J-AC TOP40 　2021年2月27日付けチャート

2021年2月27日付けチャートを振り返っていきます。

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1位予想クイズ

４つどもえの大接戦！いい感じで票が割れ、過去1番で盛り上がった1位予想クイズだったのではないでしょうか。
ここに挙げた4曲は、やはり1位から4位を独占することになりました。さて、その順番は一体どうなったのでしょうか。

今週のチャート

訂正　25位のsumika「本音」は12ランクダウンの誤りです。訂正してお詫びします

　

ニューエントリー

今週のニューエントリーは4曲でした。
ちなみに、初登場予想が的中したのは4曲中3曲でした（2週連続で好調♪）
ちなみにちなみに、初登場の4曲は今年に入って一番少ない曲数です。今年はこれまで全ての週で5曲以上エントリーしました。チャートの入れ替わりが激しい傾向にありましたが、今週はほんのわずかに落ち着いた形です。
　


35位　Romeo+Juliet -Love goes on- / 平井大 　　　 　　

　30位台の番人かな

　先週までエントリーしていた「題名のない今日」がチャートアウト。またしてもオール30位台、たったの3週という成績でした。平井大さんはこれで6曲連続のオール30位台と、悲しすぎる低空飛行が続きます。すぐさまエントリーさせてきたのはいいのですが、またしても30位台。初登場してきても全部30位台なんですね。何か縛りでもあるのかなと勘ぐってしまうほどです。

　2月10日にリリースされたアルバム「Life Goes On」に収録の新曲で、「題名のない今日」との入れ替わりで入ってきました。平井大さんによる「ロミジュリ」で、ストーリー仕立てになっているMVも話題です。「シェイクスピアも想定外のとびきりのロマンス」なんて洒落た歌詞も出てきます。
　
　ただ、この曲はアルバム曲。しかも、入ってくるタイミングが遅かったので、ここからの大きな上昇は厳しいと予想されます。7曲連続のオール30位台もちらついてしまうのですが、今度こそ、7度目の正直を期待しましょう。30位台脱出まではあと6つです。
　

33位　ただいま /　手嶌葵 　　 　　　 　　

　予想通り入ってきてくれました。日曜劇場『天国と地獄~サイコな二人~』主題歌となっている1曲で、2月24日リリース。今週はリリース週でしたが、話題性十分ということもあり早めに入ってきました。カップリング曲には、岡崎体育さんが提供した楽曲「星明かりのトロイメライ」も収録。こちらも気になりますね。

　手嶌葵さんといえば、思い出す曲は2016年の「明日への手紙」ではないでしょうか（もしかして、それ以来のエントリー？）。月9ドラマの主題歌で、J-ACでは16週にわたりエントリー。うち10週がトップ10という大ヒットで、年間入りも記録していました。今回も日曜劇場という大きなタイアップですから、「明日への手紙」の再来を狙っていきたいところです。　
　

24位　磁石 /　aiko 　　 　　　 　　

　aikoさんが3月3日にリリースするアルバム『どうしたって伝えられないから』に収録のリード曲。2月19日から先行配信されていましたが、早くも入ってきました。アルバム曲でも強い！さすがaikoさんであり、初登場の順位もなかなかです。来週はアルバム特集が予定されており、さらに3月のマンスリーピックアップも決定しました。3月はaiko尽くしであり、おそらくこの曲はその勢いに乗って上昇していくでしょう。aikoさんがアルバム曲でどこまでの成績を残すのか、とても楽しみです。ミスチルの「Bland new planet」くらいの成績は残すのでしょうか、あるいはそれ以上でしょうか！？J-ACではトップレベルに強いアーティストなので、期待を膨らませています。

　アルバムでは、昨年年間入りを果たした「青空」「ハニーメモリー」、そしてこの曲も含め全13曲を収録。個人的には、「メロンソーダ」のセルフカバーも非常に楽しみですね（他局のキャンペーンソングになっていた曲です。α-stationではないので局名は自重）。来週のアルバム特集で「メロンソーダ」はオンエアされるでしょうか？今までは絶対オンエアされませんでしたからね笑

　

18位　創造 /　星野源 　　 　　　 　　

　
　


