用語集

Last-modified: 2012-03-10 (土) 22:15:23
  • アスキー……2000までのツクールシリーズの開発元。2003からは開発はエンターブレインに移行。
  • 海老……株式会社エンターブレイン(Enterbrain)。
    • ツクール開発元、エンターブレインの略称。eb!のロゴマークが『海老』と読めなくもないのでそう呼ばれる。
  • 2k、2000……RPGツクール2000。
    • 2000年4月発売。古参に人気が高い。Windows版としては初めて変数が導入され、某サンプルゲーム作者は『痒いところに手が届く』と評している。
    • 安い。VALUE版が5000円くらい。めんどいオンライン認証も無い。
    • 動作も軽い。ゲームデータの容量も少なくできる。
    • ピクチャの枚数制限(50枚)、歩行グラの大きさが限られている、解像度が低い……などの問題のせいか、ニコニコではあまり使われない。2ch界隈ではVIPでよく使われる。
    • 2003年6月にバグ修正や機能追加をしたVALUE版が発売された。
    • 動作・容量の軽さ、素材の多さ・作りやすさ、講座の多さ、名作の多さなどを考慮すると、やはり一番使いやすいツクールか(VXは下記のネット認証が致命的な問題)
  • 2003……RPGツクール2003。
    • 2002年12月発売。発売当初はあまりのバグの多さに多くのツクラーが悶絶したが、修正パッチのリリースにより現在はまともに使えるようになっている。2000強化版のためあらゆる機能が強化されているが、2kシステムデザインを担当した尾島陽児氏が開発に携わっていないためか、無理矢理ねじ込んだ感が強い。テンキーが使えたりするのは地味に便利? あとマップチップが綺麗。
    • デフォ戦のテンポが悪いのが難点。上記の追加機能により、戦闘の無いゲームや自作戦闘を組むなら2000より向いているかもしれない。ゆめにっきとかも2003製。
    • RTPの顔グラや某アンデッドの名前など、突っ込みどころが満載。
    • 2007年頃に絶版した。
  • XP……RPGツクールXP。
    • 2004年7月発売。RGSSを搭載し自由度が一気に向上した。また解像度が4倍に、色数が24bitになったため某所では絵描き御用達ツクールと評された。
    • 発売時、ツクール制作支援ソフトを開発していたGaz氏がツクールから離れるなど、有名ツクラーのツクール離れが目立った。
    • 自作絵・自作ドットにこだわるならXPが一番?
    • 2kと違い、要求スペックが高いので少し重い。ロースペックのパソコンではあまりサクサク動かないことも。
    • VXと同じくオンライン認証があるが、こちらは最初の一回だけで済むので、途中でPCを改造しても問題なく動作する。
  • VX……RPGツクールVX。
    • 2007年12月発売。RGSS2を搭載。YouTube板ツクスレでは利用者が最も多いと思われる。
    • 544x416という中途半端な解像度、戦闘背景廃止、地形ID廃止、複数のマップチップが使えない(単一のマップチップで全マップを作らないといけない)、上レイヤのタイルを修正するとその下のレイヤのタイルまで消えてしまう、マニュアルが不親切……などといった問題点が多くある。スクリプトで結構何とかなるとはいえ、2kから劣化した部分が多い。
    • オンライン認証は定期的に(毎月)必要。少しでもPC構成が異なるとソフトが起動しなくなる狂気の沙汰。つまりメモリやハードを増やしたら終了。再度起動させるには、ハガキで申し込む必要がある。これは ひどい。値段分価値があるかどうかは十分考えましょう。
    • RTP素材の質や量にやや難点あり。ゲームによっては動作がすごく重い。
    • 総合的な使いやすさでは2k、解像度やカスタマイズ度ではXP。なので最終的には中途半端なツールかもしれない。VXは初心者でもそれなり扱いやすいが、最終的には乗り換えるべき?
    • 1.5頭身なのに微妙に可愛くないRTPキャラチップは、好みが分かれるところである。
    • エンターブレインいわく“やさしさ” 搭載の最新作! らしい。ロースペックのPCを使っている作者やプレイヤーにはやさしくない。
  • エターナる……事情により動画投稿者がツクール作品の制作を停止すること。
    ニコ動には数多くのツクール動画が投稿されているが、様々な事情で次回作更新が途絶えたり、
    動画そのものを削除する投稿者が多く、最後まで完成させた作品は非常に少ない。
    例)制作時間がとれないほど忙しい、飽きた、人気でなくてモチベがあがらない等。
    なお既に完成されているツクール作品には
    大体『ニコニコツクールゲーラストリンク』タグが貼られている。
  • 版権ゲー……主に版権を使用したツクールゲーム。
    ジャンルに関しては様々だがニコ動では大体以下のようなものが多い。
    以前はツクール2000で作られた動画が多いが近年はツクールVXを使ったものが多い。
    • ニコニコオールスター系
      ニコニコ動画で有名になったキャラ全般を扱うジャンルで、
      幅広く原作やキャラの知識が求められるため、
      おそらく一番労力と時間を使うジャンルであるといえる。
      例)ニコニコRPG、ニコニコワールド、東方混沌伝
    • 東方系
      東方projectのキャラを中心に扱ったジャンル。
      ニコ動ではもっとも数の多いゲームの1つである。
      素材も豊富に揃っており、作りやすい。
      例)東方星母録、東方狂月洸
      他作品とクロスオーバーさせたものも多く、もっとも有名なものとして
      ブロントさんと東方がコラボした東方有頂天系が存在する。
      代表作品は東方陰陽鉄。
    • らき☆すた系
      アニメ『らき☆すた』に出てくるキャラが主役のゲーム。
      東方と同じくらい数が多い。
      ゲームにもよるが他作品とクロスオーバーさせて異世界へ旅立たせるようなストーリーが多い。
      例)Lucky Star Universe Destiny、らき☆すた~日本最後の日~、テイルズ オブ ラッキースター
    • ヘタリア系
      アニメ『ヘタリア』に出てくるキャラが主役のゲーム。
      例)【ヘタリア】RPG作ってみた~ヘタクエ~、【ヘタリア】ヘタスト体験版・前編【RPG】
    • ローゼンメイデン系
      アニメ『ローゼンメイデン』に出てくるキャラが主役のゲーム。
      らき☆すたと同じくなんらかの作品とクロスオーバーさせているストーリーが多い。
      例)ROZEN戦記、ローズテイル
    • 遊戯王系
      アニメ『遊戯王』に出てくるキャラが主役のゲーム。
      総合的には遊戯王DM組(遊戯や海馬)のストーリーが多い。
      例)DOOMSDAY、遊戯王リベリオン
    • その他
      他に数が多いものをあげると
      ボーガロイド、アイドルマスター、魔法少女まどか☆マギカを中心にしたものが
      何作品か存在する。
  • 完全オリジナルゲー……版権を使用しないゲーム。
    • 完全オリジナルのため最も作者のセンスが要求されるジャンルである。
      妹が作ったRPGシリーズやチートマスター、青鬼、
      うんこが漏れないように我慢しながらトイレへ向かうゲーム等が有名。