J-AC TOP40  2021年3月13日付けチャート

Last-modified: 2021-03-14 (日) 16:00:45

2021年3月13日付けチャートを振り返っていきます。

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1位予想クイズ


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 ヨルシカ、秦基博を外し、ビッケブランカ、星野源をイン。非常に豪華な4組で1位予想をしてみました。結果ですが...意外な結果になりましたね!
 先週6位、順位としては一番低かった星野源が、67%(22票)と大量の票を獲得!1位予想のナンバーワンとなりました。非常に勢いがあり、いろいろなところでかかりまくっているので、今週のランクアップは間違いないでしょう。問題はどこまで上がるか。1位まで上がる!と予想した方が予想以上に多かったですね。
 迎え撃ちますはOfficial髭男dism。これまで1位を獲得した楽曲は全てが連覇以上を達成している彼ら。1週で引きずり降ろされるわけにはいきません。18%と票は伸びていませんが、今週も王座に君臨できるでしょうか。


今週のチャート

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ニューエントリー

今週のニューエントリーは4曲でした。
ちなみに、初登場予想が的中したのは4曲中2曲でした(半分ならよしとしましょう)。

 


33位 止んだ雨のあと / TOKYO NO.1 SOUL SET       

 TOKYO NO.1 SOUL SETは1990年結成、今年結成30周年を迎えたバンドです。結成30周年おめでとうございます!
今作は2月24日リリースの新曲。なんと、5年ぶりのリリースになるそうです(5年ぶりのリリース、しかも遅めのエントリーということで、全く予想していませんでした)。軽快でロマンティックなメロディーに、ボーカル渡辺さんの独特なボーカルが重なり合う1曲となっています。
 4月にはオリジナルフルアルバム『SOUND aLIVE』をリリース。こちらも約8年ぶりとかなり久しぶりです。アニバーサリーイヤーらしく、精力的な活動が続きます。
 



29位 蕾 / GReeeeN       

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 今週3月11日には東日本大震災から10年の節目の日でした。列島中が祈りに包まれましたね。私も仕事中でしたが、職場で黙とうをしました。津波の映像はトラウマになっていて、いまだに見返すことができません。テレビで見ていただけの自分がこうなのに、実際に被害に遭われた方にとってはどれほどの出来事だったのだろうかと思うと胸が痛みます。被災者の方の心の安寧を願いたいと思います。
 そんな東北とは切っても切り離せないアーティストであるGReeeeN。昨年は朝ドラ主題歌「星影のエール」で福島の人々にエールを送っていましたね。今作は、TBS系『東日本大震災10周年プロジェクト「つなぐ、つながる」』のために書き下ろされたテーマソングで、3月4日に配信でリリースされています。GReeeeNは本当に被災地に心を寄せ続けているアーティストですね。
 チャート的には、「星影のエール」以降の2曲が続けて不調であり、流れを変えていきたいところ。震災関連のテーマソングということで、ロングヒットは難しいかもしれませんが、まずは勢いのよい上昇を期待しましょう。
 



20位 バレる! / Creepy Nuts       

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 これは予想通り。私の記憶のとおりなら、通算4曲目でしょうか?昨年は2曲がエントリーして勢いの出てきたCreepy Nutsです。
 今作は3月3日にデジタルリリースされた新曲で、「R-1グランプリ」のテーマソングに主題歌に起用されました。先週末に放送され、ゆりやんレトリィバァさんが優勝していましたね。Creepy NutsとR-1グランプリというのは、すごくシンパシーを感じる組み合わせだと思いますね。「求道者」「創作者」という面で通じ合うものがあると思います。個人的には、かなりナイスなタイアップです。
 昨年は「かつて天才だった俺たちへ」が12位まで上昇。健闘しましたが惜しくもトップ10には届きませんでした。今作では初のトップ10入りを目指す戦いとなります。
 



17位 泡 / King Gnu       

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 右肩上がりの成績を続け、J-ACでの存在感が急速に高まっているKing Gnu。2週間前まで「三文小説」が18週のロングヒットしていましたが、中1週で新曲を送り込んできました。しかも、17位と非常に高い。勢いの高さを感じさせるチャートアクションになっています。
 この曲「泡(読み:あぶく)」は映画『太陽は動かない』の主題歌で、映画の公開と同日、3月5日に配信リリースです。作詞・作曲をした常田さんは、「運命の不条理さとそれでも生きることの尊さを再確認できました」「泡のようなこの世界に乾杯」とコメント(コメントがかっこよすぎるぜ)。鼓動の高まりと余韻が印象的な、相変わらず素晴らしく完成度の高い1曲。森山未來さんがダンスを披露しているMVも話題です(水中でのダンスがすごい)。もはやトップ10の常連となったKing Gnu。この曲にも、トップ10入りへの障壁は全くないといえるでしょう。