　今週最も高い位置に登場したのは星野源さん。これは誰もが納得するところでしょう。発表以来、話題沸騰になっているこちらの曲は、任天堂「スーパーマリオブラザーズ」35周年テーマソングに起用されている新曲です。歌詞や音作りに任天堂への愛が溢れていることが話題を呼んでいますね。「ドラえもん」の時も、作品へのリスペクトがすごかったですが、それを思い出しますね。花札からファミコンまで、本当に至るところまで任天堂ではないですか。いやあ、面白い1曲です。

　昨年は「折り合い」が地味ながらも年間39位で年間入り。あの曲はコロナ禍の中、リモートセッションで製作されたこともあり、作りはかなりシンプルでした（それで年間入りするのだから大したものです）。それに対して今作は、かなり作りこまれている、スケールの大きな曲という感じがします。おそらく、「折り合い」の成績は軽く超えてくれるでしょう。2019年、2020年は割と地味な成績でしたが、久しぶりのビックヒットも十分期待できそう。そう思わせるには十分のインパクトがあります。

今週のチャートアクション

★THIS WEEK'S No.1★

　ヨルシカの「春泥棒」が3連覇！先週は秦基博、今週はコメントゲストだったOfficial髭男dismを押さえ付けての3連覇！強敵に打ち勝っての1位ですから、これは非常に価値があります。チャートのてっぺんに桜吹雪が舞い散るようです。

　先週、ヨルシカのv2を予想した人は「33％」。今週、ヨルシカのv3を予想した人は「25％」。どちらも低めの数字であり、ヨルシカはリスナーの皆さんから連覇をするとはあまり思われていなかったようです。そりゃそうですよね、去年1位を獲得したとはいえ、まだまだ出てきたばかりのアーティスト。この数字は正直な実感だと思います。私も今週の1位は髭男だと予想してましたから笑 今回の3連覇で、ヨルシカの「格」はぐっと高まった気はします。これからは、毎曲のように1位を取るようなアーティストになるかもしれませんね。それくらい、この3連覇はでかいです。

　ただし、来週の4連覇についてはきわめて厳しい状況です。何度も書いていますが、じわじわと上げ、2位までやってきたOfficial髭男dismの「Universe」についにセールスポイントが加わるからです。かなりの強敵を迎え、さすがに分が悪い状況ですが、奇跡の4連覇はなるでしょうか。
　
　


★WELCOME TO TOP10★

先週からトップ10予想を始めたのでその結果も合わせて見ていきましょう。さて、どれくらい当てているんでしょうか？笑

〇（的中）2　△（順位違い）7　×（予想外）1

1位と2位、3位と4位を逆にしてしまいましたねえ。しかし、そんなに大きく外してはいないですし、トップ10入りの2組も的中。初回にしてはまあまあでしょう。この結果、トップ10予想は継続することになりました。当たればご機嫌、外れれば不機嫌。随分と単純なやつです笑

さて、今週のトップ10入りは2組。ビッケブランカの「ポニーテイル」が11ランクアップの9位、ヤバイTシャツ屋さんの「Bluetooth Love」は10ランクアップの10位でした。いずれも2週目と早いですが、2曲連続1位獲得中のビッケさんと、シングルはほぼ間違いなくトップ10入りするヤバTですから順当な結果でしょう。どちらも勢いがありますが、特に楽しみなのはビッケさん。「ポニーテイル」は3月17日リリースですから、ピークは随分先。おそらくリクエストやプッシュポイントで早くもここまで伸ばしており、非常に強いです。3曲連続の1位に向け、視界は良好。3月はチャートを駆け上がっていくでしょう。

　


最も順位を上げた曲

　11ランクの大ジャンプアップでトップ10入りを果たしたビッケブランカが最大アップを獲得です。

注目曲
　

GOOD SONGS

　Awesome City Clubの「勿忘」は3週目でスパーク！10ランクのジャンプアップで17位と、トップ10も見えるような位置までやってきました。毎週話題にしているビルボードですが、今週はさらに1ランク上げての9位で、ついに1ケタ順位まで来ました。完全に軌道に乗ってきた感じがあります。J-ACでもブレイクとなるか、来週以降は大注目になりますね。J-ACは10位台の前半にかなり大きな壁があります（ここで止まるアーテイストが結構多い）。今回、彼らがその壁を突破できるかどうか、私は楽しみに注目しています。
　先週初登場のBUMPと10-FEETはそれぞれ8ランクアップとまずは好調な滑り出しです。BUMPの「Flare」は久しぶりのノンタイアップということですが、どこまで伸ばせるか。10-FEETの「アオ」は3月10日リリースですから、先週も書いたようにかなり早い。セールスポイントが入るのは3週後ですが、ここでのトップ10入りはほぼ間違いがないでしょう。

