豆知識
全車輪駆動(ALL WHEELS)
- 車両の中には、全車輪駆動のオン/オフを切り替える事の出来るものがある。
オンにすると全ての車輪が駆動出来るようになり、泥濘での走破性が上がる。
そのため常にオンにしておけばよい気もするが、これには欠点もあり、燃料の消費が極端に激しくなる。
アスファルトや固い地面などではオフにして燃費を浮かせる事を推奨する。
デフロック(DIFF LOCK)
車両の中には、デフロックが可能なものがある。
デフロックとはディファレンシャルギアをロックさせ、左右の車輪の回転数を常に同じにするもの。
これは悪路において左右片方の車輪が空転した時、接地している方の車輪に十分なトルクを与える事で泥濘での走破性を上がる。しかしこれにも欠点があり、旋回時の内輪差を埋めることが出来ないので旋回がしづらくなる。またアスファルトや固い地面などでデフロックのまま走ると、ダメージを受けるため、デフロックを使用するのは泥濘地帯のみに限った方が良い。
B-66やK-700など常にデフロックが掛かっている車両もあり、これらはどこを走行してもダメージを受けないがデフロックON/OFF可能車両と比較すると舗装路での旋回性能が低い。
呼び出し車両(Recallable Vehicle)
使用できる車両の中には、呼び出し車両というものがある。
呼び出し車両はA-469、A-3151、A-968M、A-969、B-6A、K5 BLAZER、H1、F150の計8種の車両。
これらの車両はマップ内のどこにあっても、自分の今乗っている車両のそばにワープさせることが出来る。
ただし条件として、呼び出し車両に追加燃料を入れている状態or修理ポイントを入れている状態でワープさせるとその追加燃料or修理ポイントは0になるため、燃料補給・修理の用途としては利用できない。
またマップによっては呼び出す事は出来ないエリアがある。マルチプレイではマップに関わらずこの機能は一切利用できないので注意
用途としては、大型車両でマップの奥地まで進んだが、そこから森など入り組んだ場所の探索をしたい場合等に有効。アメリカ車両であれば☆1でもそれなりにパワーがあるためスタック救助に活躍する場合もある。
ロックされたガレージを解禁するには普通なら4ポイント分の重いガレージポイントをそのガレージまで運ぶ必要があるが、呼び出し車両を利用した裏技を使う事でわざわざガレージポイントを牽引して運ぶ必要が無くなる。条件としては最低1つのガレージを解禁している事。
~手順~
1.ガレージポイントを積んだ呼び出し車両1台と2台の車両(何でも良い)の計3台を用意する。
2.アンロックされているガレージに呼び出し車両と普通の車両の2台置いておき、もう1台の車両でロック中のガレージへ向かう(ガレージポイントを積まなくて良い)。
3.ロック中のガレージへ着いたら呼び出し車両をロック中のガレージに呼び出し、ガレージポイントを付与する。
4.アンロックされている方のガレージに置いてある車両に切り替え、呼び出し車両をアンロックされているガレージに呼び戻して再びガレージポイントを積む
5.ロック中のガレージに置いてある車両に切り替え、再び呼び出し車両を呼び出させガレージポイントを付与する
6. 4と5をガレージがアンロックされるまで繰り返す
スタックした時の対処法
泥にはまって動けなくなる事はこのゲームにおいて日常茶飯事だが、その切り抜け方をいくつか紹介する。
①全輪駆動にする
基本的に全輪駆動にすれば軽度の泥濘なら簡単に突破できる。動きが鈍くなったらすかさず入れよう。
②デフロック
全輪駆動を入れてもまだスムーズに抜けられなければ、デフロックを入れる。各駆動輪の回転速度が疎らであればトルクが地面にしっかり伝わってない証拠。
③ハンドルを右左に切りながら進む
完全に嵌ってしまった場合は、進行方向を絶えず変えてやれば何かの拍子で抜けられるかもしれない。有効な手段の1つ。
④アクセルを緩める
抜け出したいからと言ってアクセル全開で進もうとしても空回りして逆効果な時もある。そういう時は一度アクセルを緩めてゆっくり進もうとすれば抜け出せる事もある。
