ハサエル

Last-modified: 2009-02-12 (木) 13:07:57

本名はハサエル・ラーキンス・クロイゼル。
エルスリードの養子で、グレイの義理の弟。

小説の時代から10年前、サザンがオークに攻められた時、
すでに聖堂騎士となっていたエルスリードはオークの本隊を攻撃することを優先し、
サザンの町への援軍を派遣しなかった。
その結果戦災孤児になったハサエルは、エルスリードの養子として迎えられる。

クエッタの町に准騎士として赴任するが、グレイリザードマンに捕まり、また戦力を整えているログートへ自身が呼び戻されたため、別れ別れになってしまう。
その後、マゼンタ山脈を越えた、国境沿いのクォーラル砦で敗走する軍を指揮し、上級騎士に昇進する。
さらに、ドラゴン・サークルが製法を伝え、ドワーフが作成し、ニナが運ばせた「竜殺しの剣」を受け取り、《レッド・ゼピュロス》と倒して英雄となる。
その結果、途絶えていたラースレン子爵家の家長となってハサエル・ラースレン・クロイゼルと呼ばれ、
竜撃騎士団団長として1500人の兵を率いる。

ログートでグレイと合流した後、サザンの町へ難民を連れて脱出する。
包囲されたサザンの、大聖堂での防戦で倒れた仲間が天使として現れ、聖者ハサエル・ド・ラースレン、
略して聖者エルドとあがめられる。
そして中原に「癒しの国」を成立させ、エルド教の開祖としてサザン帝国時代の基礎を作った。