SAD SONGS

　


　先週11位に付けていた菅田将暉は痛すぎる失速。12位→11位と来ていましたから、ここでのダウンは痛いなんてものではありません。トップ10入りはかなり厳しくなってしまいました。「虹」がトップ10に定着しましたが、「2匹目のどじょう」とはならなかったか...。LiSAと同じパターンで、連続ヒットの難しさを痛感します。
　勢いよく14位まで上げていたフジファブリックも痛すぎるダウン。19位まで下がったため、こちらもかなり厳しくなりました。話題性十分のアルバムが3月10日にリリースされるため、この曲でアルバムに流れを作りたいところです。なんとか粘って、アルバム発売で再浮上を期待したいですね。
　あいみょんの「スーパーガール」は11ランクダウンと撃沈。この大ダウンで、年間入りの可能性はほぼ消滅しました。まだ9週目であり、ロングエントリー（13週以上）も厳しい状況。新曲が入ってきたから仕方ないものの、私はこちらの曲の方が好きなので残念。

最も順位を下げた曲

　今週の最大ダウンはsumika。安定したチャートアクションが持ち味の彼らですから、あまり見ないような急落です。しかも、来週にはアルバム「AMUSIC」がリリースされるタイミングですから、その意味でも意外な急落でした。おそらく、アルバムから新曲が入ってくるのではないでしょうか？これは入れ替わりの匂いがします。今後入ってくるとすれば、先行配信されている「祝祭」でしょう。私はそんなことまで考えながらチャートを聴いています笑

　さて、sumikaがアルバムを発売するということで、アルバム特集を期待された方もいたのではないでしょうか。しかし残念、来週のアルバム特集はaikoさんだそうです。aikoとsumikaは同日にアルバムを発売。これはさすがに相手が悪すぎましたね笑 sumikaのアルバム特集がないのはもったいないので、1週後、3月13日にsumikaのアルバムを特集するのはどうでしょうか！？私はそんなことまで考えながらチャートを聴いています。

最長エントリー

　みんな粘った。すごいですね、ほとんど下がっていない。LiSAは2ランク、King Gnuは1ランク、藤井風は2ランクのダウン。立派な頑張りで、それぞれ1週ずつエントリーを伸ばしました。一番驚いたのはKing Gnuで、37位→38位という推移でした。最近は下位の曲はそのまま消えるパターンがほとんどだったので、こういった最下位付近での粘りはかなり貴重です。最後まで強いのは立派ですね。
　そして、藤井風の「青春病」は今週もほぼフルオンエアでした。うれしいなあ。スタッフさん、よくわかっていらっしゃる。来週も、ぜひエントリー＆フルオンエアよろしくお願いします！

トップ10落ち

　LiSAの「炎」がついにトップ10落ち。本当に素晴らしい活躍でした。一気にトップ10に入ったときは、このサイトでもかなり盛り上がりましたが、そこから完全にトップ10に定着。トップ10は16週の大記録になり、驚異の8連覇も達成。今年に入ってからも安定していたので、2年連続の年間入りが狙えるかもしれません。今後はロングエントリーをどこまで伸ばせるかに注目です。
　もう1曲はAimer。うーん...16位と大きく下げてしまいましたか。12位まで下げた後、再浮上でトップ10入りした流れは素晴らしかったですが、トップ10には定着できませんでした。アルバムは4月...うーん、さすがにそれまでは持ちそうにありませんか...。

さよならトップ40

先週40位「Bland new planet」Mr.Children　
IN【15】TOP10【5】HIGH【4】

　アルバム曲にもかかわらず15週のロングエントリー。最高位は4位と地味だったものの、トップ10には5週と安定しました。昨年からのトータルポイントは「365」ですから、普通に年間レベル。アルバム曲でここまでの成績を残せるミスチルは凄いです。まごうことなきレジェンドバンドだと思いますね。この曲で思い出すのは、「このアルバムで最後にしたい」という桜井さんの発言です。最高のアルバムを制作して完全燃焼された故の発言だとは思いますが、やっぱりドキッとしてしまいますね。そんなことはおっしゃらず、今後も名曲を送り込み続けていただきたいものです。

