J-AC TOP40  2021年3月20日付けチャート

Last-modified: 2021-03-27 (土) 14:43:28

2021年3月20日付けチャートを振り返っていきます。

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1位予想クイズ


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 先週と同じ4曲をラインナップ。ビッケブランカさんのファンの方にリツイートされたことで、85票もの投票をいただきました。投票いただいた皆さん、ありがとうございます。そのビッケブランカさんがファンの後押しを受け60%(51票)の得票を獲得しています。しかし、星野源さんもかなり頑張りましたねえ。ビッケブランカに追いすがり、35.3%(30票)を獲得。先週もかなり得票率が高かったですし、星野源さんの人気もなかなかのものであると思います。先週1位の髭男、2位のあいみょんは2強に埋没し撃沈。しかし、チャートと予想は別物です。チャートの方は一体どうなったのでしょうか。


今週のチャート

20210320.png




 

ニューエントリー

今週のニューエントリーは5曲でした。
ちなみに、初登場予想が的中したのは5曲中3曲でした(まあまあですが、三浦大知さんには申し訳ない。失念していた...)。



37位 Backwards / 三浦大知        

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 KREVAとのコラボ曲「Fall in Love again」以来2か月ぶり、個人では「Antelope」以来4か月ぶりとなる三浦大知さんです。早くも今年3曲目!ハイペースなエントリーが続きます。
 こちらは2021年第1弾となる新曲で、3月12日に配信リリースされました。三浦大知さんらしいキレキレのダンスナンバーで、MVでは圧倒的なダンスを披露しています。自身がイメージキャラクターとして起用されている「SPORTS DEPO / Alpen adidas CASUAL Collection 2021 Spring/Summer」のテーマソングに起用されていますね。
 昨年のチャート成績を振り返りますと、「I'm Here」「Antelope」の2曲がエントリー。成績が良かったのは「I'm Here」で、トップ10内に3週と頑張りましたが、トータルは9週と1ケタに終わっていました。今作は久々の大ヒットを目指したいところ。まずはトップ10を目指します。

 



30位 ウルトラマン・ゼンブ / 小沢健二        

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 2019年10月の「彗星」(最高7位、14週)以来、1年5か月ぶりのエントリー。久しぶりに入ってきたのは小沢健二さんです。こちらは3月9日に配信リリースになった新曲で、3か月連続リリースの第1弾です。3か月連続リリースというのは実に26年ぶりだそうですね。「26年ぶり」といえるのがすごいです。改めて大ベテランですね。

 今作「ウルトラマン・ゼンブ」は、歴代ウルトラマンすべての力を併せ持つ最強のヒーロー”という架空のキャラクターをモチーフにした楽曲ということです。最強ですね笑 小沢健二ワールドは健在で、聴けば聴くほど癖になりそうな1曲です。MVでは小沢さんが初めて監督を務めており、こちらも必見の内容となっています。
 3か月連続リリースということで、チャート的にはヒットが難しそうなところです(お互いにつぶし合いますからね...)。条件は不利ですが、ヒットとはなるでしょうか。大物小沢健二さんの力を見せつけてほしいものです。
 



28位 Baby, it's you / YUKI        

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 3月24日リリースのシングル。...ということは、リリース前ですね!非常に早い、好調なスタートを切ったのはYUKIさん。2020年1月のチャラとのコラボ曲「楽しい蹴伸び」(最高16位、9週)以来約1年2か月ぶりとなるエントリーです。MVもまだ公開されておらず、「coming soon」となっています。リリース前に28位というのは、かなり期待の持てる出足といえるでしょう。

 YUKIさんは4月28日に10枚目となるオリジナルアルバム『Terminal』をリリース。このシングルはアルバムからの先行カットという位置づけになりそうですね。J-ACでは年間入りの常連アーティスト。来月アルバムをリリースということで、来月のマンスリーピックアップはおそらくYUKIさんになるのではないでしょうか。ちなみに、Chara+YUKIで新曲をリリースした時は2人合わせてマンスリーピックアップになっていました。あれは非常に面白い企画でしたが、今度はYUKIさん1人でじっくり聴いてみたい。
 



18位 HOURGLASS / UVERworld         

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 UVERworldは昨年3月14日の「AS ONE」(最高10位、11週)以来、ちょうど1年ぶりのエントリー。シングルは多くがエントリーしており、トップ10にも入ってくるそこそこ強いアーティストです。今作「HOURGLASS」は3月10日にリリースされた37枚目のシングル。映画『ブレイブ -群青戦記-』の主題歌に起用されています。セールスポイントを稼ぎ、いきなり18位と好位置に飛び込んできました。セールスポイントでいつも安定して上位に来ていますが、今作もまずはいつも通りの強さをみせたといえるでしょう。

