Clemenceau

Last-modified: 2023-06-05 (月) 22:53:04

ランクIV アメリカ戦艦 クレマンソー

Clemenceau
リシュリューをアメリカが改造したという設定の架空艦。アイオワと同じMk 7主砲を搭載している。

基本性能

RankIVMMWeight8.0
艦種戦艦派生元なし
国家アメリカ派生先なし
生存性耐久性65600
装甲6mm-430mm
機動性最大速力31.5[kt]
前進加速値2
後退加速値4
搭載機0機


射撃管制装置船体モジュール主砲射程副砲射程射撃精度
AMk5 Mod. 223.2km6.5km780


主砲船体口径基数×
門数
徹甲弾最大ダメージ榴弾最大ダメージ発火率発射
速度
(rpm)
180度旋回
A406 mm/50
Mk7
2基×
6門
14100740038.7%2.3137.5秒


対空兵装近距離中距離遠距離
射程~km~km~km
ダメージ

解説

リシュリューの4連装砲をイリノイ砲に換装してしまった艦艇。8門だった火力が更に減って6門と同格最低となってしまった。代わりに一発あたりの威力は高く、精度も良いため偏差をしっかり取って、確実に命中させよう。


史実と架空設定

「リシュリュー」は1935年10月22日にブレスト工廠で起工し、1939年1月17日に進水しました。ドイツ軍がフランスに侵攻すると、艤装途中の「リシュリュー」もフランスからの脱出を命じられました。1940年6月19日にブレストからダカールへ向けて出航しました。
ヴィシー政権が樹立され、フランス艦隊が枢軸側に編入されることを恐れたイギリス海軍は、1940年7月3日にアルジェリアのメルセルケビールに停泊するフランス艦隊に攻撃を行います。イギリス軍はダカールにもやってきました。7月8日、リシュリューは航空母艦「ハーミーズ」から発艦したソードフィッシュ隊による雷撃を受け、発射された6本の魚雷の内1本が命中しました。それによって右舷のスクリューが破損、艦尾部の浸水により「リシュリュー」は着底します。しかしながら数日後に排水し浮揚され、応急修理が成されました。
同年9月24日のダカール沖海戦で「リシュリュー」は連合国軍艦隊と交戦しました。「リシュリュー」は艦尾の損傷こそあれど、主砲8門は依然として健在でありイギリス戦艦「バーラム」と砲戦を行います。リシュリュー」は「バーラム」の15.2cm砲2発の直撃を受けました。また「リシュリュー」はこの戦闘中に2番砲塔内部で装填中の38cm主砲弾が薬室内で爆発し、2番主砲塔の砲4門中2門が使用不能となりました。戦闘はフランス駆逐艦「ル・アルディ (Le Hardi)」が煙幕を張ったため、主力艦を損傷したイギリス艦隊は喪失を恐れ一時後退しました。戦闘終了後、「リシュリュー」は応急修理が行われ、作業は1941年4月24日に終了します。「リシュリュー」は3基のタービンで14ノット(26 km/h)の速力で航行できるようになりました。
アフリカのフランス陸海軍は1942年11月に連合国軍に参加しました。前述の戦闘で損傷した「リシュリュー」はニューヨーク海軍工廠で完工工事及び改修を受けるため1943年1月30日にダカールを出航しました。
Clemenceau in NY
↑ニューヨークに到着したリシュリュー
(ここから架空)しかしアメリカはリシュリューの損傷を致命的なものとし、修復には多額の費用が必要としました。アメリカはこの艦の380mm砲を取り外し、新たに406mm Mk. 7を搭載し、両用砲の試験として搭載されていた副砲をアップグレードします。
リシュリューは改修後にアメリカ海軍に加わり、1944 年から 1945 年にかけて日本海軍への作戦に参加しました。ここでアメリカ太平洋艦隊の迷彩が塗られ、艦名もリシュリューと区別するために、クレマンソーとなりました。

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