先週39位「題名のない今日」平井大　
IN【3】TOP10【0】HIGH【34】

　6曲連続でオール30位台。6曲の合計エントリーが「14週」。かける言葉が見つかりません。

先週38位「Love is Life」向井太一　
IN【4】TOP10【0】HIGH【28】

　これは健闘と言えるでしょう。昨年の楽曲「僕のままで」は40位→39位→圏外。わずか2週という成績でした。今作は倍の4週に伸ばし、最高位も28位まで行きましたから、これはかなりの健闘です。向井太一さんは24日に次なる配信限定シングル「BABY CAKES」をリリース。入ったり入らなかったりするので、入るかどうか、予想は非常に難しいところです。新曲の運命やいかに！？

先週31位「インフィニティ」優里　
IN【4】TOP10【0】HIGH【24】

　ストリーミングを中心に大ブレイクしている優里さん。J-ACでも流行を受けてか見事エントリーしました。しかし結果はご覧のとおり。いわゆる「顔見世」のエントリーとなってしまいました。勢いよく24位まで上げたため期待したのですが、先週ダウンしてそのまま圏外と振るいませんでした。実は、向井太一さんと同じく、優里さんも新曲をリリースしているんですね。2月19日リリースの「桜晴」という曲なんですが、今週はエントリーしませんでした。2曲連続エントリーを狙いたいところですが、さて来週はエントリーできるのでしょうか。

来週の展望

トップ10予想

　トップ10予想はこんな感じです。　　

　来週は髭男の「Universe」といきものがかりの「BAKU」にセールスポイントが加わります。早くからトップ10に定着していたこの2曲についにセールスポイントが加わるため、その動きに注目です。「Universe」はさすがに1位は固いでしょう。トップ10に入ってから6週間1度もダウンなし。抜群の安定感を誇っていたところに、セールスが加わります。もう1曲はいきものがかりですが、こちらは今週8位とダウンしたのが気になるところ。私は再浮上で6位を予想しますが、セールスが好調ならもっと跳ねるかもしれません。
　トップ5の顔触れは変わらずと予想。勢いよく上げてきたあいみょんですが、2位までは行くのではないでしょうか。3連覇中のヨルシカは、さすがに相手が強すぎて3位と予想します（でも頑張ってほしい！）。
　トップ10入りは1組のみで、星野源さんを予想。勢いがずば抜けており、10位台前半で止まるようなイメージはありません。9位を予想しましたが、あるいはもっと跳ねるかもしれません。他にトップ10入りが狙えそうなのは12位まで上げてきた緑黄色社会や17位のAwesome City Clubですが、トップ10に上がり目の曲が多く、枠が空かないので厳しい。家入さんとの争いに勝てればトップ10も見えてくるでしょう。特にAwesome City Clubの「勿忘」はかなりいい感じで世間にも浸透しており、個人的にはぜひトップ10入りしてほしいものです。

初登場曲予想（3/6）

　
　2週連続で高打率の初登場予想ですが、来週は難しいです。絶対に入る！という曲は正直なく、何曲当てられるでしょうか。
　まずはSHISHAMO。なんかすごいタイトルの新曲を出してきましたね。振り切れたな笑 2月24日に配信の新曲で、昨年末にリリースした前曲はエントリーできなかったのでリベンジを測ります。このチャートではよく入ってくる松室政哉さんは3月31日に6曲入りのミニアルバムをリリース。新曲「ai」の先行配信がスタートしています。「きっと愛は不公平」など、このチャートでもそこそこの成績を残していたので期待です。
　3組目は大森元貴さん。昨年いったん活動休止を発表したMrs. GREEN APPLEのボーカルですね。この度、ソロデビューを発表！ソロ曲「French」をリリースです。ソロは初めてなので、入ってくるかどうかは分かりませんが、ミセスはこのチャートで強かったので期待。聴いてみたら、高音に度肝を抜かれました。今週チャートアウトしてしまった向井太一さんですが、次なる新曲「BABY CAKES」をリリースしています。続けて入ってくるようなら勢いも付いてきますが、果たしてどうでしょうか。
　最後は新顔枠。崎山蒼志（さきやまそうし）さんと呼びます。静岡発、若干18歳のアーティストです！シングル「Undulation」は1月に発売されたアルバムからのリカットで、アニメのエンディングテーマに起用されています。他局ではすでに結構入っていて、J-ACでもそろそろデビューをうかがいたいところ。先月秋山黄色が入った流れで、ぜひエントリーお願いします！

　それでは、今週もありがとうございました。また来週お会いしましょう！