黒死卿デリモア=ノワール

Last-modified: 2013-06-01 (土) 16:46:21

『拒絶サレルクライナラ、ソノ前ニ隅々マデ犯シ、殺シテシマエ』
自らを災爵と名乗る、吸血鬼から疫病をばら撒く魔物に成り果てた男
鳥の面をし、黒いローブを着た男の姿をしており、病の源である黒いオーラを纏う
吸血鬼として名門の血筋を持ち、生まれながらにして強大な力を持っていたが、
それが災いして彼は同族からも畏怖の対象とされ、常に孤独に苛まれていた
ある時、彼は貴族の少女クローディアに一目惚れし、彼女を襲って吸血鬼にした
退屈な貴族の暮らしに飽いていたクローディアは、最初こそ彼を慕っていたが、
やがて彼女は永遠に大人になれず、死ぬこともできないことに絶望した
そして彼女は自らの未来を奪ったデリモアに復讐するため、人を襲い力を蓄えたが
数多の人を屠ったことで目立ちすぎ、当時の魔法正教会に討伐される
(因みに死後地獄に堕ちたクローディアは、贖罪として死神の役を担うこととなる)
同胞に拒まれたデリモアは、孤独から逃れるため新たな同胞を作っては似た過ちを繰返し、
やがて一方的に愛を求める心は感染性の病と融合し、疫病を司る災爵となった
13/06/01(土)14:01:50 No.9518640

関連事項 死鎌少女 クローディア