 

今週のチャートアクション



THIS WEEK'S No.1

UniverseOfficial髭男dismv210週目


 「Universe」が2連覇を達成。これまで1位を獲得した5曲で1度も連覇を逃したことがなかったヒゲダン。6曲目の1位となった今作でもしっかりと連覇を達成しました。ただ、シングルの売り上げは伸びなかったみたいですね。デイリー1.9万枚と今の時代なら十分すぎる売り上げですが、「I LOVE...」は約7万枚、「HELLO EP」は約10万枚ですから、かなり落としていることになります。1月はじめから先行配信されていましたし、CDになっても「今更」という感じがあったのかもしれません。ちょっと気になる数字ではありますが、J-ACではまだまだ盤石でしょう。今週で2ケタ10週目、かなりのロングエントリーは確実です。

 そんなヒゲダンの「次の椅子」を狙いそうなのは2位のあいみょんと3位のビッケブランカ。この2組が中心になりそうです。4位の星野源も、今週の伸びは緩かったものの、ポテンシャルは十分。今週1位~4位を占めた4組が、来週、再来週の1位争いを繰り広げていくことになりそうです。
 
 


WELCOME TO TOP10

9位旅路藤井風↑82週目
10位FlareBUMP OF CHICKEN↑34週目

 トップ10入りは2組。先週17位で初登場した藤井風の「旅路」と、地道に上げてきたBUMP OF CHICKENの「フレア」がトップ10をつかみました。
 藤井風は実に見事ですね。今週はロングエントリーしていた「青春病」がついに役目を終えたわけですが、すかさず新曲の「旅路」がトップ10入りとなりました。通算3曲目のエントリー(「優しさ」「青春病」「旅路」)ですが、これで3曲連続、100%のトップ10入りです。しかも、2週目でトップ10入りというのはこれまでで最速。どんどん勢いを上げており、上位に定着するアーティストになったとみて間違いがないでしょう。主題歌になっているドラマ『にじいろカルテ』は来週が最終回。ますます盛り上がりを見せそうであり、さてどこまで行くかというところです。
 BUMPの「Flare」は4週目でトップ10をつかみました。先週13位から3ランクじゅわっとアップ。今作「Flare」は実はノンタイアップ曲。これは「You were here」以来6年半ぶりとのことです。ノンタイアップということで、私の予想では伸びは鈍いかなと思っていました。トップ10に入るかは微妙と思っていたのですが、それでも10位に滑り込んできたのはさすが。ノンタイアップでのトップ10入りは、まさにバンドの底力をみせた結果といえるでしょう。
 
 トップ10予想と結果は下記のとおり。

順位曲名アーティスト予想結果
1UniverseOfficial髭男dism1
2桜が降る夜はあいみょん2
3ポニーテイルビッケブランカ4
4創造星野源3
5春泥棒ヨルシカ5
6磁石aiko6
7泣き笑いのエピソード秦基博7
8Bluetooth LoveヤバイTシャツ屋さん10
9旅路藤井風9
10FlareBUMP OF CHICKEN×

〇(的中) △(順位違い) ×(予想外)

管理人も底力をみせましたよ笑

 10曲中6曲的中のお祭り状態。放送を聴きながら、もう小躍り状態です笑。毎週チャートの記録を付けている管理人がたまには意地をみせたという、そんな週になりました。
 当たりが多かったのはいいんですが、トップ10入りを見誤ったのが悔しい結果になりました。私の予想では、10-FEETが8位、BUMPが11位とみていました。実際は、BUMPがトップ10入りの底力をみせ、10-FEETは意外と伸び悩んで12位という結果でしたね。



 


最も順位を上げた曲

16位ただいま手嶌葵↑103週目



 手嶌葵の「ただいま」が10ランクアップ!16位まで上げ、エントリー3週目でトップ10を狙える位置まで持ってきました。
 キヨピーさんが毎週「癒される」と言うのも納得な圧巻のボーカルですね。主題歌になっている日曜劇場『天国と地獄』もいよいよあと2話となりました。藤井風の「旅路」と同じく、こちらも盛り上げてくることは間違いなさそうです。


