。連続リリースを狙いたいですし、SARD UNDERGROUNDのサードシングルとあれば縁起がよろしい。というわけでエントリーを期待します!

 それでは、今週もありがとうございました。また来週お会いしましょう!

(お知らせ)来週から3月末まで、土曜日も仕事になってしまったので、リアルタイム更新はお休みします。土曜日の夜から日曜日にかけて更新しますので、気長にお待ちください。