 個人的に、UVERworldは最近すごくいいと思うようになったバンドです(正直、昔はそんなに聴いていなかったんですよ)。いい感じに成熟してきたというか、キレがありながらも大人なロックになってきたと感じますね。昨年リリースしたアルバム「UNSER」もすごくよかったのでぜひ聴いてみてください。この曲は、まずはトップ10を目指す戦いになります。10位台前半までは間違いなく行くでしょう。問題はそこから、上位が強いのでトップ10の壁を超えられるでしょうか。
 



11位 One Last Kiss / 宇多田ヒカル        

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 トップ10目前、11位から飛び込んできましたね。トップ10デビューにはあと一歩届きませんでしたが、これは今年一番高い位置からの初登場となりました。入ってきたのは宇多田ヒカルさん。こんな位置から入っても皆が納得できる大物アーティストです。個人的にも宇多田さんは大好き。宇多田さんが入ってくるとチャートが「締まる」、そんな感じがします。

 公開が延期になっていた『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』がついに今月の8日に公開。この曲は主題歌になっており、公開直後の9日に配信リリース、10日にEPがリリースされました。EPの方はCDですから、そのセールスポイントをドカンと稼いでいきなり11位に飛び込んできた形です。このEPというのが非常に豪華で、エヴァの関連楽曲が収録された全8曲入りの1枚です。「桜流し」や「Beautiful World」など名曲ぞろいですよね。この曲もその系譜に刻まれていくのだろうと思います。

 来週のトップ10入りは99.99%間違いなし。昨年の楽曲「Time」は最高3位でしたが、この曲はどこまで上昇していけるでしょうか。
 
 

 

今週のチャートアクション



THIS WEEK'S No.1

桜が降る夜はあいみょん↑2v16週目


 チャートと予想は別物です。事前の1位予想ではわずか1.2%の得票率、人気最下位だったあいみょんの「桜が降る夜は」が1位を獲得しました。あいみょんは昨年7月の「裸の心」(v7)以来約9か月ぶり、通算5曲目の1位になります。先週まで1位だったOfficial髭男dismと非常に似ていますね。数年前に初めて1位を取り、そこからは1位を連発。2018年に「マリーゴールド」で1位を獲得して以来、これであっという間の5曲目です。今作はリリース前に14位というとんでもない初登場の仕方で、あの時は私も若干キレ気味でした笑 上位が強く、1位はどうかと思いましたが、最初の勢いのままに見事1位を獲得しましたね。

 2連覇中だったOfficial髭男dismの「Universe」はまさかの3位後退。キヨピーさんがかなり意外そうな反応をしていましたが、私も同じ感じでしたね。連覇記録は「2」と最近の髭男にしては物足りない数字になりましたが、これは恐らく先行配信の段階からすでに長くチャートインしていたことが影響でしょう。要するに「息切れ」です。
 ヒゲダンをかわし、2位に付けたのは得票率1位だったビッケブランカ。新曲「ポニーテイル」には来週ついにセールスポイントが入ります。来週はあいみょんvsビッケブランカの一騎打ちでしょう。ついに1位に上り詰めたあいみょんですが、相手には来週セールスポイントが加わります。かなりの強敵を迎え撃たなければいけません。
 
 


WELCOME TO TOP10

4位アオ10-FEET↑85週目

 セールスポイントということで言えば、今週セールスポイントが入ったのがこの曲でした。10-FEET記念すべき20枚目のシングルで、3月10日にリリース。先週12位から8ランクの上昇で見事4位に付けました。髭男・あいみょん・ビッケブランカ・星野源と最強クラスの「四天王」が君臨していたため、私の予想では6位でした。しかし、4強の一角を破ってきたのはさすがで、さすが地元バンドという感じがします。

 トップ10予想と結果は下記のとおり。

順位曲名アーティスト予想結果
1桜が降る夜はあいみょん3
2ポニーテイルビッケブランカ2
3UniverseOfficial髭男dism1
4アオ10-FEET6
5磁石aiko5
6創造星野源4
7旅路藤井風7
8春泥棒ヨルシカ9
9泣き笑いのエピソード秦基博×
10Bluetooth LoveヤバイTシャツ屋さん10

