騎馬民族

Last-modified: 2015-01-25 (日) 21:08:07

騎馬民族とはかつてアルデバラン大陸から東方にかけて極めて強力な帝国を築いた遊牧民族。
‘文明の破壊者’として知られ後世に大きな影響を与えた。

 

概要

元は草原に暮らす遊牧民の一部族であったと言われているが、その起源は謎に包まれている。
一説にはティムルーク公国と繋がりがあるとされる。
(モンゴル帝国もサルト商人から情報を得ていたため、起源説以外にも情報源としてティムルーク商人を使った可能性がある)
その勃興は丁度アルデバラン大陸から大国が消滅したまさに群雄割拠の時代(混沌の半世紀)に重っており、当時のアルデバラン諸国には馴染みのない騎射戦術も相まって瞬く間に西は神聖帝国の一部、東は大草原の向こうまで勢力を広げた。勢力拡大の過程で滅ぼした国は数知れず、しかし一方で服属した国には寛大な対応をとったという。
が、皇帝の死によりその拡大を停止、本国で混乱が起きている内に支配下にあった反騎馬民族勢力が団結し各地で蜂起、今度は騎馬民族側が完敗し、侵略開始から約25年程でアルデバラン大陸はこの空前絶後の大帝国の支配を逃れることになる。現在は国家としては消滅した思われる。

影響

騎馬民族はその征服過程で非常な残忍さをもって侵略を行ったため、当時各地でかろうじて残っていた統一帝国時代の高度な文明を示す建造物やその知識を持った人々の多くが被害を受け(おそらくは永遠に)失われてしまった。
これは騎馬民族が文明を破壊する意思を持って侵略したのではなく、その貴重さが一般兵卒まで伝わっていなかったからだとされる。
アルデバラン大陸各地に破壊を振りまいた一方で東西交流も促進し、現在の比較的平穏な情勢やデュルメジト帝の恩恵改革にも大きく関与している。
具体的には以下の通り。

神聖帝国・・・諸侯が反騎馬民族、(騎馬民族以前の)反東神聖帝国で皇帝の下に団結し、帝国再建の素地が作られる。
アヴィオールフォーマルハウト・・・騎馬民族の支配を受けたが遥か東方の思想が流入し、既存のものと融合させ現在のような大国へと成長した。
フルド専制公国・・・騎馬民族との同盟で西方諸国の報復を回避、他の亡命政権を撃破し帝国の後継者となる。

関連項目

統一帝国
歴史

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