概要
くにさきは八洲旅客鉄道の大倉駅からCTSくろしお鉄道国崎線を経由して八洲旅客鉄道の碩田駅までを結ぶ特急列車である。使用車両はキハ185系。編成に半室グリーン車を連結しているのが特徴である。この車両は本双海~碩田間を走る普通列車なぎさ号の運用と一体化されており、なぎさ号として碩田に到着した列車をそのまま上り始発のくにさき号として運用し、下り最終のくにさき号は碩田到着後に本双海行きのなぎさ号となる。
国崎線は非自動閉塞運転(票券閉塞)を実施しているため、通過駅においては停車せずにタブレット(通票)のやり取りを行う。全国的にも少なくなった優等列車の通票通過授受だが、CTSくろしお鉄道はこの閉塞方式は多くの係員を要し、利用者が僅少の駅でも人員を配置しなければならないこと、もともと八洲旅客鉄道の路線を引き継いだため慢性的に赤字が続いていることなどを理由に、保安方式を特殊自動閉塞式に変更することを検討している。
列車編成
編成は以下の通り。