マビノギエタニティプロジェクト【まびのぎえたにてぃぷろじぇくと】
誰かにとって
マビノギは 思い出であり 癒やしであり 夢でした。
そして今日、私達の大切なファンタジーライフをもっと長く続けるために
もっと長く一緒に過ごすために
大切な、最初の一歩を踏み出します。
マビノギエタニティプロジェクトとは
- 2023年6月17日に開催された19周年夏季アップデートショウケースにて発表された、グラフィックエンジンの変更計画。
これまで用いられてきた「Pleione Engine」から「Unreal Engine」へと変更し、現在の環境に即したクオリティを目指す。 - DevCATが開発したPleioneEngine*1は当時としては画期的な開発エンジンであったが、さすがに足かけ20年前の技術ということもあり、現在では開発のボトルネックになっていた。
そこでグラフィックエンジンを変更し、様々な表現や描写を可能にする目的から決断に踏み切ったという。- UnrealEngineといえば現実と見まがうほどの高精度のグラフィックを実現するものであるが、マビノギでは「実写のようなグラフィックを提供することが目的ではない。あくまで、エリンでの生活を楽しむ環境の提供が重要」とし、「加工補正の必要ないグラフィック」を実現することを目的としている。そのため今のマビノギと雰囲気が変わってしまうのではないか、と心配しているプレイヤー達に対しては「マビノギらしさを損なうものではありません」との発言もあった。
- また、規模は明らかになっていないがNPCがフルボイス化されることも発表された。本国版ではRE:PLAYアップデート(日本では2022年10月19日に実装)でChapter1、Chapter7の一部にボイスが実装されているが、日本版では未実装*2。
これは上述の19周年夏季アップデートショウケース同時視聴回にて「音声のなかったブロニーがフルボイスで入るって話ですが…」と振られた際に「日本ではちょっとわからないので読み飛ばしました」と当該部分の発言を飛ばしてしまったことからも、日本版には導入されない可能性が高い。
実装の時期
- 現段階においては「今度数年をかけて」実現していくとのことで、どのように、どこからといった情報はなく、NPCだけなのか、PCもなのか、既存の装備はどうするのかといった影響の範囲などもわかっていない。
- しかし、ほぼリメイクになる、という発言もあることから、相当なレベルでの改修が行われることはおおむね間違いのなさそうなところである。
- devCATのディレクター、ミン・ギョンフン氏は「プレイヤーが望んでいるのはマビノギ2を新たに作ることではなく、マビノギが永遠に続くこと」と説明し、あえて『2』を新たに作ることではなく、すでにあるマビノギを作り直す覚悟でグラフィックエンジンの変更を決断したと語っている。
- 2023年末に公開された映像では、「別ゲー」とまで評されるティルコネイルの風景が映し出された。誇張抜きに2023年現在の最新作でも通じるクオリティに仕上がっており、今後、マビノギ全体をこの水準にまで作り直していくというのだから期待も嫌が応にも高まろうというもの。これからのマビノギから目が離せない。