魏国

Last-modified: 2013-11-20 (水) 00:31:36
  • 景湣王(けいびんおう)
    魏国の王。
    廉頗に「見た目でしか人を量れぬ」と言った暴言を受けても激怒することなく、敗戦した廉頗の死罪を回避し追放に留めるなど温和な性格をしている。

  • 呉慶(ご けい)
    魏国の将軍。趙に滅ぼされた亡国の王族であり、故国滅亡後、名を変え顔に墨を入れ、放浪している中で、魏の信陵君の元でその才を見出され、名を取り戻し魏の将軍となる。知略に長けながらも前線に立つ優れた武力を併せ持つ。対魏国戦にて攻め手である秦の丸城を攻め落とし、麃公率いる秦軍に蛇甘平原での決戦を挑むも敗れて死亡した。

  • 呉鳳明(ご ほうめい)
    魏国の将軍。呉慶の息子で父譲りの知略を誇り、独自の攻城兵器の考案・設計なども手掛けている。
    合従軍では魏軍の総大将を務め、「巨大井闌車」や「床弩」を投入し、難攻不落の函谷関を陥落寸前まで追い詰めた。

  • 宮元(きゅう げん)
    呉慶の副将。戦略家ながらも、かつては呉慶と共に前線を荒らすほどの武人であったと自ら述べている。

  • 白亀西(はく きさい)
    呉慶の副将。5万の兵を率いて丘上に陣取る。しかし戦局の変化に対応し切れず、呉慶の元へ駆け付ける途中、王騎に止められたため、退散した。
    蒙驁率いる秦軍に対し、お飾りの総大将となった。これは凡将に過ぎないが、何故か魏国民から愛されると言う特徴を持っていたため、廉頗が据えさせた。
    桓騎軍によって本陣を落とされた際に捕えられ、命乞いをすれば助けてやるという申し出を突っぱね、桓騎の手によって惨殺された。

  • 黄離弦(こう りげん)
    宮元の部将。弓術に長け、宮元の連弩隊を指揮して縛虎申隊に当たる。
    布陣していた丘に奇襲してきた縛虎申隊に損害を与えるも、信に切り倒される。

  • 朱鬼(しゅ き)
    呉慶の部将。きつい目つきと顔の傷が特徴的。麻鬼と行動を共にする。麃公を討つため、麻鬼と麃公軍の前に立つ。麻鬼が信に討たれた瞬間、麃公が突破して来て現れたため、迎撃出来ずに一太刀で切り捨てられた。必殺技は朱鬼麻鬼ツインアタック(7巻末より)。

  • 麻鬼(ま き)
    呉慶の部将。細い目と無表情が特徴的。朱鬼と行動を共にする。麃公を討つため、朱鬼と麃公軍の前に立つ。単騎で吶喊して来た信と一騎打ちになり、圧倒するも、麃公が迫っていたことが焦りを生み、信に破れた。必殺技は朱鬼麻鬼ツインアタック(7巻末より)。

廉頗軍:趙国から亡命した歴戦の大将軍・廉頗と随従の配下。秦軍の侵攻に対し、魏の迎撃軍を率いる任を負った。

  • 廉頗(れん ぱ)
    魏の将軍。元は趙の大将軍で三大天の一人。
    顔中傷だらけの初老の大男。豪快な性格で、戦が自分の全てと言い切るほどの戦好き。かつて秦の六大将軍と激戦を繰り広げた大将軍で、李牧からも「正面から当たれば勝てる人間は一人も居ない」と評される。
    趙の英雄とされる百戦錬磨の名将だが、かつて「長平の戦い」においては、白起・王騎と2年にわたり戦い続けたが、趙王の命により趙括に総大将を譲ることになったという苦い過去を持つ。また悼襄王の素行の悪さを度々諌めたことで恨まれて更迭処分される。これを突っぱねた事で逆賊扱いされるも趙国大将軍・楽乗の率いる追討軍に圧勝した。そして愚行を繰り返す趙を見限り、そのまま生え抜きの配下を引き連れて魏へ亡命。その後3年間沈黙を保っていたが、秦の魏国侵攻に対して魏軍を率いることを決意する。
    蒙驁軍の本陣へ乱入して秦軍を窮地に追い込んだものの、総大将としていた白亀西を討たれた上にその後の戦況の不利を察し、山陽の割譲で和睦妥協した。ただし魏国からは山陽を失った責任を取らされ、終戦後には部下と共に追放されると、楚国へ亡命した。

  • 介子坊(かい しぼう)
    四天王筆頭。辮髪と大柄な体躯が特徴。得物は柄の長い斧の形をした矛。
    変則的な戦い方をする相手を苦手とするも、正面からのぶつかり合いでは、廉頗に匹敵するほどの力を持つとされる。その特徴通り、山陽戦序盤は桓騎のゲリラ戦法に翻弄されても、玄峰の指示によって桓騎の本陣を襲撃した際には、瞬く間にこれを半壊させた。また最終局面でも、断崖を騎馬で駆け上って廉頗に加勢。蒙驁本陣で猛威を振るった。

  • 輪虎(りん こ)
    見た目は少年の様でも、実際には30過ぎの将軍。戦争孤児だったが、廉頗に拾われ育てられた。得物は二振りの剣。
    少数部隊での暗殺から大部隊の指揮までこなす。特に突破力に優れ、敵本陣をついて将の首をとる戦法を得意とし、かつて六将・王騎に一太刀を浴びせた逸話を持つ。
    信や王賁、蒙恬と幾度も戦い、戦乱が次の世代へと移りゆくことを感じながら信によって討たれる。戦争終了後、武器の剣は廉頗によって信に譲られた。

  • 姜燕(きょう えん)
    十弓のひとりに数えられる弓の名手。かつて小国の雄として廉頗と戦い、国が滅んだ後、廉頗に従った。
    攻め重視の戦い方を得意とする武将で、鏑矢を飛ばすことで離れた部隊へ指示を出し自在に操る。

  • 玄峰(げん ぽう)
    巨大な目をした禿げ頭の老人。かつて廉頗の師でもあった軍略家。傲岸な性格で口癖は「阿呆」。
    策を巡らせて、一方的に相手を殺戮する戦いを身上とする。山陽決戦においては、緒戦で秦軍に大打撃を与えたが、左軍の攻防において、桓騎の策略にはまり命を落とす。