⑤バックと前進を繰り返す
押してダメなら引いてみるのも手段の1つ。バック出来たら少し進行方向を変えて進んでみればスムーズにいける事も。
⑥ウィンチを使う
最終兵器。近くに木々があればそれに引っかけて引っ張れば簡単に抜け出せる。近くに木々がない場合、別の車両を持ってきて引き上げる手段も有効。ただしウィンチで引っ張るにはエンジンが掛かっていなければならないので注意(引っかけるだけならエンジンが故障していても出来る)。
ウインチは車体後方にもかけられる為、後方ウインチ+バックも有効。
⑦トレーラーを一時的に切り離す
牽引しているトレーラー(燃料槽など)の重量もスタックの原因の1つ。スタックしてしまったらいったんトレーラーを切り離し、裸の車両だけ固い土の上などに脱出させてからウインチで荷物を引き寄せればいい。どこもかしこも泥であっても「切り離し→脱出→引き寄せ→切り離し・・・を繰り返せば進める事も。スタック時に、特に連結部辺りが深くはまってる時は重量のせいである事が多い。基本的にセミトレーラーには使えない方法なので注意。
⑧非全輪駆動車どうしを列車にする(スタックの予防)
非全輪駆動車など走破性が極めて低い車両でもウィンチをごく短い距離で連結させて運行させることで全く身動きの取れなってしまうような危険をある程度回避することができる。前走のグリップが怪しくなれば後走が押し、後走のグリップが怪しくなれば前走が引っ張ることで前進状態を保てる。もちろんひどい泥濘では全く効果はなく、未舗装の登坂などで限定的に有効な手法である。
川へアプローチする際の基本
- 水面に小波が立っていたり、色が暗い箇所は深みになっている可能性が高いのでそういったエリアに侵入する場合は特に注意する。
- 流れに逆らわない。
- 水流の抵抗は非常に大きな力であり、非力な車両で流れに逆らうとすぐにスタックしてしまったり、積み荷によっては横転に至る事も多く、そこでウィンチを架ける適当な物がなかったり、バックアップ車両を用意しない高難度プレイ時にはたちまちなす術がなくなってしまう。
川に入る際は流れに対して角度をつけ、やや下流方向へ進行すると立ち往生してしまうリスクを格段に減らせるうえ、それなりの進行速度を維持できる。
- 水流の抵抗は非常に大きな力であり、非力な車両で流れに逆らうとすぐにスタックしてしまったり、積み荷によっては横転に至る事も多く、そこでウィンチを架ける適当な物がなかったり、バックアップ車両を用意しない高難度プレイ時にはたちまちなす術がなくなってしまう。
泥濘地をスムーズに走るには
空荷の時はともかく、丸太積載時など車両に高負荷が掛かっている時の泥濘走行はどうしても鈍るし、下手をすればウインチが使えない場所で自力脱出が不可能なスタック状態に陥るときもある。そうならない為にも路面をしっかり読んで走ることが重要になる。漫然と走行する木こりに明日はない。
- 沼・水溜まり等の水場は可能な限り避ける
- 水のある場所は、水の下がどんな状況か確認できず、迂闊に進入するのはベテラン木こりのやることではない。
- 片輪でもいいから固い場所に車を乗せる
- 同じ場所を何度も走らない
- マップ開始直後は楽な泥地であっても、何度も繰り返し同じ場所を走行するとどんどん状況は悪化していく。最終的には泥水が湧き出して酷い軟泥に変化するので、微妙にルートを変えて走行すること。やむを得ず複数の車が同じ場所を走行するときには走破性の低い車から順に進行させること。
- 車両が左右方向に傾いた時には一旦停止する
- 片輪が軟泥地に沈んだり、逆に固い地面に乗ると車両は左右方向へ傾く。程度にもよるが、ここで無理をして前進し続けると最悪横転、場合によってはうんともすんとも言わない酷いスタック状態に陥ることもある。特に丸太積載時には死活問題となるので、車が傾いたら取り合えず減速してハンドルを切り、出来るだけ傾かない方向に進路を修正すること。本格的に横転しそうな場合は後退してから進路転換することも考慮しよう。どう動かしても横転しそうな場合は、他の車両を持ってきて横転しそうな車両に横付けし、壁にするのも有効。車両の真横のウインチソースを利用して横方向へ引っ張りながら前進するのもアリ。ここもプレイヤーの経験の違いが大きく出る所である。
