Norway/Vossarull

Last-modified: 2024-07-28 (日) 02:31:56

概要

Hordaland,Voss村のGangarの亜種。踊りの構造はSwedenのPolskaに似ているが、音楽はGangarであり、足の使い方はPolkaに似ている。分類が難しいもののの、bygdedansとして受容されている。ただし、Gangarとは別物として扱われるケースも見られる。

名称

Vossの回転(rull)の意。Vossarudlとも呼ばれる。
なお、Rullを一つの踊りの種類としてGangar, Springarなどと並べている文献も多いが、実質的にはVossにしか見られない踊りになっている。このため、単にRullと言った場合もこの踊りのことを指す。
Konerullとなっている動画もあるが、これは同性同士で踊っているという意味であり、踊り自体はVossarullのことである。

構造

Vendingsdel, Lausdansは行われない。
・Promenade
男性左側、女性右側で手を繋いでLod方向に進行する。はじめは拍にあわせて歩くが、回転の前には一拍目の裏拍にも踏んでもよい。この場合、一拍目の表拍のみで前に進む(3歩使って、一歩分進む)。

・Samdansdel
1.
Promenadeの後半で見られた3歩で順回転(右肩を引く方向)。この動きは3の導入なのであまりやらない。競技会では一度もこの動きをしないケースも見られた。あまり長いこと続ける動きでもないので、多くても二小節程度しか行わない。
ラウンドのtwo-step-turnとは足が同じだが、こちらは上体が等速回転であり、回転開始の拍で接線方向を向く点が異なる。
このあとは、2歩の回転に移行する。

2.
2歩で回転する。男性は左足から、女性は右足から始まる。
この踊りのメインとなる動きである。このためか、英語の文献ではRull-turnと記述されていた。他の動きはこの動きを持続するために存在する。
左足は動力、右足は舵の役割を果たす。ラウンドのノリで足を使うとLodの中にどんどん入っていってしまうので、左足をつく位置をなるべく近くして回転半径を小さくすると良いと思う(理系の人向けにいうと角運動量は保存するということです。)

3.
2の逆回転(左肩を引く方向)。ずっと2歩の回転をしていると平衡感覚が崩れてくるので、この動きを挟むことで、感覚を元に戻すことができる。あまり行われない3歩の順回転と異なり、どの動画でも必ず見られる。8小節程度続くこともある。

4.
男性がLod方向を見る形で、女性と組んだままPromenadeの三歩で進む。疲れてしまった時の休憩の動きである。
回転はしないが、Samdansdelに含まれると思われる。