2021年3月6日付けチャートを振り返っていきます。
1位予想クイズ
今週も先週と同じ4曲をラインナップ。4曲全てに票が入りましたが、今週は大きく差が付く展開となりました。
3連覇中のヨルシカですが、v4を予想するのはわずか4%と厳しい数字。そのヨルシカを押しのけて一騎打ちとなっているのが、秦基博の「泣き笑いのエピソード」(50%)とOfficial髭男dismの「Universe」(33.3%)です。セールスポイントが入るヒゲダンが有利だと思いますが、秦さんのファンの方がたくさん投票してくださっているようで、今週も「泣き笑いのエピソード」が1位となりました。もちろん、「泣きわら来のエピソード」もまだトップ3であり、チャンスは残っているでしょう。この2曲に、あいみょんの「桜が降る夜は」が絡んでいく構図となっています。
今週のチャート
ニューエントリー
今週のニューエントリーは5曲でした。
ちなみに、初登場予想が的中したのは5曲中1曲でした。
今週は非常にフレッシュな顔ぶれでしたね。一番多く入っているのは藤井風(通算3曲目)では?
36位 French / 大森元貴
お、ソロでも入ってきましたね!
知らない方向けに説明すると、大森元貴さんは昨年いったん活動休止に入ったMrs. GREEN APPLEのボーカルです。ソロ作品は今回が初めて。ソロでもエントリーできるかどうか、今週は運命の分かれ目になりそうな週でした。ミセスはこのチャートで強かったので、ソロでも入ってくると予想していましたが、そのとおりになりましたね。ソロだと入らない人もいるので、この結果はお見事です。
ソロデビューとなるデジタルEPで、2月24日リリース。表題曲のこの曲「French」は、先週の初登場予想でも書きましたが、とにかくボーカルの力がすごい。どこから出ているんだというような高音に圧倒されること間違いないです。ソロ作品ということで、ボーカルの力を存分に見せつけてきたなという印象があります。作詞・作曲・編曲はいずれも大森さん。いやあ、改めてすごい人なんだなあ。
34位 融解sink / Vaundy
これはいわゆる「うれしい誤算」というやつです(=入ってこないとあきらめていたのに入ってきた)。大変めでたい。Vaundyは昨年5月9日の「Bye by me」以来通算2曲目のエントリー。一発屋にならず、J-ACに戻ってきたのは非常に大きいです。昨年リリースしていた新曲が入らず、Nulbarichとのコラボ曲も入らなかったので、私は半分あきらめていました。久しぶりのエントリー、おめでとうございます!
2021年第1弾となる配信シングルで、2月24日リリース。現役大学生アーティストのVaundyですが、私は「カメレオン」と評するのがぴったりだと思いますね。曲ごとに全く色が違って、非常に器用なんです。本作はクールかつサビが力強い1曲。「融解sink」という難解なタイトルですが、これはどうやら歌詞に出てくる「深海」というワードに関係しているみたいですね。深海→sinkai。「sinkai」と「sink」を比較すると、「愛(ai)」が足りない。つまり、「愛」が溶けている?そういうことなのかもしれません。もう少しじっくり聴いてみたいと思います。
32位 走れ!withヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ) / POLYSICS
チャートに入ったことで初めて知りました(すみません)。「POLYSICS(ポリシックス)」はテクノポップ・ロックバンド。新しいバンドかと思ったら、1997年結成ではないですか(ますますすみません)。シングルとしては、なんと2012年以来9年ぶり(!)となる15枚目。2月24日のリリースです。全然聞いたことがないなと思ったら、シングルリリース自体がこんなに空いていたんですね。
フィーチャリングに迎えているのは、こちらはおなじみ、キュウソネコカミのヤマサキセイヤさんです。TVアニメ『はたらく細胞BLACK』の主題歌。キュウソの山崎さんが個人名義でメジャー作品に参加することは初めてとのことです。すみません、この曲も来週までにじっくり聴いてきます!