〇(的中) △(順位違い) ×(予想外)

 10曲中4曲的中と悪くはありませんが、1位を外したのであまり嬉しさはありません。星野源があっけなく失速して6位にダウンしたのは意外ですね。もう一つ意外だったのは、King Gnuの「泡」が意外と伸び悩み、12位で止まったこと。King Gnuが伸び悩んだので、秦基博さんが残留を決めることになりました。右肩上がりで伸ばしていたKing Gnuが17位→12位と「途中下車」をしたのはかなり意外で、これを見通すのは難しかったです。



 


最も順位を上げた曲

4位アオ10-FEET↑85週目

 最大アップは10-FEET。8ランクが最大アップというのはかなり控えめで、珍しい記録です。今週は最大アップと最大ダウンの両方が1ケタと、なかなか見られない事態になりました。大きく跳ねた曲、大きく崩れた曲が両方なかったということです。



 


注目曲
 

GOOD SONGS

20位勿忘Awesome City Club↑16週目
26位楽園フジファブリック↓17週目

 Awesome City Clubの「勿忘」はエントリー6週目での再浮上となりました。J-ACで再浮上は珍しいので、思わず声が出ましたね。映画『花束みたいな恋をした』が大ヒットしており、この曲の粘りにも納得するところです。そのままダウンしていくのと、1ランクとはいえ再浮上するのでは天と地ほどの差があります。個人的にもかなりいい曲だと思うので、もうひと越え、ぜひ10位台まで戻してほしいですね。
 再浮上はしていませんが、ここ何週か頑張っているのがフジファブリック。4週目にダウンしてしまったこの曲「楽園」ですが、19位→21位→25位→26位と大崩れせず頑張っています。おそらく、3月10日に発売したアルバム「I Love You」のリリース効果でしょう。JUJUさんやYOASOBIの幾田りらさん、秦基博さんをフィーチャーゲストに迎えたとても豪華な1枚です。ゲストに目が行きがちですが、今のフジファブリックの音楽をしっかりと奏でている点でも名盤だと思いますね。これはぜひ、アルバム特集をしてほしかったんですが、リリースから少し過ぎてしまいましたね。来週でも遅くないので、ぜひどうでしょうか!スタッフの方、ここを見ておられたらぜひご一考をお願いします笑



SAD SONGS

21位バレる!Creepy Nuts↓12週目
24位桜晴優里↓23週目
27位優しい彗星YOASOBI↓88週目

 


 10位台の壁にぶつかってしまったのが2曲。先週初登場のCreepy Nutsは、初登場20位となかなかよく、期待を持たせましたがまさかの即落ち。次なる新曲も控えているので早くも怪しくなっていますが、ここから盛り返せるでしょうか。最低でも10位台には入りたいところですね。もう1曲、先週勢いよく22位まで上昇した優里も今週は跳ね返されました。この曲「桜晴」は卒業ソングのため、3月後半である今週、来週に頑張りたかったところ。3週目で早くもダウンしているのはかなり厳しいです。こちらも、来週は再浮上を目指したいところですね。
 YOASOBIの「優しい彗星」はトップ10落ちした後の下落が早いですね(12位→19位→27位)。おそらく、下位で踏ん張っている「ハルカ」とのポイント割れが原因でしょう。トップ10は3週で、下落も早いため、この曲の年間入りはかなり厳しくなりました。2年連続年間入りに向けて可能性がありそうなのは「ハルカ」の方です。

最も順位を下げた曲

32位星を仰ぐ菅田将暉↓97週目



先程も述べたとおり、今週は2ケタ以上の大ダウンがありませんでした。そんな中、ブービーとなってしまったのは菅田将暉。この曲「星を仰ぐ」はトップ10直前の11位でストップ、その後急降下と元気がありません。前の曲「虹」の半分にも届かないポイントに終わりそうであり、連続ヒットの難しさを痛感させますね。 


最長エントリー

21週目35位LiSA↓7
14週目36位本音sumika↓2
13週目38位ハルカYOASOBI↓7
13週目9位泣き笑いのエピソード秦基博↓2



 LiSAの「炎」が21週目。今週も7ランクと下げ止まりませんが、2位に7週差を付けるぶっちぎりの1位です。来週はなんとかもう1週踏みとどまりたいところですね。2位はsumikaの「本音」で、今週はよく踏みとどまりました。私の手元にはポイント表がありますが、年間チャートに向け、非常に意味のある、大きな粘りをしたということを言っておきましょう。3位には2曲。YOASOBIの「ハルカ」はダブルエントリーにもかかわらずよく頑張っていますね。この曲にも年間入りの可能性があるといえそうです。そして、もう1曲はついにここにも出てきた「泣き笑いのエピソード」。今週もトップ10をキープしこれで13週目です。LiSAとsumikaがお役御免になった後の最長エントリーはこの曲で間違いないでしょう。

