閉塞性血栓血管炎

Last-modified: 2024-09-10 (火) 22:50:13
  • 末梢血管疾患の一つ。
    原因不明の血管炎が引き起こされた疾患。遊走性静脈炎を合併する。
  • 膝関節・肘関節より末梢側に好発する。
    発症した部位を迂回するための側副血行路が見られる。
    これはその見た目からコークスクリュー状側副血行路と呼ばれ、動脈造影で確認される。
  • 喫煙者の若年男性に多い。
  • 治療
    • 基本的な治療は閉塞性動脈硬化症と同様。こちらは禁煙指導も重要。
      原因不明なので対症療法として、交感神経節の切除術やブロックといった外科的治療を行うこともある(交感神経による血管収縮を抑制し、血管拡張を促すため)。