30位 桜晴 / 優里
いやあ、すぐさま入ってきましたね。これは常連化しそう!優里の新曲が飛び込んできました。
優里のエントリーは、1月30日の「インフィニティ」以来約1か月ぶり2曲目。「インフィニティ」は2週前までエントリーしていましたから、皆さんもよくご存じでしょう。最高位は24位、エントリーは4週という成績でした。1曲目から非常に早いペースですぐさま2曲目を送り込んできたことになり、これは今後チャートの常連になっていきそうな雰囲気があります。非常に勢いを感じますね。
2月19日に配信リリースされた初の卒業ソング。普通なら先週入ってくるところですが、「インフィニティ」の影響か1週遅くなっていますね。ピアノとストリングスでエモーショナルに聴かせるいわゆる「鉄板曲」。3月の卒業シーズンにチャートでも大活躍を狙いたいところでしょう。まずは「インフィニティ」の最高24位を更新できるかが注目となってきそうです。
17位 旅路 / 藤井風
藤井風、通算3曲目のエントリー。今週は「青春病」がまだ38位に残っていましたから、自身初のダブルエントリーということにもなります。今週月曜日、3月1日に配信リリースされたばかりの新曲で、ドラマ「にじいろカルテ」。配信日である月曜日には、報道ステーションで初披露をしていましたね。話題性は抜群で、いきなり入ってくるかもと思っていたら、なんと17位に飛び込んできました。配信シングルがリリース週に17位というのは破格の好スタート。私が昨年から推している大型新人の藤井風さんですが、どうやらJ-ACでは非常に強いみたいです。私の予想を上回るような快進撃が続いています。
卒業する全ての人に届ける1曲とのことであり、彼らしい非常に郷愁を誘うナンバー。去年のアルバムに「帰ろう」という名曲が収録されていたのですが、「帰ろう」と非常に系統が似ていますね。心に染み入るメロディーで、すぐさま大好きな一曲になったことは言うまでもありません。そして、主題歌になっているドラマ「にじいろカルテ」。これも、本当に素晴らしいドラマなんですよ。最終回に向けて盛り上がってきましたので、未視聴の方は今からでもぜひご覧ください。この曲が非常にいい感じで使われています。
今週のチャートアクション
★THIS WEEK'S No.1★
Universe | Official髭男dism | ↑1 | v1 | 9週目 |
Official髭男dismの「Universe」が初の1位を獲得!ついにセールスポイントが加算され、予想通り1位に上り詰めました。今年に入って4曲目の1位であり、ヒゲダンとしては昨年8月の「HELLO」に続く2曲連続、通算6曲目の1位となります。初めて1位を獲得したのは2019年の「Pretender」ですが、それ以来8曲中6曲で1位を獲得。1位獲得率は75%と驚異の数字です。ちなみに、1位を獲得できなかった残りの2曲も、最高位は2位(「イエスタデイ」「Laughter」)。つまり彼らは、「曲を出せばほぼ1位、ダメでも2位」という成績を続けていることになります。改めてその勢いを思い知りますね。
この曲「Universe」は、1位獲得が9週目とかなりの遅咲きになりました。これは、1月の先行配信の段階からエントリーしていたことが原因です。3週目に早くもトップ10入りすると、そこからはじりじりと順位を上げ、1度も順位を下げていません。9週目まで右肩上がりというのは驚異ですね。先行配信でエントリー、シングルリリースで遅咲きの1位というのは、昨年年間1位を獲得した「裸の心」と全く同じです。この曲も、ここからかなりポイントを伸ばすかもしれませんね。
★WELCOME TO TOP10★
6位 | 創造 | 星野源 | ↑12 | 2週目 |
8位 | 磁石 | aiko | ↑16 | 2週目 |
星野源とaiko。J-ACでもトップレベルに強い2組がトップ10入りとなり、かなり豪華な週になりました。星野源の「創造」は初登場18位から12ランクアップの6位とさすがの上げ幅。昨年の「折り合い」を上回る勢いと見てまず間違いありません。この曲の一部では、なんとファミコンの2コンマイクを使って録音しているそうです。ファミコンで他と遜色ない、こんないい音が取れるんでるね!星野さんの創造性、アンテナの敏感さを改めて感じられる一曲に仕上がっていると思います。
