NAPCO 3100

CHEVROLET NAPCO 3100

スペック

概要

長所

• ☆1の偵察用車両にしてはパワフルでトルクも上々。古さを感じさせない
• ☆1車両ではA-969と並んでガレージポイントを1度に2ポイント運ぶことが出来るが、こちらはそれ以外の全てのアタッチメントも同時装備することが出来る
• ☆1車両で修理ポイントを1度に410ポイントも運べるのは本車のみ

短所

• アタッチメントの種類に乏しく汎用性に欠ける
• ROCKY HILLS以外のマップでは丸太を輸送することが出来ない

評価
シボレーの初代コルベットやキャデラック・エルドラドにも通じるザ・オールドアメリカンな外見が車好きの心の琴線に触れるナイスガイ。50年代アメリカ車丸出しの凄まじいデザインである。時代的にはD-537と大体同じ時期の車であるが軍用車と市販車という違いがあるとはいえ、米ソでここまで真逆のデザインセンスというのが興味深い。
エンジンは当然アメリカ人が大好きなOHVだが、まだアメリカ車の象徴たるバブリーV8では無い辺り50年代物という古さを感じさせる。
ところがいざMudRunnerで走らせてみるとそんな事を全く感じさせない走行性能に驚かされるだろう。A-469やA-969と比べるとファッショナブルな都会派カーな印象だが、悪路を走るとソ連車を圧倒する走りっぷり。泥道でも坂でも何でもござれという感じで、どのマップでも頼りになる。アタッチメントをフル装備すれば応急支援車としても使えるし、☆1の偵察車両としては文句無い性能。
若干「全部パワーでなんとかする」という脳筋アメリカ思想が見え隠れしているが。

アタッチメント

• 修理用品はリアの荷台に、ガレージパーツは荷台の上に搭載され、競合することなく同時装備可能

モデル車両について

シボレー・NAPCO(Northwest Auto Parts Company)3100。NAPCOとは北米でも最古参(1942年～)の4WDシステムを開発した企業で、シボレーの他GMCやスチュードベーカー、フォードの車両に技術を提供していた。元々は完成車を4WD化するだけだったが、50年代後半からはシボレーなどがメーカー純正オプションとして設定するようになり、この3100もそうしたモデルの1つである。
3100は、当時のシボレーが戦前のモデルを更新するために展開していた「アドバンスド・デザイン・シリーズ」に属するモデルで、シリーズ中最少のタイプ。それまでのAKシリーズピックアップより大型で曲線が強調された、いわゆる「オールドアメリカン」なデザインに変貌している。
MudRunnerに収録されたNAPCO 3100はフロントグリル形状変更前の、アドバンスドデザイン最終年である'55年式である。搭載エンジンは4.3リッター直列6気筒であり、まだ「アメリカンV8」でない事が'50年代という古さを感じさせる。