Last-modified: 2006-09-04 (月) 22:28:13
 

できる大事典 Excel関数 2003/2002/2000対応

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★★★★★
今までExcelの本はVBA以外買ったことがなかったが、自作関数を作成する機会が増えたこともあり、リファレンスとして買ってみた。
関数の本は何冊か出版されているが、本屋で実際に見比べてこれに決めた。値段も高いしページ数も約860ページあり、まさに「大事典」。
全ページがカラーで図表が多く、解説もわかりやすい。関数の解説だけではなく、ウィザードを使うときの手順、エラーが出る原因の解説、活用方法までのっている。目次は関数の分類別で、巻末にアルファベット順のインデックスがある。
最新版は2003/2002/2000対応版だが、Amazonで検索するといまだに改訂前(2002/2000)のものが上位に表示されるので、お間違いのないように。

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かんたんプログラミングExcel2003 VBA 応用編

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★★★★★
この本ではプロシージャの連携とユーザー定義関数、イベント、エラー処理とデバッグ、配列や定数、コマンドバー、グラフ等の説明の他に、ファイルの操作やWordとの連携、データベースの活用についても解説されている。
ADSIのコードを書くときに配列は避けて通れないが、配列についての基本的なことはもちろん、動的配列、二次元配列についてもとても分かり易く説明されている。TypeやConstの解説もある。一次元配列は分かるけど二次元配列が少し難しいと感じている人には特におすすめ。
デバッグの方法についても詳しく説明されている。ステップモードの使い方、ウォッチウィンドウや呼び出し履歴についても書かれているので、簡単なコードは書けるがデバッグのやり方がよくわからないという人にもおすすめできる。
ただし、教科書的な内容でプログラムのサンプル集ではないので、サンプルコードを求めている人向きではない。

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かんたんプログラミング Excel2003 VBA コントロール・関数編

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★★★★★
「かんたんプログラミングExcel2003 VBA 応用編」と同じシリーズのコントロール・関数編。全体の5分の3がコントロールの解説で、残り5分の2が関数の解説になっている。
コントロールは、VBEでユーザーフォームを追加するところから始まって、ユーザーフォームのイベントやメソッドについてやコマンドボタンやテキストボックス等の各種コントロールについてわかりやすく説明されている。テキストボックスでのキャリッジリターンの削除は、知らないと何も処理をせずにそのままにしてしまったと思われるので、読んで良かったと思う。
面白かったのは動的なコントロールに関する部分。プログラムの実行中にコントロールを新しく配置するとか、コントロールの配列化とか、普通の方法ではできないことをアイディアで実現している。こういう方法を知っていると、コントロール以外でもコードを新しい発想で書くことが出来そうな気がする。
関数は、文字列、日付や時刻、書式、配列等の操作に必要なものが紹介されている。文字列は取得・検索だけではなく変換、比較、並べ替えについても説明されている。個人的には文字列比較のBinaryモードとTextモード、StrComp関数についての解説がとても参考になった。
「かんたんプログラミングExcel2003 VBA 応用編」は入門書や基礎編を卒業したレベルだと少し難しく感じると思うが、この本はそんなに難しくないので、VBAの2冊目の参考書として選んでもよいと思う。

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WMIシステム管理開発テクニック

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★★★☆☆
数少ないWMI関連の本。
WMIのコードはいつもマイクロソフトのサイトにあるサンプルを参考に作成しているが、一度WMIとは何かという基礎から勉強し直そうと思って買ってみた。WMIとは言っても実際にはWin32プロバイダとレジストリ関連以外はほとんど使わないのだが、WMIプロバイダのリストの中にActive Directoryプロバイダというのがあげられていて、「お?」と思った。WMIのActive Directoryプロバイダというのは実は目にするのは初めてで、いつも自分が使っているADSIとの違いは何かを思わず調べてしまった。
「第1章 WMIの概要」にWSHからWMIを利用するコードのサンプルとしてVBScriptが使われているが、本書のほとんどのサンプルは.NET Framework(VS.NET)で書かれている。VBAでしかコードを書かないのでImports Systemで始まるコードを見たときに買ったのは失敗だったかと一瞬思ったが、コードのメイン部分は問題なく理解できた。
「第2章 資産管理ツールの開発」はリモートコンピュータ管理、ハードウェア情報収集、ソフトウェア情報収集について書かれている。リモートコンピュータの検索と接続時間を短縮するための方法として、DNSサーバーに確認をとる方法とICMP ECHO要求・応答で確認する方法の2つについての説明がある。今まで Win32_PingStatusしか使ったことがなかったので、そういう方法もあるのかと参考になった。サンプルコードは、言語こそ違えどいつも自分が使っているやり方と大差なかったので、特に目新しい発見はなかった。
「第3章 障害管理ツールの開発」はレジストリ収集とイベントログ収集について、「第4章 性能管理ツールの開発」はパフォーマンス情報収集とSNMP情報収集について書かれている。レジストリ収集のサンプルはユーザーフォーム上に配置したテキストボックスにコンピュータの名前とかレジストリのキーを入力して結果をテキストボックスに表示するシンプルなコードのみだった。レジストリについては自分自身かなり苦労していろいろなコードを書いたので、もう少し詳しく書いてあると良かったと思う。
既にWMIを使いこなしていていろいろなコードを書ける人が買っても参考になる部分は少ないが、まだWMIを始めたばかりの人や、WMIで何ができるのか全体像を見渡したいという人にはおすすめの本。

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Excel VBAによるWin32 APIプログラミング入門

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★★★★☆
VBAでAPIを使うコードを書いている人におすすめの本。
この本にはWin32 APIとは何かから始まって、プログラムを実行する方法、ファイルの操作、システム情報の取得、ウィンドウやレジストリの操作などといったことが書かれている。2002年に出版された本なので、最近のExcelならAPIを使わなくても出来ることも紹介されている。ファイルやシステム情報の取得ならWSHでできるし、Excel 2003だとウィンドウハンドラの取得もApplication.Hwndで取得できるし、最近はExcel VBA自体がアップグレードしてる気もする。
ただ、古いとは言っても内容は盛り沢山でとてもよい本。これで基礎を学んで興味を持ったら、あとはAPI関連の専門書籍を買うなりサイトを見るなりすればよい。
Win32 APIを使う際の心構えとして、この本には「VBAに精通してAPIに振り回されない判断力を身に付ける」と書いてあるが、本当にそうだと思う。

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