aikoの「磁石」はそれをさらに上回る16ランクのジャンプアップ!先週24位から一気のトップ10入りを果たしました。これ、アルバム曲ですからね...!?シングル曲と変わらないような一気の伸びで、2週目にして8位まで持ってきました。今週はアルバム特集に加え、マンスリーピックアップもありaiko尽くしでしたね。こういうことがあると、翌週以降はさらにブーストがかかるような印象です。上位はかなり強いですが、トップ5、トップ3と目指していけるでしょうか。
トップ10予想と結果は下記のとおり。
順位 | 曲名 | アーティスト | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1 | Universe | Official髭男dism | 1 | 〇 |
2 | 春泥棒 | ヨルシカ | 3 | △ |
3 | 桜が降る夜は | あいみょん | 2 | △ |
4 | 泣き笑いのエピソード | 秦基博 | 5 | △ |
5 | ポニーテイル | ビッケブランカ | 8 | △ |
6 | 創造 | 星野源 | 9 | △ |
7 | ファーストラヴ | Uru | 4 | △ |
8 | 磁石 | aiko | 外 | × |
9 | Bluetooth Love | ヤバイTシャツ屋さん | 7 | △ |
10 | BAKU | いきものがかり | 6 | △ |
〇(的中) △(順位違い) ×(予想外)
1位しか当たってないよ笑
難しかったですね。それにしても、今週のトップ10はかなり強い。10曲中、Uruをのぞく9組が1位経験アーティストです。唯一1位を獲得していないUruも最近はトップ10の常連ですから、本当に豪華な顔ぶれだといえます。先週ヤバTとビッケブランカ、今週星野源とaikoがトップ10入りし、すごいことになってきました。J-ACオールスターズとでも呼びたいような布陣です。来週以降、他のアーティストがこれを切り崩すのはかなり難しそうですねえ。
最も順位を上げた曲
8位 | 磁石 | aiko | ↑16 | 2週目 |
初登場24位から一気のトップ10入りを決めたaikoが16ランクアップで最大アップを獲得です。
注目曲
GOOD SONGS
★11位 | 追い風 | SHE'S | ↑3 | 7週目 |
★16位 | アオ | 10-FEET | ↑10 | 3週目 |
★25位 | 在る日々 | Hakubi | ↑5 | 4週目 |
SHE'Sの「追い風」は3ランクアップで11位。これは今週一番驚きました。よく上げたと思いますね!この曲は、先週セールスポイントが加算されたはずですが、16位→14位とほとんど伸ばせませんでした。「もはやここまで」と思いきや、さらに上げたのは素晴らしい。11位の好位置ですが、先程も触れたようにトップ10はかなり強力。あと1ランクが非常に厳しいところですが、なんとかもうひと風吹かせてほしいところです!
10-FEETの「アオ」は2週連続の10ランクアップ。最大アップにはなっていませんが、かなりの勢いです。CDシングルのリリースは来週3月10日なので、セールスポイントは2週後に加算されます。来週いきなりトップ10入りするか、2週後にトップ10入りするかのどちらかでしょう(トップ10入りには疑いなし)。10-FEETなら、「オールスターズ」に加わるに相応しいアーティストですね。
Hakubiの「在る日々」は3週連続のアップで25位まで来ました。先月のパワーミュージックで、少しずつ順位を上げてきました。パワープレイの期間が終了し、来週からは厳しくなることが予想されますが、前の曲「アカツキ」は18位まで行ったのでもうひと伸びを期待したいところ。Hakubiは右肩上がりを続けており、来週も順位を上げるようなら、その継続が見えてきます。果たしてどうなるでしょうか。
SAD SONGS
★15位 | 結証 | 緑黄色社会 | ↓3 | 4週目 |
★19位 | 勿忘 | Awesome City Club | ↓2 | 4週目 |
★24位 | 季路 | Aimer | ↓8 | 7週目 |