注目曲
 

GOOD SONGS

15位結証緑黄色社会5週目
22位桜晴優里↑82週目

 緑黄色社会の「結証」は15位をキープ。再浮上はならなかったものの、1ランクも下げなかったのは立派です。トップ10には入れていないものの、これで4週連続の10位台と健闘しています。前の曲「夏を生きる」は、トップ10には入ったものの、その後急落しトータルは7週という成績でした。あと3週入れば「夏を生きる」を上回るので、この曲はそこを目指していきたいところでしょう。
 先週初登場、優里の「桜晴」は8ランクアップの22位と好調。前作「インフィニティ」の最高位は24位でしたから、2週目でいきなり最高位を更新。非常に順調な伸びを見せているといえます。ここから上がるのか下がるのかが見ものですが、鉄板の卒業ソングであり、来週・再来週の卒業シーズンにはさらにポイントを伸ばしそう。非常に楽しみな存在です。そういえば、去年は卒業シーズンを過ぎてもずっと上位に残り続けていたお化けソングがありましたね(コブクロの「卒業」、年間11位)。さすがにそこまでは望みませんが笑 この曲は今年の「卒業市場」にどれだけ食い込めるでしょうか。
 



SAD SONGS

13位追い風SHE'S↓28週目
32位季路Aimer↓88週目
40位融解sinkVaundy↓62週目

 


 6週連続でアップ、11位まで来ていたSHE'Sはついに初のダウン。11位で止まり、跳ね返されるというよくあるパターンになりました。いやあ、今回はトップ10が強すぎますねえ。オールスターズというべき面子で、なかなか食い込むのが難しい。来週もトップ10を狙いたいところですが、どうやら10-FEETとKing Gnuが持っていきそう(彼らも「オールスターズ」です)。厳しい戦いですが、頑張ってほしいものです。
 Aimerの「季路」は2週連続の8ランクダウン。劇的な再浮上でもない限り、年間入りの可能性がほぼ絶たれる結果となりました。トップ10から落ちた後の下落が非常に早いのが残念。アルバムは4月14日発売ですが、やはりこの落ち方では持ちそうにありません。
 先週34位で初登場したVaundyは非常に珍しい「即落ち」。40位の崖っぷちに追いやられてしまいました。セールスでギリギリ入ってきたパターンだったでしょうか。このチャートでは、まだまだ名刺を配っているような段階でしょう。今週は厳しい結果になりましたが、40位に残り、オンエアされたことに意味があります。
 え、平井大さん?触れたいところですが触れないことにしましょう。

最も順位を下げた曲

28位LiSA↓1020週目



 今週でついに20週の大台に乗せたLiSAですが、結果は散々なものでした。10ランクダウンの28位で、一気に首元が寒くなった感じがします。この曲の初登場は昨年10月31日、17位での登場でした。それから10位台以上をキープ。19週にわたり17時台以降にオンエアされていたわけですが、今週のオンエアは初めての15時台でした。こんなに早い時間に「炎」がかかると非常に違和感があります。今までが強すぎたとはいえ、絶対王者がこうやって崩れていくのは寂しいものがあります。


最長エントリー

20週目28位LiSA↓10
17週目39位菅田将暉↓4
13週目35位本音sumika↓6



 上にも書きましたが、LiSAの「炎」がついに大台の20週目。順位は残念でしたが、2位に3週差、3位にはなんと7週差を付けてぶっちぎっています。「三文小説」も「青春病」もいなくなりましたが、非常によく頑張っていますね。
 菅田将暉の「虹」は39位に踏みとどまり、17週目。今週残ったのは立派で、最後までしっかり残っている点が好印象です。最大ダウンは7ランク(28位→35位)ですから、非常に安定していますね。
 非常に安定といえば、3位のsumika。「本音」が35位にとどまり、ロングエントリーの基準である13週に乗せました。「願い」以来の推移を見ると、16週→15週→13週→13週ですね。つまりsumikaは、ロングエントリー率100%。この安定感は本当に素晴らしいと思いますね。

トップ10落ち

11位ファーストラヴUru↓45週目3週
14位BAKUいきものがかり↓48週目5週



 Uruの「ファーストラヴ」は11位。トップ10があまりにも強すぎたゆえに、弾き出されたという印象がありますね(先週のトップ10のうち、1位を獲得したことのないアーティストはUruのみ。周りが非常に強かった)。仕方ない面もありますが、トップ10はやや少なめの3週。「あなたがいることで」「振り子」と安定したヒットを飛ばしていましたが、今作はやや崩れることになりそうです。
 もう1曲はいきものがかりの「BAKU」。こちらはトップ10に5週で最高位は6位。さすがの安定感を見せ、前作「きらきらにひかる」(トップ10はわずか1週)の借りを返したといえるでしょう。ただ、残念なのはセールスポイントを全く生かせなかったことです。ヒゲダンの「Universe」と同日リリースだったんですが、明暗が分かれてしまいましたね。オリコンのシングルランキングを調べたところ、なんと初週21位。低すぎて思わずのけぞってしまいました。これならチャートで伸び悩んでも文句は言えません。しかし、厳しい時代になったなあ...。



