歩行する一歩は、常に地球の中心に向かい落ちてゆき、そして押し戻されるように弾む

Last-modified: 2012-12-13 (木) 10:52:54

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歩行する一歩は、常に地球の中心に向かい落ちてゆき、そして押し戻されるように弾む。情報化,国際化,先端医療等の進行進歩の中で,私,民族,人間,生命の境界はあいまいに なり,私達のからだはますます薄く,遠くなっている。それ故に自分の身体に常に返る、ということの大切さを体験してもらいたいと思う。水は全ての押される力に反応する。「体は水の革袋である-野口三千三」脱力した体が如何に柔軟にあらゆる衝動に反応するのかという体験を通して、様々なダンステクニックをその柔軟に反応する体から始めてみる。「落ちる物は全て地球から弾みを受ける」「弾んだ体の筋肉は緊張していない」それらの事を基本に丹田が動けば他の全ての体の部分が微細に反応する事を練習する。その上でポッピング、アフリカンダンス、サンバ、タンゴ、カンフー、フライングローリリーステクニック等のダンステクニックがこの点に於いて全て共通している事を体験する。また、「落ちて弾む」を原動力に、身体の感覚を通してそれらのダンステクニックが自分の体の何処に埋まっているのかを、即興を通して体現する。

 

対象:踊りたい人全ての人に。

 

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