声 - 伊東みやこ
51話初登場。52話から74話にかけてゾロリ一行を案内するために同行している子供のおばけ。語尾に「~っピ」「~っプ」とつく喋り方が口癖で、イシシとノシシの弟子である。当初は名前が無く、クレジットでも「チビお化け」と呼称されていた。「プッペ」という名前はゾロリが名付け親で、由来は、イシシとノシシが「プップッ」「ペッペッ」と言いながら、スイカの種を吐き出したことから。
とても臆病で、ゾロリ達に自分の本当の姿が見えないために、普段はお化けの森にある土偶に憑依している。ゾロリ達の勇気ある行動に感銘を受けており憧れている。土偶の身体は重たい上に中身はからっぽで、ゾロリたちも持ち上げるのには苦労していたが、プッペ自身は普通に持ち上げていることがある。カメダイヤの章では水底に沈んだ土偶の身体の中の泥を出したりとなにかと不便な身体だが、機転を利かせることも多々あった。後に正体を晒したがゾロリ達は「どんな姿でもプッペはプッペだ」と言って、仲間として慰めた。その後おばけの森も取り戻し、ゾロリと別れることになり、笑顔で別れるつもりだったがこれまでの旅してきたことによりこらえきれず、涙を流しゾロリが去ったあとは大声で泣いていた。ゾロリたちもプッペとの別れをとても惜しんでいた。
後の85話、86話で再会し、おばけの森の池と砂漠の岩をゾロリのメカにより水脈がつながってしまい、水をまとって登場した。土偶が盗まれてしまい取り返したあとはタタンカの村の像に乗り移るも村人の扇動に失敗してしまい、ゾロリが村人をごまかそうとするが自ら正体を明かして説得させ、ココをイノール達から助ける際は再びタタンカの村の像に乗り移り離陸させて追いかけた。
更に92話でも再会し、おばけの森の池と幽霊城の建っている辺りの井戸とをまたしてもゾロリのメカで水脈をつなげられ、土偶無しで出てきた。レイナ姫のばあやにゾロリを悪く言って諦めさせようとして、いいように解釈され丸め込まれて結婚式の司会に。そこに気を利かしてレイナ姫から事情を訊いて来たゾロリーヌがやってきて、彼女に王子の墓まで案内され、王子を呼び起こして結婚式に戻ってくると、ゾロリ達に王子を紹介し、城が成仏すると寝ぼけているイシシとノシシに気づかれぬ間に井戸に飛び込み帰って行った。