ランクIV アメリカ戦艦 クレマンソー
リシュリューをアメリカが改造したという設定の架空艦。アイオワと同じMk 7主砲を搭載している。
基本性能
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 副砲射程 | 射撃精度 |
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A | Mk5 Mod. 2 | 23.2km | 6.5km | 780 |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数× 門数 | 徹甲弾最大ダメージ | 榴弾最大ダメージ | 発火率 | 発射 速度 (rpm) | 180度旋回 |
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A | 406 mm/50 Mk7 | 2基× 6門 | 14100 | 7400 | 38.7% | 2.31 | 37.5秒 |
対空兵装 | \ | 近距離 | 中距離 | 遠距離 |
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射程 | ~km | ~km | ~km | |
ダメージ | ~ | ~ | ~ |
解説
リシュリューの4連装砲をイリノイ砲に換装してしまった艦艇。8門だった火力が更に減って6門と同格最低となってしまった。代わりに一発あたりの威力は高く、精度も良いため偏差をしっかり取って、確実に命中させよう。
史実と架空設定
「リシュリュー」は1935年10月22日にブレスト工廠で起工し、1939年1月17日に進水しました。ドイツ軍がフランスに侵攻すると、艤装途中の「リシュリュー」もフランスからの脱出を命じられました。1940年6月19日にブレストからダカールへ向けて出航しました。
ヴィシー政権が樹立され、フランス艦隊が枢軸側に編入されることを恐れたイギリス海軍は、1940年7月3日にアルジェリアのメルセルケビールに停泊するフランス艦隊に攻撃を行います。イギリス軍はダカールにもやってきました。7月8日、リシュリューは航空母艦「ハーミーズ」から発艦したソードフィッシュ隊による雷撃を受け、発射された6本の魚雷の内1本が命中しました。それによって右舷のスクリューが破損、艦尾部の浸水により「リシュリュー」は着底します。しかしながら数日後に排水し浮揚され、応急修理が成されました。
同年9月24日のダカール沖海戦で「リシュリュー」は連合国軍艦隊と交戦しました。「リシュリュー」は艦尾の損傷こそあれど、主砲8門は依然として健在でありイギリス戦艦「バーラム」と砲戦を行います。リシュリュー」は「バーラム」の15.2cm砲2発の直撃を受けました。また「リシュリュー」はこの戦闘中に2番砲塔内部で装填中の38cm主砲弾が薬室内で爆発し、2番主砲塔の砲4門中2門が使用不能となりました。戦闘はフランス駆逐艦「ル・アルディ (Le Hardi)」が煙幕を張ったため、主力艦を損傷したイギリス艦隊は喪失を恐れ一時後退しました。戦闘終了後、「リシュリュー」は応急修理が行われ、作業は1941年4月24日に終了します。「リシュリュー」は3基のタービンで14ノット(26 km/h)の速力で航行できるようになりました。
アフリカのフランス陸海軍は1942年11月に連合国軍に参加しました。前述の戦闘で損傷した「リシュリュー」はニューヨーク海軍工廠で完工工事及び改修を受けるため1943年1月30日にダカールを出航しました。
↑ニューヨークに到着したリシュリュー
(ここから架空)しかしアメリカはリシュリューの損傷を致命的なものとし、修復には多額の費用が必要としました。アメリカはこの艦の380mm砲を取り外し、新たに406mm Mk. 7を搭載し、両用砲の試験として搭載されていた副砲をアップグレードします。
リシュリューは改修後にアメリカ海軍に加わり、1944 年から 1945 年にかけて日本海軍への作戦に参加しました。ここでアメリカ太平洋艦隊の迷彩が塗られ、艦名もリシュリューと区別するために、クレマンソーとなりました。
コメント
- ーTESTー -- 2023-06-05 (月) 22:53:04