先週12位まで持っていた緑黄色社会は痛恨の3ランクダウン。「オールスターズ」が強すぎてトップ10に食い込めません。相手が強すぎて悲運という印象です。「夏を生きる」に続くトップ10入りは厳しくなりました。先週までアップを続けていたAwesome City Clubはこちらも痛恨のダウン。毎週紹介しているビルボードの順位ですが、今週は9位とステイ。こちらも初めて上昇がストップしてしまいました。この曲にとっては来週が運命の分かれ目となりそうです。今週金曜日にはMステ出演もありましたし、もう1段階のブレイクは十分にありそうですがどうでしょうか。
Aimerの「季路」は8ランクの大ダウン。うーん、これは「不調」と言わざるを得ません。再浮上でトップ10に入ったのは立派ですが、トップ10は2週のみ。10位台で粘れず急落しているので、かなり厳しい状況に置かれています。4月のアルバムには間に合わないかなあ。
最も順位を下げた曲
22位 | アイデンティティ | 秋山黄色 | ↓9 | 5週目 |
最大ダウンが1ケタというのはかなり珍しいですね。今週はそこまでの急落がなく、もっとも下げたのが9ランク。残念ながらここに名前が載ることになってしまったのは秋山黄色です。
初登場18位から4週にわたり10位台をキープ。トップ10に王手をかけ続けましたが、やはり壁は厚かったですね。今週はついに崩れてしまい、エントリー5週目、初の20位台となっています。ただ、全体的に見ればかなりの健闘ぶりでしょう。ここからは粘りを発揮できるでしょうか。
最長エントリー
① | 19週目 | 18位 | 炎 | LiSA | ↓7 |
② | 18週目 | 38位 | 青春病 | 藤井風 | ↓7 |
③ | 16週目 | 35位 | 虹 | 菅田将暉 | ↓7 |
King Gnuの「三文小説」がついにチャートアウト。先週まで18週のエントリー、本当にお疲れさまでした!
代わりに菅田将暉の「虹」が顔を出してきましたね。昨年の11月にエントリーし、トップ10を長きにわたってキープ。1月までトップ10内で安定していました。下落後に崩れているものの、今週で16週目と堂々のロングエントリーです。「ドラえもん」効果はやはりとてつもなく大きかったですね!
藤井風の「青春病」は新曲「旅路」がエントリーしてきた影響もあってか7ランクダウン。先週トップ10落ちしたLiSAの「炎」も続落で7ランクダウンです(今週は奇しくも3曲とも7ランクダウンでしたね)。
「青春病」と「虹」は来週エントリーできるかかなり微妙なところ。来週は一気の入れ替わりがあるかもしれません。
トップ10落ち
12位 | 優しい彗星 | YOASOBI | ↓5 | 6週目 | 3週 |
14位 | 空と青 | 家入レオ | ↓8 | 7週目 | 5週 |
2月にトップ10に定着していた2曲がトップ10落ち。2月の月間ランキングでも上位にランクインしていましたが、月が変わって大暴落となりました。YOASOBIの「優しい彗星」は、もう少し入っていたイメージもあったのですが、トップ10は実は3週しか入っていません(昨年の「群青」と同じです)。トップ10に定着するようになったのは素晴らしいですが、前の曲「ハルカ」ほどには伸びませんでした。「ハルカ」は今も粘っていますので、ダブルエントリーの影響が少し出てしまったかもしれません。
家入レオさんの「空と青」は8ランクダウンと急落。先週は1ランクダウンと踏ん張っていましたが、今週はその反動が来たかのように急落となってしまいました。トップ10は5週でしたが、そのうちトップ5が4週と内容は非常にいいです。この後粘れば年間も見えてくるので、来週からはもうひと踏ん張りがほしいですね。久しぶりの1位も十分狙えそうでしたが、あと一歩届かなかった点は本当に残念でした。
さよならトップ40
先週40位「コトコトでんでん(feat.畳野彩加)」くるり
IN【9】TOP10【0】HIGH【14】
くるりがHomecomingの畳野さんをフィーチャー。京都コンビによる1曲ということで、地味ながらそれなりの成績は残しました。4週連続で10位台を記録し、15位→15位→14位→16位と安定感を発揮。ただ、突き抜けるようなもう一押しがなく、トータルも1ケタの9週になってしまったのが惜しいところですね。最近のくるりは、10位台まで行くもののそこでストップという成績が続いており、これで3曲連続です(「心のなかの悪魔」「益荒男さん」、この曲)。トップ10に届かなくなっているのは少し気になるところですね。
