概要
モンコレ1初期からあった歴史の深いデックの一つ。
《七つの海の王子》と《ウォーター・ドラゴン》を主軸として採用し、汎用性にとんだ強力な水スペルを組み合わせる事により、
先攻、後攻どちらにも対処しやすい様に構築されたバランスデックの代表と言っても良いほどの完成度を誇る。
- Aレギュレーション
当初より安定した性能があり、《ミラー・イメージ》による攻撃以外の回避は非常に強力であった。
若干同時攻撃に不安な面があり、《ウォークライ》等が弱点となっていた。
しかし、太陽王の覚醒の登場により、《リザードマン水蛇騎兵隊》等バランスが取れた優秀なユニットが出た事で、
弱点としていた戦闘スペル等もアイテムで対処できるようになったため、より汎用性が上がった。
- Sレギュレーション
《ミラー・イメージ》等がカードが使用不可になった為に全体ではデックパワーが落ちる事になる。
それでもその他の基本パーツは残っており、更には優秀な水属性のドラゴンが追加され、
補佐する2レベルユニットも優秀なユニットが選べるようになったため、バランス型としては構築の幅は広がったといえる。
後に六王国の戦火において登場した《碧鱗の剣姫》《豪刀「修羅一文字」》を採用することで戦闘面で強化され、
竜皇の凱歌より登場した《ヘッドレス・ナイト》を採用することでユニットの補給面が強化された為に
六王国ブロックが全盛期のあたりでは最もバランスが取れたデックとして有名となった。
だが、後に登場した【人間術師】には特殊能力による除去が豊富に入る為、表舞台では姿を見ることは出来なくなっていった。
しかし、【ドミニオン・ブレード】に近い構成で組む事でどうにかやっていけたようだ。
- Gレギュレーション
海皇神の王子の登場によりいくつかの主軸パーツの復帰と新カードにより柔軟性が増えたのに加え、
《アーマーン抜刀隊》等の強力なレベル3ユニットの即時召喚可になり、手軽さと対抗力は以前より増したと言える。
- 利点
《タイダルウェイヴ》等の攻撃に対する対応手段が豊富な為に大型主軸で攻撃メインのデックに相性勝ちしやすい。 - 欠点
特殊能力や、攻撃以外の死亡効果に弱い。
同時攻撃に対する耐性がいまいちな為、同時攻撃を狙うデックに弱い。
特殊能力でユニット除去をするデックに弱い。
よく入るカード
- ユニット
《ウォーター・ドラゴン》
《コーラル・ドラゴン》
《サファイア・ドラゴン》
《リザードマン水蛇騎兵隊》
《ヘッドレス・ナイト》(Sレギュ)
《千年王国の騎士》(Sレギュ)
《七つの海の王子》
《碧鱗の剣姫》(Sレギュ)
《ナイト・ウィスプ》 - アイテム
《微笑みの銀貨》(Sレギュ)
《強靭の薬》
《氷雪のフランベルジュ》(Sレギュ)
《豪刀「修羅一文字」》(Sレギュ)
《キキーモラのほうき》(Sレギュ) - 戦闘スペル
《ミラー・イメージ》(Aレギュ)
《タイダルウェイヴ》
《マリン・フラッシュ》(Sレギュ)
《ウォーター・シェル》
《デフレクション》(Sレギュ) - 地形
デックの派生
【土バランス】
《七つの海の王子》が属性土に対しても使えるために派生したデック。
メインとなるユニットを水属性から土属性に変更したものである。
《サンド・カーテン》が問題なく使える為に特殊能力に対して耐性が有るのが特徴。
しかし、【水バランス】の特徴である豊富な攻撃対抗がなくなり単純な殴りには弱く
また、メインとなるドラゴンが殴りによる除去を主とするために柔軟性に欠ける。
関連
【土バランス】