トップ10落ち

14位FlareBUMP OF CHICKEN↓45週目1週



 BUMP OF CHICKENがトップ10落ち。先週トップ10入りとなりましたが、わずか1週でのトップ10落ちとなりました。先週も書きましたが、この曲はノンタイアップのため、伸びにくい面がありました(曲自体はすごくいいです)。条件が不利な中、先週10位に乗せ、トップ10入りを継続したのはさすがでしたね。最近はタイアップ曲ばかりのBUMPでしたが、今回はファンや支えてくれた人への感謝を込めて発表した曲ということでノンタイアップになっています。こういった曲は、純粋に曲のよさを味わいたいものです。



さよならトップ40


先週40位「融解sink」Vaundy 
IN【2】TOP10【0】HIGH【34】



 通算2曲目のエントリー。1曲で終わらず、次の曲も入れてきたことは立派ですが、結果は残念に終わってしまいました。初登場34位からの即落ちとは厳しい...。

 気を取り直していきたいところですね。せっかくですから、新曲の情報を書いておきましょう。4月に発表されるAimerのアルバムに、Vaundyとのコラボ曲「地球儀」が収録することが発表され、今週音源が公開されました。Vaundyは楽曲提供に合わせ歌唱にも参加です。MVも公開になりましたので、ぜひご覧ください。Vaundy×Aimerとは面白い取り合わせですね。この曲で通算3曲目のエントリーを期待しましょう。


先週39位「虹」菅田将暉 
IN【17】TOP10【9】HIGH【2】



 これまでトップ10入りは2回ありましたが、どちらも10位1週のみだった菅田将暉。しかし、この曲でついに大躍進を遂げることになりました!映画「ドラえもん」という抜群のタイアップ効果もあったでしょうが、それにしても見事な成績です。昨年の11月21日にエントリー。トップ10入りは4週目でした。一気に3位まで上昇し、3週連続で3位を記録。それだけでも立派ですが、さらに上昇し2位を2週連続で獲得したのは素晴らしかったですね。トップ10は9週、トータルは17週と堂々の成績になりました。年をまたいでいますが、今年のポイントで年間チャート入りすることはできるでしょうか。トータルポイントでは文句なしの年間レベルですが、果たして。

先週38位「Romio+Juliet -Love goes on-」平井大 
IN【3】TOP10【0】HIGH【33】


7曲連続オール30位台
7曲の合計エントリーは17週

頻繁にコメントを寄せてくれる平井大さんにこの扱いはあんまりだと思いますね。
菅田将暉の「虹」は1曲で17週。平井大は7曲で17週、しかもその全部が30位台です。こうやって並べれば、いかにひどい扱いなのかがよく分かるでしょう。


先週37位「平行線」Eve×suis fromヨルシカ 
IN【5】TOP10【0】HIGH【24】



 Vaundyと同じく、通算2曲目のエントリーだったEve。今を時めくヨルシカのボーカルsuisさんを引き連れての1曲で、2週目には11ランクのジャンプアップで24位に付けました。「これは跳ねる!」と期待しましたが、3週目からあっけなく下落してしまったのは意外でしたね。トータルは5週と、新人アーティストの見本のような成績になりました。ただ、Eveは前の曲で10位台まで行っているので、これではやや物足りないと言わざるを得ません。
 今後は個人の曲でもエントリーできるかが注目ですね。3曲目も入れてくるようなら、常連への道が見えてきます。

先週36位「French」大森元貴 
IN【2】TOP10【0】HIGH【36】



 Mr. GREEN APPLEのボーカル大森元貴さんのソロデビュー曲。ミセスという船を下りてきた大森さんがソロでもエントリーしてきたことは素晴らしいですが、結果の方は残念なことになりました。初登場36位から1ランクも上げられないままチャートを去っています。

 個人的には、かなり疑問が残る結果ですね。この曲はα-stationで結構な回数がオンエアされていました。私の予想では、オンエアポイントを受けて2週目に大ジャンプアップすると思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。原因はよく分かりませんが、オンエア回数に見合った結果が欲しかったですね。