さよならトップ40


先週40位「dawn」LiSA 
IN【8】TOP10【0】HIGH【15】



 「炎」より先にチャートアウトしてしまいましたね...。
 「炎」で初エントリーを果たしたLiSAさん。この曲は、その「炎」に続きリリースされたシングルで、1月16日に38位で初登場しました。翌週は18ランクもジャンプアップし、これはいよいよLiSAの時代かと思わせる出だしでした。しかし、15位に上げた後はストップ。少し10位台で粘ったものの、6週目と7週目に2週連続の10ランクダウンを喫してはもう万事休す。トータルは1ケタの8週に終わりました。「炎」がエントリーした後、Uruとのコラボ曲「再会」、そしてこの曲と立て続けに入ってきたわけですが、最後に残ったのはなんと「炎」でした。大ヒット曲に続けなかったのは寂しいところです。

先週39位「ふしぎなふしぎな生きものfeat.トータス松本」岡崎体育 
IN【9】TOP10【0】HIGH【13】



 岡崎体育さんのアルバム曲で、劇場版ポケモンのテーマソング。J-ACでは、2021年の1発目、1月2日のアルバム特集で特集され、翌1月9日にチャートインしました。ビッケブランカさんとのコラボ曲「化かし HOUR NIGHT」も残っていた中で、アルバム曲を送り込み、ダブルエントリーを果たしたのはさすがでしたね。初登場が21位とそこそこ高く、2週目からは10位台へ。13位と14位を2回ずつ獲得し、非常に安定していましたが、トップ10にはあと一歩届きませんでした(アルバム曲によくあるパターンです)。7週目に13ランクと飛び上がるような急落で30位まで下げましたが、そこからもう2週粘り、粘り強いところも見せました。トータルは2ケタにあと1週及ばなかったものの、健闘したといえる結果でしょう。

先週38位「青春病」藤井風 
IN【18】TOP10【7】HIGH【7】



 新曲「旅路」がエントリーしてきたことにより、ついにお役御免。しかし、トータル18週のロングヒットになりました。それにしても、本当にいい曲でしたねえ。Fメロまであるという、本当に味わい深い曲でした。ロングヒットの要因は、「いい曲だった」それに尽きると思います。リクエストが非常に多かったみたいですし、この曲でα-STATIONのリスナーにもすっかり浸透したのではないでしょうか。
 トップ10は計7週。10位→9位→10位→10位と最初は非常に地味でした。しかし、地味ながらトップ10に残り続け、12月のEPリリースにつなげます。EPのリリース効果もあったのか再浮上。8位→7位→9位とさらに3週間トップ10に入りました。その後も10位台で4週粘り、非常に内容の濃い、印象的なチャートアクションを見せてくれました。トータルポイントは秘密にしますが、400ポイントは余裕で超えていますね。年間チャート10位台レベルの大ヒットになりました。

先週37位「スーパーガール」あいみょん 
IN【10】TOP10【3】HIGH【6】



 昨年の年間チャート覇者、あいみょん。この曲は2021年の1発目、1月2日付けチャートに送り込んできた新曲でしたが、あらどうして、低調な結果に終わりました。トータルは2ケタに乗せており、トップ10にも3週入っているので、普通に見ればそこそこのヒットといったとこですが、ここ数年のあいみょんの活躍を思うとかなり物足りないもの。原因はおそらく、Amazonミュージックのみの限定配信だったことでしょう。限定配信だったことで、チャートの伸びも限定的になりました。それから、チャートアクションの終盤では新曲「桜が降る夜は」がエントリー。この曲はポイントを吸い取られるような形で力なく下がっていきました。あいみょんにとっては不本意な結果になりましたが、「桜が降る夜は」が上位に定着していますから、あまり気にするような不調ではないでしょう。



来週の展望


トップ10予想

順位曲名アーティスト推移TOP10入り
1UniverseOfficial髭男dism
2ポニーテイルビッケブランカ↑1
3桜が降る夜はあいみょん↓1
4創造星野源
5磁石aiko↑1
6アオ10-FEET↑6
7旅路藤井風↑2
8King Gnu↑9
9春泥棒ヨルシカ↓4
10Bluetooth LoveヤバイTシャツ屋さん↓2