先週39位「ALMIGHTY~仮面の約束~feat.川上洋平」東京スカパラダイスオーケストラ
IN【10】TOP10【3】HIGH【7】
スカパラとアレキの川上洋平さんによるコラボ曲。これは結構な健闘ではないでしょうか?トータルは2ケタの10週にのせ、最高位も7位まで行きました。そして、昨年の「Good morning~ブルー・デイジー~」(aikoとのコラボ曲)より成績を伸ばしているのが非常に好印象です。アレキの川上さんがaikoとのコラボ曲を超えてきたのが個人的にはかなり驚きで、その分好成績という印象が強いです。トータルポイントを見ると200を超えていますね。年間に届くような成績ではないものの、やはり健闘が光る数字です。
先週38位「三文小説」King Gnu
IN【18】TOP10【11】HIGH【2】
お見事でした!昨年10月31日にエントリーしてから実に18週のロングエントリー。トータルの18週、トップ10の11週はいずれも自身最高成績になります。King Gnuといえば、右肩上がりの成績を続けているバンドですが、なんと今作も右肩上がりでした(!!)大ヒットして年間入りもした前の曲「Teenager Forever」からさらに成績を上げたんですよ。これはすごい。本当に強いです。トータルポイントは秘密とさせていただきますが、「Teenager Forever」を超えて大台に乗せていますね。いやあ、完全に一流アーティストになったでしょう。
King Gnuといえば、新曲「泡(あぶく)」を配信リリース。これは来週の初登場となりそうです。これから春にかけてもチャートを盛り上げてくれそうですね!
先週37位「COLORS」ハンブレッダーズ
IN【5】TOP10【0】HIGH【27】
ハンブレッダーズの1stシングル。「ユースレスマシン」でいきなりトップ10入りしたバンドで、今作も見事エントリーしてきましたが、残念ながら上位を突き破るような勢いはありませんでした。トータルは5週、最高位は2週にわたって記録した27位で、「ザ・駆け出しバンド」といったような成績です。まだまだ始まったばかりのバンドで、前途は洋々。次回作を期待しましょう!
先週32位「闇なる白」東京事変
IN【5】TOP10【0】HIGH【18】
東京事変、またしても撃沈...。最後にトップ10入りしたのは昨年1月の「永遠の不在証明」で、それ以降はこれで5作連続でトップ10入りを逃しています。エントリーも5週前後と短く、全くもって精彩を欠いていると言わざるを得ません。昨年元日に再始動した時は大きく話題になりましたが、残念ながら勢いを持続させることができていませんね。
東京事変といえば、来月公開される「名探偵コナン」の劇場版で主題歌を務めますね!昨年J-ACにもエントリーしていた「永遠の不在証明」(8週、最高15位)です。昨年は公開延期となってしまったので、1年越しの主題歌となりました。個人的にはコナンが大好きなので非常に楽しみにしています。バンドとしてもこの主題歌をきっかけに盛り返してほしいところです。
来週の展望
トップ10予想
順位 | 曲名 | アーティスト | 推移 | TOP10入り |
---|---|---|---|---|
1 | Universe | Offcial髭男dism | → | |
2 | 桜が降る夜は | あいみょん | ↑1 | |
3 | 創造 | 星野源 | ↑3 | |
4 | ポニーテイル | ビッケブランカ | ↑1 | |
5 | 春泥棒 | ヨルシカ | ↓3 | |
6 | 磁石 | aiko | ↑2 | |
7 | 泣き笑いのエピソード | 秦基博 | ↓3 | |
8 | アオ | 10-FEET | ↑8 | ★ |
9 | 旅路 | 藤井風 | ↑8 | ★ |
10 | Bluetooth Love | ヤバイTシャツ屋さん | ↓1 |
トップ10予想はこんな感じです。どの曲も強いので非常に難しい予想になります。トップ10の入れ替わりもいろいろな可能性が考えられそうですね。
