コヨーテ
Last-modified: 2016-09-18 (日) 19:50:36
コヨーテ【こよーて】
- ネコ目イヌ科イヌ属の哺乳類。エリンではシドスネッターに生息している。
意外と生命力と攻撃力が高く、なめて掛かると返り討ちにあう。
- G1の開始直後のクエストで、達成の為に訪れた初心者プレイヤーを恐怖のどん底に叩き落すモンスター。
先攻性と高い攻撃力の為に、突然作業中に襲われて横になる被害が続出する。
作成して間もないキャラクターには場違いなスペックを誇るモンスターの為、赤クモと並ぶびっくりモンスターとしても悪名高い。
- 確認されている情報として、こいつの最大攻撃力は40程度の3打。初めて間もないプレイヤーなら衣装系しか装備していないのが大半なので、大抵は1コンボで昇天する可能性が高い。
現実世界のコヨーテ
- アメリカ全土に分布し、アメリカオオカミの衰退とともに勢力を増してきた。
- アメリカオオカミは家畜を襲うことがあるため、開拓時代から頻繁に狩られていた。そのアメリカオオカミが数を減らすということは、捕食者が減少するという危険と、自らのエサとなる小動物にありつける率が増えるということ無関係ではなかった。
- イヌやオオカミとかなり近い種のため、これらと交配して子孫を残すことができる。その場合はコヨーテとドッグを合わせたコイドッグ(Coydog)という呼び名が当てられることがあるが、なぜかこのコイドッグは非常に攻撃的で、家畜を襲う傾向が強いと言われ問題となっている。
- また、絶滅危惧種であるアメリカオオカミとも交配できるため、種の保存という意味でも雑種化が急速に進み、こちらも問題となっている。
- コヨーテは非常に学習能力が高く、また警戒心が強いと言われているため、罠や毒などにかからず、数を減らしにくいという。また、ネイティブアメリカンの間では信仰の対象とされていることもあり、なかなか対策が進まないという。
- コヨーテは人に近くなるほど人を襲いやすくなるという珍しい習性を持っている。
そのため野生のコヨーテにエサをやるのはご法度と言われ、アメリカの州によっては法律で禁止しているところさえある。これは「エサがもらえる」という行動に対して、イヌなどは攻撃をしないことでエサを得ようとするが、コヨーテは攻撃してエサを奪おうとする、根本的に異なる習性を持っているためである。
- そのためイヌの親戚といっても家畜化が難しく、種の改良や習性の解明などなかなか研究が進まないという。
- 余談だが、こうしたコヨーテの「裏切り」ともいうべき習性のため、伝承などでトリックスター的な性格の神性を持って描かれることがある。