クレーン装備車両について
- クレーンは6種類あるが(車種によってどれか1つ~2つから選択して装備可能)、どのタイプも丸太2本を同時に吊り上げる事が出来る(3本同時も一応可能)。コツとしてはログキオスクやスカベンジサイトにスポーンした丸太2本に対し、クレーンの爪を平行に下ろすようにすること
- 長い丸太は非常に重いので1本ずつにしておいた方がいい。不可能ではないがかえって積み込みが面倒になる
- アメリカ車両用のクレーンに付いているグラッパー(爪)は形状の問題でソ連車両用クレーングラッパーに比べて吊り荷の保持力が低い。ソ連車両ならば小丸太×4でも掴めるがアメリカ車両では無理である
- クレーンではないがK-700のローダーなら長い丸太×2本も無理なくつかむことが出来る
- タイムアタック等特別な理由がない限り、クレーン装備車両で丸太を運搬するのは避けた方がいい。クレーンを装備すると重心が高くなり、それに加えて丸太まで積むと非常に横転しやすくなる
- 牽引式の丸太キャリアーが装備でき、重心も低いD-538なら話は別
- アームを遠くに伸ばすと高さが下がり、持ち上げる力が弱くなる
- 遠方の丸太が持ち上がらない
→丸太を可能な限り浮かせ、手前に引き寄せてから持ち上げる - 丸太を遠くに置きたい
→一度大きく上に持ち上げてから、向きを合わせ、最後に遠方に伸ばしていく(自然に高さが下がってくる)
- 遠方の丸太が持ち上がらない
一部アタッチメントの特殊な仕様
- アタッチメントの中には特殊な機能や仕様を持つものがある
- B-66専用のアタッチメント「ガレージユーティリティテント」は、修理ポイント・燃料・ガレージポイント全てを運搬出来るが、ガレージポイントとしてロックされたガレージで使用すると残っている修理ポイント・燃料ごと消滅してしまう
- 長い丸太を積載できるアタッチメント「丸太用ロングカート」は、ADVANCEDメニューの専用コマンド「Pack Cart」を実行すると折り畳むことが出来る(ソ連車両用の丸太用ロングカートのみ)。展開も同様。ただし泥地での展開は中途半端なところで終わりやすく、Pack Cartを実行したあとに車両を前進させて展開を完全にする必要がある。道路上では引っ掛からずに完全展開してくれる事が多い
ギアの「1+」の使い方
- マニュアルモード時に選択できる1+速は、オートマチックモードの高いギア(例:全5速の車両なら3速、など)に相当する。舗装路や固い土の上であれば1速より高い速度での走行が可能
- あらかじめ1速でエンジン回転数を高めてから1+に入れないとエンジンが止まってしまうので注意。また回転を高めても登り坂などでトルクが足りないとやはりエンジンストップしてしまう
- オートマチックモードだと、速度が出ている状態でわずかな上り坂や障害に足をとられた際に、必要以上にシフトダウンしてしまう。1+速はそのようなことがないため、よりスムースな走行が出来る場合がある
- 路面の良い平地・下り坂においてはATのほうがトップスピードが伸びる(1+速は、D-538のような3速ミッション車に例えると2速に近い)
- 具体的には「軽量車での泥濘地走行時」「上り坂の舗装路」などで、1速やオートマチックモードより速度が稼げる
RESTARTでランダム車両を再抽選
- ハードコアモードにおいてゲームバランス★1クリアを目指したりマップにCクラス車両を持ち込みたくない場合、マップに配置されたランダム車両にC・KクラスまたはD-538が無ければアウトである。その場合はメインメニューに戻らずともRESTARTを選択すればランダム配置も再抽選される
- どのマップでも必ずCクラスが配置されるパターンがあるので、出るまでRESTARTを繰り返せばよい
- 慣れてきたら、全てのロシアマップに出現する可能性があるK-700のローダーを使った積み込みにも挑戦してみよう。クレーン搭載のCクラスやD-538がなくても★1クリア可能となる
D-538のクレーンは邪魔?