1位はヒゲダンを予想。今週ようやく1位にたどり着いたところであり、すぐに落ちるイメージが湧きません。ちなみに、これまで1位を獲得した5曲は全てv2以上を達成しています(v5→v2→v4→v6→v2 強すぎるよ)。1週で落ちるイメージが湧かないのも当然、そもそも「1週で落ちたことがない」のです。連覇が濃厚なところですが、最も迫りそうなのはあいみょんでしょうか。しかし、あいみょんも2位以上が堅いというわけではなく、下からは星野源、ビッケブランカが猛烈な勢いで迫ってきています。この2曲は再来週以降の1位候補でしょう。来週はどこまで持ってくるか。私の予想では、それぞれ3位、4位です。
トップ10の入れ替わりは2組を予想。いきものがかりの「BAKU」は厳しく、ほぼ確定。2枠目があるとすればUruかヤバTでしょうか。トップ10入りを狙うアーティストは何組かいますが、最有力が表に書いた2組でしょう。2週連続10ランクアップと絶好調の10-FEETと、初登場でいきなり17位に飛び込んできた藤井風。ともに勢いは申し分なく、それぞれ8位、9位と予想しました。SHE'Sの「追い風」、BUMP OF CHICKENの「Flare」はそれぞれ11位、13位まで上げていますが、ライバルが非常に強力なため厳しい。何とか打ち勝ってトップ10入りしてほしいですね。特にSHE'S。11位まで来たんだから、ぜひ何とか!
初登場曲予想(3/13)
泡 | King Gnu | 3/5リリースの配信シングル |
eternal | SCANDAL | 3/3リリースのCDシングル |
祝祭 | sumika | 3/3リリースのアルバムより |
バレる | Creepy Nuts | 3/3リリースの配信シングル |
ZEROからはじめて | 倉木麻衣 | 3/6リリースの配信シングル |
「三文小説」がフィニッシュとなったKing Gnuはさっそく次の新曲「泡(あぶく)」をリリース!MVで俳優の森山未來さんが披露しているダンスがすごいと話題沸騰です。再生回数は24時間で早々と100万回超え。これは順当に入ってくるでしょう!続いてはSCANDAL。最近エントリーしていませんが、本作「eternal」はCDシングルなので期待です。最後のエントリーは2019年の「マスターピース」ですかね。マスターピースはトップ10にも入っていますし(最高10位の8週)、結構強いバンドではあります。久しぶりの登場を期待しましょう。
アルバム枠としてsumikaを予想。sumikaは来週のアルバム特集と発表されましたね(予想どおり)でした。sumikaほどのアーティストであればアルバム曲も入ってくるのではないかと予想しています。「祝祭」はアルバムから先行配信されていたリード曲です。4組目はCreepy Nuts。昨年2020年は、菅田将暉とのコラボ曲「サントラ」と、彼ら自身の曲「かつて天才だった俺たちへ」の2曲がエントリー。昨年夏にはアルバム特集もありましたよね(アルバム特集でCreepy Nutsというのはこの番組にしてはかなり攻めている!と驚いたのを覚えています)。J-AC的には結構期待されている雰囲気のある彼ら。新曲「バレる」の配信が始まっています。何がバレるんでしょうか??
最後は倉木麻衣さん!!先程東京事変のところでも書いたのですが、私はコナンが好きなので、コナンの曲は全力で推していきたいと思います笑 新曲「ZEROからはじめて」はですね、コナンのアニメ1,000話を記念して制作された楽曲で、3月6日に放送された第1,000話(『ピアノソナタ月光殺人事件(前編)』)から使用されています。放送当日である3月6日に配信がスタートしまして、私はさっそく聴きまくっております。歌詞には1,000話にちなんだワードも登場しており、ファン胸熱の1曲になっているんです。
倉木麻衣さんといえば、これまでストリーミング配信をしていなかったんですが(レコード会社の都合)、3月6日にコナンの主題歌限定で配信がスタートしたんです!!名曲ぞろいですから、もう胸いっぱいですよ。名場面を思い出しながらたくさん聴いています。私の個人的な思いばかり語ってしまいましたが、このチャートでは普通に強いですからね。コナン関係では、近年「渡月橋」や「君と恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない」が年間まで行っています。メモリアルなこちらの新曲もぜひエントリーをお願いします!
それでは、今週もありがとうございました。また来週お会いしましょう!