来週の展望


トップ10予想

順位曲名アーティスト推移TOP10入り
1ポニーテイルビッケブランカ↑1
2桜が降る夜はあいみょん↓1
3アオ10-FEET↑1
4UniverseOfficial髭男dism↓1
5磁石aiko
6One Last Kiss宇多田ヒカル↑5
7旅路藤井風
8創造星野源↓2
9King Gnu↑3
10ただいま手嶌葵↑3

 来週の1位ですが、ビッケブランカの「ポニーテイル」とあいみょんの「桜が降る夜は」の一騎打ちになりそうです。普通はあいみょんの2連覇としたものですが、迫ってきているのは来週セールスポイントが加算されるビッケブランカともなれば事情は別です。ビッケブランカはここ2曲連続で1位を獲得(「ミラージュ」「化かし HOUR NIGHT」)と勢いも抜群であり、この勢いを買って1位を予想しました。あいみょんにとっては厳しめの予想となりましたが、今週1位になる勢いがあるくらいですから、簡単には1位は渡せないでしょう。ビッケブランカ、それに10-FEETらと大いに張り合ってほしいところです。
 トップ10の入れ替わりはやや多めの3組を予想。今週の8~10位が入れ替わりと予想します。トップ10入りですが、「確実」は宇多田ヒカル、「有力」はKing Gnu、3枠目を争うのが手嶌葵とUVERworldでしょう。宇多田さんは初登場11位と抜群であり、トップ5付近まではいくでしょう。4位~5位くらいまで行ってもおかしくはなさそうです。King Gnuの「泡」は今週途中下車したのが気になりますが、さすがにトップ10には入りそう。もう1枠は激戦だと思いますね。手嶌葵さんは13位まで来ていますがリリースは2月24日とやや時間がたっています。来週が勝負といえそうです。ライバルは今週18位初登場のUVERworld。こちらは3月10日リリースと新しく、来週はさらに伸ばすでしょう。激しい争いになりそうですが、主題歌となっているドラマ「天国と地獄」が最終回を迎える手嶌葵さんにブーストがかかるのではないか、ということで10位に予想しました。

初登場曲予想(3/27)


「I LOVE YOU」くるり4/28リリースのアルバムから3/17先行配信
「ラッキー」羊文学3/17配信リリース
「ピースオブケイク」瑛人3/19配信リリース
「Overnight」SIRUP3/17リリースのアルバムより
「最悪な春」森山直太朗3/17リリースのシングル

 

 くるりの新曲「I LOVE YOU」は4月28日にリリースされるアルバム「天才の愛」からの先行配信曲。先行配信が17日からスタートしており、それに先駆け、くるりの番組「FLAG RADIO」で初オンエアされました。以降もα-stationでのオンエア回数は非常に多く、エントリーが有力です。アルバムに向けて上げていくような展開を期待したいですね。
 昨年「あいまいでいいよ」がスマッシュブレイクに起用され、J-ACにもエントリーした羊文学は新曲「ラッキー」を配信リリース。ドコモ「ahamo」のCMソングです。スマッシュブレイクといえば、羊文学といっしょにスマッシュブレイクに起用されていたのが瑛人さんの「僕はバカ」でしたね。おや、奇しくも瑛人さんも新曲をリリースです。新曲「ピースオブケイク」は映画「トムとジェリー」日本語吹き替え版の主題歌であり、話題性は抜群。2曲目のエントリーを目指します。
 今週コメントゲストだったSIRUPはニューアルバムをリリース。今週もオンエアされた「Overnight」は先行配信されていたリード曲です。α-stationでのオンエア回数も好調ということで期待が持てますね。
 最後は森山直太朗さん。「最悪な春」とはまた凄いタイトルですが、これは昨年のコロナ禍を歌った1曲です。昨年は本当に最悪な春でしたし、今年もそれを抜け出せそうにないのが辛いですね。ちなみにこの曲は「さくら(二〇二〇独唱)」との両A面シングルでリリースされます。「さくら(二〇二〇独唱)」と聞いて「J-ACにもエントリーしてた?」と思った方はいませんか?鋭い。ですが、ちょっと違います。J-ACにエントリーしていた曲は、「さくら(二〇一九)」です(最高30位、4週)。二〇一九と二〇二〇があるんかい!笑 私も最初は混同してしまいましたね。
 

 それでは、今週もありがとうございました。また来週お会いしましょう!