概要
みぎわは、本双海~麻野黒を結んでいた夜行普通列車。普通列車を銘打っているが、一部駅を通過する。特に性能的に速度が出せず、他列車のダイヤの妨げとならないよう、双鉄線内は特別快速と同等の停車駅設定となっていた。
くろ鉄線沿線の海へ釣りに出かける人を主たるターゲットとしたいわゆる太公望列車であり、普通列車ながらグリーン車を1両連結していた。車両はCTSくろしお鉄道のキハ58系を使用するが、気動車だけに編成は固定されておらず、組成される編成の中に複数の色の車両が混ざりこむこともしばしば起こる。多客期・閑散期のシーズンに合わせ両数が増減するが、基本は6両編成で運転していた。
2019/08/02発便を以って廃止された。後継列車として翌日からなぎさが本双海~碩田間で運転を開始している。そのため、麻野黒乗り入れは廃止となったが、代替措置として連絡バスの運行が始まっている。使用されていたキハ58系は2両を除き全車廃車、解体となった。解体を免れた2両は麻野黒市営球場で静態保存されている。