 今週は大当たりだったトップ10予想。気分よく行きたいところですが、来週は特に6位以下が難しい。いろいろと悩みながら作成してみました。
 1位は「Universe」の3連覇を予想。今週ほど安泰ではないことは皆さんお分かりだと思います。あいみょん、ビッケブランカ、星野源が迫ってきていますが、1位を死守すると予想しました。ちなみに、次に1位候補として1番有力なのはビッケブランカでしょう。3月17日にCDシングルをリリース、27日付けチャートにセールスポイントが入りますので、私はここでの1位を予想しています。あいみょんと星野源は、今のところ配信限定のシングルであり、この点ヒゲダンやビッケブランカよりやや不利であるといえます。
 トップ10入りは10-FEETとKing Gnuを予想。特に10-FEETの「アオ」は10日にリリースされたシングルのセールスポイントが加算されるためほぼ間違いないでしょう。ただし、上位が非常に強いため順位は6位と予想。いつもならトップ5入りは固いんですが、今はそれくらい上位が異常に強いですね。King Gnuの「泡」は今週初登場17位。今週トップ10入りした藤井風の「旅路」と同じ出足ですね。問題なくトップ10入りしてくるのではないかと思います。トップ10の残留予想は非常に難しい。秦基博・BUMPアウト、ヨルシカ・ヤバT残留を予想しましたが、どうなってもおかしくありません。特に「泣き笑いのエピソード」は朝ドラ主題歌ですし、もう少し粘ってきても不思議ではないですね。ヨルシカ、ヤバTも全く安心できる状況ではありません。

初登場曲予想(3/20)


One Last Kiss宇多田ヒカル3/10発売のアルバムより
HOURGLASSUVERworld3/10リリースのシングル
春雷SING LIKE TALKING3/10リリースのシングル
ぐーちょきぐーちょき岡村靖幸3/10リリースのシングル
ウルトラマン・ゼンブ小沢健二3/9リリースのシングル
ZEROからハジメテ倉木麻衣3/6リリースの配信シングル

 
 来週は非常に豪華です!エントリーを巡ってはかなりの激戦が予想され、もしかすると大量入れ替えもあるかもしれません。
 宇多田ヒカルさんは新曲「One Last Kiss」をリリース。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の主題歌ですね。1月に公開予定で、1月のマンスリーピックアップも宇多田さんだったんですが、延期になりこの度リリースされました。1月のマンスリーピックアップだったということは、プッシュする気満々だったということ。延期にはなりましたがエントリーは間違いありません。
 こちらも間違いなさそうなのはUVERworld。J-ACではトップ10の常連で、CDシングルはほぼ全てエントリーしています。今作「HOURGLASS」も問題なく入ってくるでしょう。それにしても、またかっこいい曲になりましたね!これはぜひチャートの中で紹介したいものです。
 同じくチャートの常連なのはSING LIKE TALKING。上位は少ないですが、安定してくるアーティストです。最後のエントリーは2019年の「Spiral」でしたでしょうか?新曲「春雷」は3月10日リリースのシングル。明るく、力強い1曲になっており、初聴きの印象はかなりよかったです!
 味わいのあるベテラン勢が続きます。岡村ちゃんこと岡村靖幸さんはニューシングル「ぐーちょきぐーちょき」をリリース。「少年サタデー」以来2年ぶりで、こちらもシングルはほぼ全てがエントリーしています。DAOKOとのコラボ曲「ステップアップLOVE」はv3を達成するくらい強かったですからね。上位進出を期待します。さらにさらに、小沢健二さんまで出てくるんですよ!3月9日にリリースされた新曲「ウルトラマン・ゼンブ」は3か月連続リリースの第1弾で、円谷プロの協力を受け発売。「カラータイマー」から始まり、ウルトラマン尽くしの一曲。こちらも、「流動体について」(2017)ではv3を達成した強豪。久しぶりのエントリーが期待できそうです。
 ライバルは非常に強力ですが、最後に倉木麻衣さんを予想。先週も紹介したコナンの主題歌です。配信なので入るかは微妙ですが、1000話記念のアニバーサリーソング、ここはぜひエントリーをお願いします!

 いやあ、来週は非常に豪華!予想が当たればお祭り騒ぎになりそうなゴージャスな週です。とても楽しみですね!!

 それでは、今週もありがとうございました。また来週お会いしましょう!