まず最初に、収束型か拡散型かの分類で言えば拡散型のGMである。
参考資料:http://www.rpgjapan.com/kagami/old/200402.html
マスタリングに関する全体的な方針 "#ke88e5a7"
- GM権限はゲームの外には及ばない
- 当然と言えば当然だが、ゲームの外にいるプレイヤーに対して何かを強制する権利などない。
- PCをどんな状況に放り込むかの決定、PCが挑んだ行為の成否判断などはGM権限の範疇だが、いかにゲーム内といえどもプレイヤーによる自キャラの操作まで制限してはならない。
- PCは能力やスキルの許す限りはGMの思惑よりもプレイヤーの操作に応えるべきである。
- 勧善懲悪を強要しない!
- 何が善で何が悪なのか? それは個々の価値観によって異なるものである。
- つまり、GMが悪役のつもりで出したNPCでも、PCからは善人に見えることがある。
- だとすれば、GMが善悪の基準をプレイヤーに対して押し付けるのは間違いである。
- 以上の点を重視するため、勧善懲悪もののシナリオは作らない。
- "PC = 味方"とは限らない!
- まず、価値観というものはひとりひとり異なるのが当然である。
- 価値観が違えば判断基準も異なるのが当然である。
- 故に、たとえGMであろうとPCの価値観や思想に対する束縛や強制をしてはならない。
- ならば、誰が敵で誰が味方か、何が善で何が悪かの判断はPCに委ねるべきである。
- 戦うだけが解決法ではない!
- まず、PCは戦闘マシーンではない。
- そもそも戦うことによって事態が好転するとは限らないし、戦う意志のない者だって存在するので、戦うかどうかの判断はPCに委ねる。
- ちなみに『倒さなければならない敵』というものは存在しないと心得よ。お前が倒したいと思ったら倒せばいいじゃないか。相応の実力がなければ倒されるがな?
- 望む展開があるなら自分で作り出せ!
- GMの予定通りに話が進むのは、PCが状況を動かさなかったということである。
- よって、予定調和を望むなら何もしないのが正解である。
- キャラメイクはプレイヤーが自分のしたいことを意識して作るべし。自分の存在意義を他人に委ねるな!