- D-538のクレーン(ゲーム内名称はRoader)は自動収納すると車体後方へ長く延びる形で折り畳まれるが、丸太積載中の中位の丸太用カートを牽引している時はこのクレーンが丸太の山に干渉して走行を妨げる事がある(登坂時に起きやすい)。そのような時には手動で車体前方へクレーンを折り畳もう
- クレーンの爪が低い位置にあると登坂時に引っ掛かることがあるので、爪がフロントグリル正面付近にあるようにすると良い。この位置ならある程度の低重心とコンパクトさを両立できる
トレーラーを自在に操れ
- 車輌にハンドブレーキをかけた後、連結していないトレーラーの牽引部分にウインチをかけて巻き上げると、引き寄せることができる。
その後、若干バックして位置を微調整すると、比較的容易に連結できる。 - 被牽引側に前輪がついているフルトレーラーのみ可能。
- トレーラー牽引状態で方向転換や切り返しが必要になったが、バックが苦手で折れてしまう
→別の車輌で真後ろからウインチで牽引すると、折れずにバックできる。走行、巻き上げどちらでも可。
最悪、切り離して自分で後ろから引っ張ると言う手もある。
アメリカ車両、ソ連車両と比べると?
- ガチガチの林業専用車両であるK-8400、K-9000を除けばアメリカ車両はソ連車両に比べた場合、以下のような特徴において共通している
- 燃費が悪い
- パワーに優れる(牽引力が高い)
- 燃料・修理系アタッチメントの容量が多い
- どれも基本的にオンロード車両のため悪路を苦手とする。実際に林業で使用されている6900XDも例外ではない
- 車両重量が重く泥濘が酷い場所ほどソ連車両に比して車両が沈みやすい
- ☆1の車両を始めとして最低地上高が低く、地面に散乱する石や小枝でダメージを受けやすい(車格に対してタイヤが小さいのも拍車を掛けている。ソ連車両は車格に対してタイヤが大きい)
- ハンドル操作に対して車両の反応が鋭く舗装路を走りやすい。また、パッド使用時にはハンドルがセンターへ戻る速度がソ連車両と比較にならないほど早い
- アメリカ車両はこのような特徴を持っているため、THE BOGなどの湿地・泥濘が多いMudRunnerらしいマップであればあるほどソ連車両より活躍しにくい。
- E-7310すら上回る強大なパワーを誇る6900XDも悪路においてパワーを活かせているかというとそうでもなく、ドロドロの泥地においてはB-131辺りのソ連車両にすら走行性能において劣る
- B-131のパワーは200馬力にも届かず、6900XDの3分の1以下である
ドライバーのグラフィックについて
- American Wilds Packに伴うアップデート後、新しく「ヒゲのおっさん」のドライバーが登場する事となったが、このおっさんは「マップにアメリカ車両を持ち込んでいる」または「アメリカマップを選択した」時にだけ登場するようになっている
- 従って持ち込み車両をソ連車両だけにし、かつアメリカマップを選択しなければ従来の「長袖の若者」がドライバーとして登場する
米車両用燃料セミトレーラーの罠
- ソ連車両用の燃料セミトレーラーと異なり、アメリカ車両用燃料セミトレーラーは車両に接続された時に前足が根元を軸として後ろ方向へ折り畳まれるというギミックが搭載されている。これ自体にはメリットもデメリットも無いが、牽引中の燃料セミトレーラーを切り離す時は注意。
切り離されて前方向へ展開した前足が着地予定の場所に運悪く障害物(盛り上がった泥・岩・倒木)が存在すると前足がちゃんと展開されず、燃料セミトレーラーが「お辞儀」してしまうことがある。こうなってしまうとどう頑張っても再接続出来なくなってしまい中身が無駄になる(セミトレーラーの下へ車両を入り込ませられなくなる)。燃料セミトレーラーを一時的に切り離す場合は可能な限り平坦でゴミが落ちていない場所を選ぼう。緩い上り坂の途中などでも前足が引っ掛かりやすいので注意- ちなみにソ連車両用セミトレーラーの前足は上下方向へ可動する伸縮式のため、このような問題は起こらない
積載ポイント以上の丸太を一度に運ぶ
- 製材所に納品するにはLongは2本(6pt)、Mediumは3本(4pt)、Shortは4本(3ptまたは2pt)の丸太をサイズに合った荷台で納品できる形にパッケージする必要がある。この納品ルールさえ解決できれば伐採場やスカベンジサイトからどう運搬するかは自由である。
- 後者はゲーム的にはどうなの?といった手段ではあるが可能である。Long/Short/B-130だけで一つの製材所を満たす実績も楽になるが、注意する点として必要以上に積んだときにパッケージすると過積載分は無かったことにされるので製材所に着いたら荷台の丸太をパッケージする前に荷台から一度外に降ろす必要がある
- 忘れてパッケージしようものなら8pt製材所を2つ満たせるMedium12本を運んでも…という事になる